テクニカル解説集

ピッチフォーク

GMMAやペンタゴンチャートなど著名アナリスト監修ツールは本番口座でご利用いただけます。
著名アナリスト監修の関連書籍はこちら

ピッチフォークとは

ピッチフォークとは、アラン・アンドリュース(Alan Andrews)によって開発された描画ツールで、世界中のディーラーやトレーダーが愛用しています。平行に並んだ3本線でトレンドチャネルを表し、中央に引かれるラインは他の2本から等間隔の真ん中に引かれます。値動きの方向に対して、中央ライン付近に損益分岐点が推移していると仮定し、外側に引かれるラインはサポートやレジスタンスと考えます。ピッチフォーク内で値動きが継続している間はトレンドが維持されていると見なし、チャネルのブレイクは反転の示唆と考えます。

ピッチフォークはサポートやレジスタンスを教えてくれます。上昇トレンドでは、下方ラインがトレンド全体のサポートと見なされ、上方ラインはレジスタンスと見なされます。中央ラインはトレンドの強さを表します。上昇トレンドが継続している間、値動きは基本的に中央ラインに沿って推移します。値動きが中央ラインに到達できない場合、値動きが弱まってきており将来の反落を示唆していると判断できます。
右にある写真はピッチフォークの名前の由来でもある、長い柄と、長くて広がった歯を持ったヨーロッパ起源の農具です。

ピッチフォークの引き方

ピッチフォークを描画する際にまず行うことは、チャート上から起点となる3つのポイントを選択することです。基本的には高値や安値から3点を選びます。はじめはWトップやWボトムを起点として引いてみるとコツが掴みやすいと思います。

最初に選ぶのは、中央ラインの起点となるポイント1です。
例えば、上昇トレンドに上向きのピッチフォークを引く場合、次に選択するポイント2はポイント1より後に付けた高値を選びます、ポイント3にはさらにその後に付けた安値を選びます。
3つのポイントを選ぶことにより、ピッチフォークの幅と角度が決まります。ポイント2とポイント3の距離はそのままピッチフォークの幅となります。ピッチフォークの角度を決めるのは中央ラインです。最初に選ぶ「ポイント1」と、「ポイント2及びポイント3の中間地点」の2点を通る直線が中央ラインとなり、外側の2本のラインはポイント2及びポイント3から中央ラインに平行な角度で引かれます。


3つのポイントは高値や安値から選ばれるのが理想的ですが、あまりにも急角度に引いたピッチフォークは簡単にブレイクされてしまうことが多く、反対に角度の無いピッチフォークではトレンドを捉えることが難しくなってしまいます。
そこで、ポイント2及びポイント3を決定した後、ポイント1の調整をした方がよい場合があります。中央ラインがサポートやレジスタンスとして機能しているか確認しながら、ポイント2以前の高値安値から適切なポイントを探します。
重要なのは、ピッチフォークが長期間の値動きをカバーすることです。ラインの途中、行き過ぎた値動きと判断できる程度のブレイクは無視しても結構です。

トリガーラインを併用した分析方法

ピッチフォークには、トリガーラインを併用した分析方法もあります。トリガーラインとはポイント1からポイント3へ引かれるトレンドラインです。下向きのトリガーラインがブレイクされると買いシグナル、上向きののトリガーラインがブレイクされると売りシグナルという考え方もありますが、ピッチフォークのブレイクよりも発生が遅くなることに注意が必要です。

ピッチフォークを上手に引く方法

残念ながらポイントの選び方に確固たるルールはありませんので、トレンドラインと同様に、最適な場所にピッチフォークを引くにはセンスや経験が必要だといえるでしょう。実際にチャート上にピッチフォークを描画し、描いたラインが値動きに対して機能しているか検証して経験を積むことが大切です。

GMMAやペンタゴンチャートなど著名アナリスト監修ツールは本番口座でご利用いただけます。
著名アナリスト監修の関連書籍はこちら

FXの基礎知識のトップに戻る

ページトップへ