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2020/05/29
資産運用全般

投資先としてのニュージーランド(NZドル)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】

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投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!

本記事では、かつての高金利通貨国ニュージーランドの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のニュージーランド以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

その他の国家分析

関連:【コロナ禍でもほったらかし投資で+5万円】ループイフダンで42週間運用した結果





ニュージーランドの人口は503万人

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まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。グラフ上で微減を続けている赤線が日本、反対にほぼ横ばいながら微増している青線がニュージーランドの人口です(2019年時点の人口総数は日本1億2千万人に対してニュージーランド は503万人)。

2017年頃から移民の受入体制が厳しくなりつつあるニュージーランドですが、人口の伸び幅に大きな変化は見受けられません。このまま純増が続くかどうか、翌年のデータも気になるところです。

人口総数では25倍の差がある両国、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で確認してみましょう!



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ニュージーランドの経済成長率(実質GDP)は約2.8%

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、ニュージーランドが日本を大きく上回っていることが分かりました。2010年から2019年における年平均成長率(単純平均)はニュージーランドが2.8%、日本が1.3%です。

第一次産業に注力した農業国でありながらニュージーランドの高成長には目を見張るものがありますね。

ただ、前述した移民受入の抑制による人手不足が深刻化しています。農林水産業は基本的には労働集約型ビジネスであり、GDP成長率への影響も決して小さくないでしょう。投資前には移民動向をチェックしておくのがおすすめです。



ニュージーランドの2019年の政策金利は1.0%

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

0%前後で低迷する日本とは異なり、ニュージーランドの政策金利はダウントレンドが止まりません。かつて2008年には8%以上をマークしていた政策金利も2019年時点で1.0%、足元の2020年5月には0.25%まで下落が進みました(0.25%で12ヶ月継続予定)。

新型コロナウイルスで停滞した経済へのカンフル剤として効果が期待されますが、NZドルでスワップ利益を目論んでいた投資家にとっては苦しい展開でしょう。

ニュージーランドを含め各国が大幅な利下げを敢行する昨今、「スワップ投資」の大きな転換点が訪れているように感じます。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円を運用中。スワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。別記事の運用成績も併せてご覧ください↓

関連:【コロナ禍でもほったらかし投資で+5万円】ループイフダンで42週間運用した結果



投資先としてのニュージーランド(NZドル)分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できるニュージーランド(NZドル)の投資材料を3点に絞って解説しました。

  • 人口は503万人
  • 経済成長率は約2.8%
  • 2020年5月時点の政策金利は0.25%

急激に利下げが進んだNZドルへの投資はスワップよりも為替差益を狙う方が得策でしょう。最新の政策金利はニュージーランド中央銀行公式サイトで確認可能。投資前に一度チェックしておくのがおすすめです。

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!

関連:【2020年】ほったらかし投資おすすめ5選



【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくと返信が早い傾向にあります)。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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