篠原レシオ
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篠原レシオとは
篠原レシオとは、名の通り篠原氏が開発した指標です。氏曰く「価格の動く要因は、強弱エネルギーと強弱人気の変化の累積によるものである。強弱エネルギーと人気のレシオを作ることで、希望的観測の境地から脱却し、客観的に相場についていく余裕を作ってくれる」と述べています。篠原レシオは、「AR(強弱エネルギー)」「BR(強弱人気)」「CR(AR、BRを補足する)」という3つのレシオを使用します。
篠原レシオの見方
計算に使用するのは、前日 終値、前日 高値、前日 安値 の3つのデータだけです。計算の途中で、序盤で算出したピボットポイント(PP)やS1、R1を使った計算が出てくるため、ややこしく感じるかもしれませんが、計算自体は単純ですので順番に説明いたします。
- AR
強弱エネルギーの比率が「1:1」のときに数値が100%となります。このときはどちらにも方向性がない状態です。このことから100%より上に位置した場合「エネルギーの発散期間」下に位置した場合「エネルギーの蓄積期間」と見ます。元々は、篠原氏が株式市場で勝つために考案した指標なので「いかに良いポイントで買うか」がコンセプトです。
その為、蓄積期間に注目します。例としては、70%、40%付近で反転上昇することが多いことから、「ARが70%以下をつけているときは、安値圏からの反転上昇」「押し目買い形成の場面では70%付近が反転の目安」「40%台をつけているときは底値形成中」と考えます。 - BR
ARだけでは不十分なためBRを併用していきます。これは人気を計る指標ですから100%を均衡した状態と見たときに、200%以上の水準はそろそろ人気が衰退するであろうと予測を立てることもできます。氏としては、原則として300%以上の高い時期は、あまり長続きしない、と述べてもいます。 - CR
基本となる見方は、「CRが4本のベルトよりも下に位置するときは、買いサイン」「4本のベルトよりも上に位置するときは売りサイン」と考えています。
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