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2020/06/24
資産運用全般

投資先としての南アフリカ(ランド)を分析!経済成長率や政策金利の推移を分かりやすく解説 【なおころ】

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投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

 

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

 

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を国別に分かりやすくお届けします!

本記事では、高金利で評判の「ランド」を自国通貨に持つ南アフリカの経済状況を分析してみましょう。日本と比較しながら人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事の南アフリカ以外にも諸外国の分析を実施中です。あなたが投資を検討・実践している国の記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

その他の国家分析

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南アフリカの人口は5,882万人

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2010年〜2019年)を確認しましょう。

南アフリカの人口がどれくらいか、イメージは湧きますか?

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グラフ上で微減を続けている赤線が日本、反対に右肩上がりを示している青線が南アフリカの人口です(2019年時点の人口総数は日本1億2千万人に対して南アフリカ は5,882万人)。南アフリカの人口は日本の半分弱、イギリスと比べて800万人ほど少ない規模感です。

南アフリカの人口増加を支えるのは高い合計特殊出生率(ひとりの女性が平均的に産む子供の数)。近年の日本の出生率が1.4、南アフリカは2.4とその差は歴然です(人口の維持には2.07以上の出生率が必要とされる)。

また、国際連合いわく「南アフリカ地域の人口は2050年までに倍増する」とのことで、日本との人口差は今後ますます狭まっていくと予想されますね。

上述した通り、人口では真逆の方向を進んでいる両国、果たして経済成長率はどのように推移しているのでしょうか?さっそく次章で比較してみましょう!



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南アフリカの経済成長率(実質GDP)は約1.7%

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、近年に限定すれば南アフリカと日本の成長率はほぼ同じであることが分かりました。2010年から2019年における年平均成長率(単純平均)は南アフリカが1.7%、日本が1.3%です。

南アフリカGDPの内訳を確認したところ、およそ2割を占める金融・保険・不動産サービスは順調にプラス成長を続けているものの、労働争議やストライキにより運輸業や鉱業でマイナス成長が目立ち始めていました。

一方で、前章で確認した通り、人口の右肩上がりが続いているなど潜在的な労働力は十分。農林水産業や建設業など労働集約型ビジネスを起点とした経済成長に期待したいところです。



南アフリカの2019年の政策金利は6.50%

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

0%前後で低迷する赤線が日本5.0〜7.0%で上下に動きのある青線が南アフリカの政策金利です。ただ、新型コロナウイルスの影響により2020年6月には南アフリカの政策金利は過去最低となる3.75%まで下落が進みました。

2016年時点の7.0%と比べると、ほぼ半減していることが分かりますね。他の通貨と比べれば確かに高金利であることに違いはありませんが、スワップポイントを狙う投資法は時の流れとともに旨味が少なくなっていることは覚えておいて損はありません。スワップ投資の判断材料を探すときには情報の鮮度に十分注意しましょう。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円を運用中。スワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。別記事の運用成績も併せてご覧ください↓

関連:【コロナ禍でもほったらかし投資で+5万円】ループイフダンで42週間運用した結果



投資先としての南アフリカ(ランド)分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できる南アフリカ(ランド)の投資材料を3点に絞って解説しました。

  • 人口は5,882万人
  • 経済成長率は約1.7%
  • 2020年6月時点の政策金利は3.75%

急激に利下げが進みつつある南アフリカランド。投資をする前には最新の政策金利(Repo rate)を南アフリカ中央銀行公式サイトでチェックしておくのがおすすめです。

 

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。将来的には日本を含めた複数国の数字を比較予定、お楽しみに!

関連:【2020年】ほったらかし投資おすすめ5選を解説!No.1商品はどれ?


 

【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくと返信が早い傾向にあります)。

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・スワップポイントは一定ではなく変更される場合がありますのでご注意ください。また、変更により、「受取」から「支払」へ転向する可能性がありますのでご注意ください。

著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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