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2020/04/29
資産運用全般

投資先としてのトルコ(リラ)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】

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投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!

本記事では高金利で有名なトルコの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のトルコ以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

その他の国家分析
オーストラリア(豪ドル)
アメリカ(米ドル)
メキシコ(ペソ)
カナダ(加ドル)

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トルコの人口は8千300万人

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まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。グラフ上で微減を続けている赤線が日本、徐々に増加している青線がトルコの人口です。

2019年時点の人口総数は日本1億2千万人に対してトルコ は8,300万人。正直な話、ヨーロッパや中東のハブとして地政学的に重要なポジションに位置するものの、まさかトルコの人口が8,000万人を上回っているとは思いませんでした。トルコの人口が日本のそれを上回るのも時間の問題かもしれませんね。

人口の増減では正反対の進捗を見せる両国、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で確認してみましょう!



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トルコの経済成長率(実質GDP)は約5.8%

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人口の推移状況と同様に、経済成長率(実質GDP)もトルコの圧勝かと思いきや、2019年に限っては日本の成長率を下回っています(トルコの成長率は単純平均で年間5.8%成長)。

2019年の低成長は前年のリラ利上げによる影響で、民間投資の動きが鈍かったのが大きな要因です。良くも悪くも政策金利の変動が実体経済へ大きく影響するトルコ。次章ではそんなトルコリラの政策金利の推移を確認してみましょう。



トルコの2019年の政策金利は12.0%

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

0%前後で低迷する日本。一方でトルコの政策金利は安定して4.5%以上をマーク。2018年には大きく利上げを敢行、24%まで上昇しています。

ただ、コロナウイルス感染拡大への対策として2020年4月時点の政策金利は8.75%まで利下げが進みました。2013年には近年での最低値となる4.5%をマークしているため、もう一段階の利下げがあっても何ら不思議ではありません。

日本との金利差が猛烈に小さくなっているため、少なくとも短期的にはスワップ投資の旨味が薄くなるでしょう。為替差益(キャピタルゲイン)を狙うなら問題ありませんが、スワップ狙いならインフレ率も加味すると他の通貨に軍配が上がりそうですね。



投資先としてのトルコ(リラ)分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できるトルコ(リラ)の投資材料を3点に絞って解説しました。

  • 人口は8千300万人
  • 経済成長率は約5.8%
  • 2020年4月時点の政策金利は8.75%

足元では新型肺炎を起因とした経済の停滞によりトルコリラの更なる利下げも十分に予想されます。スワップを狙う場合はトルコ中央銀行が発表している政策金利の最新値をよく確認しておきましょう。

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!

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【参考文献】

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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