テクニカル解説集

MACD

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MACDとは

MACDは日本語で「移動平均線収束・拡散法」と呼ばれ、短期と長期の移動平均線の差となります。移動平均は単純移動平均(SMA)ではなく指数移動平均(EMA)を使います。

◆MACD = 短期移動平均線 - 長期移動平均線

この差が大きいと相場に勢いがあると判断することができ、上昇・下降トレンドの強弱を見極めることがきます。
また、MACDの移動平均であるシグナルとのクロスで売買ポイントを判断することができます。
更に、MACDとシグナルの差となるMACDヒストグラムでも売買ポイントを判断することができます。

MACDの見方

MACDがプラス圏で上昇しているときは、短期移動平均線が長期移動平均線の上にあり、その差が拡大している状態となり、上昇トレンドが強くなっていると判断できます。チャートでは①で緑線が表している局面です。
逆に、MACDがマイナス圏で下降しているときは、短期移動平均線が長期移動平均線の下にあり、その差が拡大している状態となり下降トレンドが強くなっていると判断できます。チャートでは②で緑の線が表している局面です。

MACDとシグナルのクロスは売買シグナルとなり、③のようにMACD(緑線)がシグナル(白線)を下から上に突き抜けたときがゴールデンクロスで買いシグナルとなります。
逆に④のようにMACD(緑線)がシグナル(白線)を上から下に突き抜けたときがデッドルデンクロスで売りシグナルとなります。

MACDヒストグラムは0を挟んで、マイナス圏からプラス圏に転換したときが買いシグナルです。チャートでは白いバーがMACDヒストグラムで、MACDとシグナルのゴールデンクロスが形成されている③の局面においてMACDヒストグラムの転換も確認でき、買いシグナルが発生していることがわかります。
逆に、④で白いバーが示す転換局面が売りシグナルとなります。

まとめ
MACDは値動きに敏感に反応します。その為、トレンド形成の早い段階で売買をすることができます。その反面、⑤の局面のようにダマシが多くなりやすい為、強いトレンド形成には強いですが、トレンドがないレンジ相場では非常に使いづらい指標となります。

こんな使い方もあります

例えば、為替レートが下げ続けているときにMACDにおいてはマイナス圏内で短期移動平均線と長期移動平均線の差が縮小している場合、両者にトレンドラインを引くと為替レートでは右肩下がり、MACDでは右肩上がりになります。このかたちをコンバージェンス(乖離)といい現在の下降トレンドが終了し、上昇トレンドへの転換の兆しがあると判断できます。実際にこの例でも、買いシグナル発生の予兆があり、その後上昇トレンドに転換しました。
また、この上昇後の下降トレンドへの転換前は逆の現象が起きています。この場合はダイバージェンスといいが現在の上昇トレンドが終了し、下降トレンドへの転換の兆しがあることを示唆しています。

ダマシを最小限にするために

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ダマシを少なくするための方法として、複数の期間のMACDを参考にするという方法があります。 チャート上で逐次MACDの期間を変えて確認しても良いのですが、それが面倒だと感じる方におすすめなのが「MACDバー」です。 このツールは最大3つの期間のMACDのクロスシグナルを2つの色で表示しますので、一目で相場状況を把握することができます。 さらにアイネット証券のMACDバーなら設定のカスタマイズも自由自在。 バーの本数や色はもちろん、色の転換の基準となる移動平均線の種類や期間も簡単に設定することができます。

MACDをもっと知りたい方におすすめ

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