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2020/11/25
資産運用全般

【AUD/USD】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】

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いつもありがとうございます。

投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!

本記事では外貨ペア「AUD/USD」つまりオーストラリアとアメリカの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のAUD/USD以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

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AUD/USDの特徴分析①人口

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2020年)を確認しましょう。オーストラリアとアメリカの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?

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グラフ下部で微増しているのがオーストラリア、グラフ上部で大きく数を伸ばしているのがアメリカの人口です(2020年時点でオーストラリアが2,597万人、アメリカ が3.3億人)。

少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年のアメリカの合計特殊出生率は1.76。これは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を下回っていることから、アメリカの顕著な人口増加は移民の流入による影響が大きいと考えられますね。

上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!



AUD/USDの特徴分析②経済成長率

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2013年以降は両国の成長率に大きな差はありません(2018年以降の数値はIMFの予測)。

「10年間で人口が約2,000万人も増加しているアメリカの経済成長率はオーストラリアのそれを大きく上回っているのでは?」と予想していたため、両国の経済成長率の推移はなおころにとってかなり意外な結果でした。

一方で、2020年11月時点における新型コロナウイルスの新規感染者数(日)を確認してみると、両国の差は歴然。11月19日の新規感染者数はアメリカが18万人以上、オーストラリアはわずか7人です。

両国ともに2020年のGDPはマイナス成長が予想されますが、その立て直しはオーストラリアの方が速いかもしれませんね。



AUD/USDの特徴分析③政策金利

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

新型コロナウイルスの影響も相まってオーストラリアは急速に利下げが進行。2011年には4.75%もあった政策金利が2020年にはわずか0.25%となりました。

一方のアメリカは2016年から徐々に利上げを実行。あくまで結果論ではありますが、利下げ余地を残した上で百年に一度のウイルスを迎えることが出来ており、アメリカの金融政策が上手く機能しているように感じられますね。

ここで、上記のGDP成長率の推移を思い返してみましょう。ここまでの情報を加味すると「オーストラリアは断続的に利下げを、アメリカは利上げを実行した上で経済成長率が拮抗していた」ことが分かりますね。

長期的に考えればUSD(アメリカドル)が一方的に強くなっていきそうな展開でしたが、ここにきて両国の政策金利の差はほとんど無くなり、アメリカ国内では新規感染者数が毎日のように増加中です。一方で新型コロナの新規感染者数が極めて少ないオーストラリア。早期の経済復興と豪ドル高に期待してしまいますね。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓

関連:【+68,777円】なおころがループイフダンで1年間運用した実績を公開!注意したポイントは?



AUD/USDの特徴分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【AUD/USD】の通貨発行国となるオーストラリアとアメリカ合衆国の経済状況を3点に絞って解説しました。

 

オーストラリア(AUD)

アメリカ(USD)

人口(2020年)

2,597万人

3.3億人

経済成長率(10年平均)

2.5%

2.2%

政策金利(2020年10月)

0.25%

0.25%

 

新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく異なる両国、投資前には感染拡大状況を再確認しておくのがおすすめです。

関連:オーストラリアのコロナウイルス感染者数推移
関連:スイスのコロナウイルス感染者数推移

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!

 

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【参考文献】

 

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくとすばやく返信可能です!)。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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