投資先としてのユーロ(EUR)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】
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「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」
「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」
「誰か簡単に教えてくれ…!」
そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!
本記事では、世界4大通貨のひとつ「ポンド」を自国通貨に持つイギリスの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。
※本記事のユーロ圏以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?
その他の国家分析
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ユーロ圏の人口は3億4,200万人
まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。基軸通貨「ユーロ」は19のEU加盟国に採用されています。それらの国々の人口を足し合わせた場合、どれくらいの数字になるかイメージは湧きますか?
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グラフ下部で微減を続けている赤線が日本、対照的に右肩上がりを示している青線がユーロ圏の人口です(2019年時点の人口総数は日本1億2,600万人に対してユーロ圏 は3億4,200万人)。ユーロ圏の人口は、実に日本の2.7倍。ユーロ圏の人口は、なおころの個人的な予想よりもはるかに多かったです。
ユーロ圏の人口増加を支えるのは積極的な移民の受け入れ。各国の国民との軋轢が発生しやすいなど、高いレベルでの政治的な舵取りが必要とされる政策ですが労働力の確保は十分。将来的なGDP増加に貢献することが期待されますね。
人口では対照的な動きを続けている日本とユーロ圏、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で比較してみましょう!
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ユーロ圏の経済成長率(実質GDP)は約1.36%
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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2014年以降はユーロ圏の成長率が日本を上回っていることが分かりました。2010年から2019年における年平均成長率(単純平均)はユーロ圏が1.36%、日本が1.34%です。
とは言え2020年は新型コロナウイルスの影響でユーロ圏のGDPが大幅に下落。1〜3月期は年率換算で過去最悪のマイナス14.4%を記録しました。
コロナウイルスの収束がまだまだ期待できない昨今では2〜3年のマイナス成長は避けられないでしょう。今後はどの国がいち早く経済を立て直せるかがFX取引のひとつの重要ポイントとなりそうです。
ユーロ圏の2019年の政策金利は0.00%
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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。
0%前後で低迷する赤線が日本、そして2014年以降は同じく0%付近で横ばいが続く青線がユーロの政策金利です(2020年7月時点でもユーロの政策金利は0.0%)。
日本円との金利差がほぼ存在しないため、スワップポイントを狙う投資は旨味が少ないことが分かりますね。一方でキャピタルゲイン(為替差益)を狙うとなると、世界第2位の取引量を誇る「ユーロ」と安全資産「円」では資金の流れを読むのが難しい印象です。
ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。別記事の運用成績も併せてご覧ください↓
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投資先としてのユーロ圏(ユーロ)分析 | まとめ
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本記事ではループイフダンで投資できるユーロ圏(ユーロ)の投資材料を3点に絞って解説しました。
- 人口は3億4,200万人
- 経済成長率は約1.36%
- 2020年7月時点の政策金利は0.00%
2019年9月以降、ユーロの政策金利は0%から変更されていませんが、投資前には最新の政策金利を欧州中央銀行の公式サイトでチェックしておくのがおすすめです。
次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!
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【参考文献】
- World Economic Outlook Database, October 2019, International Monetary Fund(IMF)
- 欧州中央銀行 政策金利データ
- 日本銀行 主要時系列統計データ表
- 日本経済新聞 ユーロ圏GDP、過去最悪の年率14.4%減 1〜3月
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