メキシコペソ11月25日週の値動きと12月2日週の見通し【ループイフダン資産運用】
こんにちわ&こんばんわ。
FX自動売買とメキシコペソのFXブログ管理人のサトウカズオと申します。
投資で稼いだお金で良く言えばセミリタイア、悪く言うと引きこもりの無職をやっています(笑
サトウカズオの大好きな高金利通貨、本記事では特にメキシコペソについて、運用実績を交えながら寄稿していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
先週のメキシコペソ/円は、トランプ・アメリカ次期大統領がメキシコからの全輸入品に25%の関税を課す方針を示したことで急落!
その後持ち直すも、今度は植田日本銀行(BOJ)総裁発言により12月利上げ観測が高まり、再度下落していきました。
結局メキシコペソ/円は前週比21.95銭安の7.3445円で取引を終えています。
現状2022年・2023年に続き、2024年も年初来最強通貨となったメキシコペソ!…でしたが6月の総選挙後の大暴落で一転、主要国通貨では下から数えた方が早い通貨となってしまいました。
ただ落ち着けば再び1位に返り咲くはず!
特に最近は、メキシコだけではなく、アメリカ・日本の状況に左右される展開が続いています。
こんな相場展開なんて読めませんて(-_-;)
そうだ!相場を読まなくても良いループイフダンを利用すれば良いじゃないか!
ループイフダンでメキシコペソを運用していない人は是非この記事を参考にしてみてください。
上記通りサトウは、退職してセミリタイア中であるため定期収入がありません。
そのため、リスクのある投資は出来ないのです。
時間が無い人にも”ほったらかし”で出来る、ギャンブルではない投資としてのFX。
それがループイフダンです。
その良さをお伝えしていければと思います(^^♪
さて、この記事では先週の出来事、そして値がどう動いたのか紹介していければと思っています♪
読んで損は無い、見てためになる記事だと思いますので、最後までご覧ください!
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1.先週の値動きと今週の見通し
先週の値動き
【↑画像をクリックすると拡大します】
先週11月25日週のメキシコペソ/円は、トランプ・アメリカ次期大統領が25日(日本時間26日朝)に、メキシコからの全輸入品に25%の関税を課す方針を示したことで、メキシコ経済の先行き不透明感から大きく下落!
ただその後シェインバウム・メキシコ大統領との米墨電話会談が行われ、「シェインバウム大統領はメキシコを経由してのアメリカへの移民を止めることに同意し、事実上、南国境を閉鎖した」「非常に生産的だった」とコメントを残し、良好な結果に終わったとの思惑から、メキシコペソは対米ドルではほぼ全戻しとなりました。
しかし今度は日本円が、植田日本銀行(BOJ)総裁による会見で「経済データが想定通りに推移していることで追加利上げのタイミングが近づいている」「一段の円安になればリスクが大きい、場合によっては対応が必要になる」との認識を示したことから円は買われる(円高)展開となりました。
結局メキシコペソ/円は前週比21.95銭安の7.3445円で取引を終えています。
今週の見通し
今週12月2日週の見通しですが、2日に11月メキシコ製造業PMI、3日に10月メキシコ失業率の発表が予定されており、メキシコペソの値動きに影響をあたえそうです。
また引き続き外部要因である、米10年物国債利回りやドル/円、株価や原油価格のゆくへに左右される展開となるでしょう。
【先週の値動き】の項に書いた通り、トランプ・アメリカ次期大統領のメキシコへの大幅な関税賦課発言で急落⇒シェインバウム・メキシコ大統領との米墨電話会談で「非常に生産的だった」と発言したことで米ドル/メキシコペソはほぼ全戻しとなった訳ですが、その後シェインバウム大統領はメキシコ側が米国南部国境を閉鎖することに同意したというトランプ次期大統領の発言を明確に否定し、意見の食い違いを露呈しています。
この食い違いはトランプ次期大統領がメキシコに対して関税を含む厳しい姿勢を取る可能性を残す結果となっており、この状態が続くことはメキシコペソの上値を重くする要因となるでしょう。
(カナダのトルドー首相がトランプ次期大統領の自宅マール・ア・ラーゴで会談し、「すばらしい対話だった」「とても生産的だった」と言い合う状況とは違い、不穏な種を残す結果に…)
また日本側では、11月29日に11月全国消費者物価指数(CPI)に先駆けて11月東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表され、生鮮食料品除くコアCPIは前年同月比で2.2%と前回の1.8%・予想の2.1%を上回る内容となりました。
そのため【先週の値動き】の項に書いた植田日本銀行(BOJ)総裁の発言も加えて、年内12月の追加利上げ観測が再燃しています。
メキシコペソ自体は現在ポジティブ材料が少ないため、メキシコペソ/円はアメリカ(利下げ打ち止め観測・トランプトレード)と日本(12月or来年1月利上げ観測)など、ドル/円とドル/ペソ相場に影響されながら上下しそうです。
メキシコ銀行(BOM)は11月会合で、予想通り政策金利を10.50%から0.25%利下げし、10.25%とすることを決定しました。
メキシコのコアインフレは順調に鈍化しており、最近は4.0%を下回っているため利下げ理由としては十分です。
(トランプ政権誕生によるインフレ再加速観測もあり、今後はかなり緩やかな利下げペースになると予想されているが)米連邦準備制度理事会(FRB)も連続で利下げをしていることを考えると、仕方が無いと思います。
一方日本銀行(BOJ)は10月会合で政策金利の据え置きを決定。
「金融資本市場が不安定な状況で利上げすることはない」「現在は緩和的な金融環境を粘り強く続ける我慢の局面だ」と一段の政策変更に慎重な意見があったものの、その後の会見で植田総裁は「金融政策は毎回の会合で判断」「経済・物価見通しが実現していくとすれば、政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と12月の追加利上げの可能性を残す内容となり、9月会合時でのハト派姿勢からは、ややタカ派姿勢と言えそうです。
メキシコ銀行(BOM)と日本銀行(BOJ)では次の行動は、メキシコ銀行は次も利下げ、日本銀行も次は利上げと予想されていますが、実際に金利差は縮小しても(それでも他に比べて金利差は圧倒的に有利と言うこともあり)メキシコペソ/円は底堅い展開が続きそうです。
11月にメキシコ銀行(BOM)は利下げを実施しましたが、それでもメキシコが高金利であることには変わらないことや、実質金利が大幅なプラスである状況に、大きな変化はないと考えられます。
そのため他の通貨ペアに比べて相対的な投資妙味は継続しており、そのことがメキシコペソ/円への下支えとなりそうです。
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ここまで、メキシコペソ/円の先週と今週の値動きを解説しました。サトウカズオはアイネット証券とのタイアップキャンペーンを行っています。
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