テクニカル解説集

Williams %R

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Williams %Rとは

%Rオシレーター(別名、Williams %R、ウィリアムズ%R)は1966年にLarry Williamsにより開発されたテクニカルで、買われすぎ、売られすぎの水準を判断するために利用されます。当日の価格が値動きの中のどこに位置するかを表しており、当日の高値に近い程数値が小さくなり、逆に安値に近づくほど数値は高くなります。

POINT
%Rオシレーターはストキャスティクスの%Kの部分の最安値を最高値に置き換えることで算出されます。計算式は以下の通りです。
%Rオシレーター =
(当日終値 - N日間の最高値) ÷ (N日間の最高値 - N日間の最安値)× 100
※設定する期間Nは10日とすることが多いようです。

Williams %Rの見方

単純に0~-20%の間で買われすぎ、-80%~-100%の間で売られすぎと判断することが多いようです。さらに厳密な判断をするために-10%、-90%まで基準をずらすこともあるようです。その他にも、0%もしくは-100%に達してから5日(期間を10日と設定した場合)経った後に-95%(-85%)や-5%(-15%)に推移すると売られすぎ、買われすぎと判断することもあるようです。

POINT
%Rオシレーターは0%や-100%の水準に張り付いて推移する(ガーベージトップ、ガーベージボトム)ことがしばしば発生します。これにより、騙しととられることも多いようですが、逆にこの一定のレンジで推移する状況を抜け出した時点で売買サインとしてみることもできます。また、%Rオシレーターは逆張りの指標ですので、順張りの指標などを併用することで弱点を補うことも大切です。

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