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2020/05/27
資産運用全般

投資先としてのスイス(フラン)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】

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いつもありがとうございます。

投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

 

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

 

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!

 

本記事ではマイナス金利政策を導入して久しいスイスの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

 

※本記事のスイス以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

 

その他の国家分析

 

関連:【コロナ禍でもほったらかし投資で+5万円】ループイフダンで42週間運用した結果





スイスの人口は854万人

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まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。グラフ上で微減を続けている赤線が日本、反対に微増している青線がスイスの人口です(2019年時点の人口総数は日本1億2千万人に対してスイス は854万人)。

 

スイスは4つの公用語が混在する多言語国家だけに、総人口のボラティリティが大きい国かと思いきや、予想に反して堅調に推移しているのが印象的でした。

 

人口総数では10倍以上の差がある両国、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で確認してみましょう!



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スイスの経済成長率(実質GDP)は約1.8%

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、全体的にスイスが日本をやや上回っていることがわかりますね。2010年から2019年における年平均成長率(単純平均)はスイスが1.8%、日本が1.3%です。

総人口では圧倒的に劣るスイスが、日本と同等以上の経済成長率を叩き出している、つまりスイスの1人当たり生産性が日本のそれと比べて非常に高いことが分かりますね。

輸出に力を入れている点や、通貨の性格(安全資産)など、日本とスイスには類似する点が数多く存在します。人口の減少トレンドが避けられない日本国にとって、スイスは経済の成長を維持向上させるための良きロールモデルとなるかもしれません。



スイスの2019年の政策金利は-0.72%

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

0%前後で低迷する日本が低金利の代表格と思われがちですが、スイスフランのマイナス幅はさらに上。2015年からマイナス金利に突入し、その後はマイナス0.75%あたりで推移しています。

また、コロナウイルス禍で大規模な利下げを実施する各国とは異なり、スイスの政策金利には大きな変化はありません。2020年5月時点でもマイナス0.75%をマークしています。

今後もスイスの政策金利は落ち着いた動きが予想されるでしょう。スワップ投資の対象としては、長期間において戦略変更の必要性に迫られる可能性が低く、手間のかからないほったらかし投資との相性がいいですね。



投資先としてのスイス(フラン)分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できるスイス(フラン)の投資材料を3点に絞って解説しました。

  • 人口は854万人
  • 経済成長率は約1.8%
  • 2020年5月時点の政策金利はマイナス0.75%

スワップ投資を始める前にはスイス国立銀行が発表している政策金利の最新値も合わせて確認しておきましょう!

 

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!

 

関連:【2020年】ほったらかし投資おすすめ5選



 

【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくと返信が早い傾向にあります)。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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