投資先としてのイギリス (ポンド)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】
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「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」
「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」
「誰か簡単に教えてくれ…!」
そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!
本記事では、世界4大通貨のひとつ「ポンド」を自国通貨に持つイギリスの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。
※本記事のイギリス以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?
その他の国家分析
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イギリスの人口は6,600万人
まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。
イギリスの人口がどれくらいか、イメージは湧きますか?
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グラフ上で微減を続けている赤線が日本、反対に微増している青線がイギリスの人口です(2019年時点の人口総数は日本1億2千万人に対してイギリス は6,600万人)。イギリスの人口は日本の半分ほど、覚えやすいですね。
人口の増加は喜ばしいことですが、国土交通省の調査(令和元年)によれば、東京と同等以上のレベルでロンドンでも人口や大企業の一極集中が進行。住宅価格の高騰やインフラの整備に苦悩している様子です。
上記の様に人口では真逆の方向を進んでいる両国、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で比較してみましょう!
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イギリスの経済成長率(実質GDP)は約1.8%
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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、イギリスが日本をやや上回っていることが分かりました。2010年から2019年における年平均成長率(単純平均)はイギリスが1.8%、日本が1.3%です。
イギリスの主要産業は金融・保険・観光などのサービス業。自動車産業も主要産業のひとつではありますが、多くのメーカーはドイツやインドの傘下であることが特徴的と言えますね。
経済成長率を下支えしているのがEU加盟国からの人材流入。ただ、イギリス国民の就業機会への悪影響を懸念する声も少なくありません。投資前にはイギリスのブレクジット問題の動向もチェックしておきましょう。
イギリスの2019年の政策金利は0.75%
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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。
0%前後で低迷する赤線が日本、0.25〜0.75%で上下に動きのある青線がイギリスの政策金利です。ただ、新型コロナウイルスの影響により2020年6月にはイギリスの政策金利は過去最低となる0.1%まで下落が進みました。
政策金利が日本と同水準になったイギリスポンド。スワップポイントで利益を狙う旨味が薄れつつありますね。世界各国でゼロ金利が進む昨今、少なくとも数年はスワップ投資を主軸とした投資は難しいように感じます。
ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円を運用中。スワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。別記事の運用成績も併せてご覧ください↓
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投資先としてのイギリス(ポンド)分析 | まとめ
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本記事ではループイフダンで投資できるイギリス(ポンド)の投資材料を3点に絞って解説しました。
- 人口は6,600万人
- 経済成長率は約1.8%
- 2020年6月時点の政策金利は0.1%
急激に利下げが進んだポンドへの投資はスワップよりも為替差益を狙う方が得策でしょう。最新の政策金利はイギリス中央銀行公式サイトで確認可能。投資前に一度チェックしておくのがおすすめです。
次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!
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【参考文献】
- World Economic Outlook Database, October 2019, International Monetary Fund(IMF)
- イギリス中央銀行 政策金利データ
- 日本銀行 主要時系列統計データ表
- 各国の主要都市への集中の現状(国土交通省)
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