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2020/11/18
資産運用全般

【AUD/CHF】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】

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投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!

本記事では外貨ペア「AUD/CHF」つまりオーストラリアとスイス の特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のAUD/CHF以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

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AUD/CHFの特徴分析①人口

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2020年)を確認しましょう。国土面積では100倍以上の差が存在する両国、果たして人口はどれくらい差があるのでしょうか?

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グラフ上部で大きく数を伸ばしている青線がオーストラリア、グラフ下部で微増しているのがスイスの人口です(2020年時点でオーストラリアが2,597万人、スイスが864万人)。

国土面積では186倍以上の差が存在する両国ですが、人口については3倍程度しか違いがありません。スイスの人口密度はオーストラリアと比べて非常に高いことが伺えますね。

上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!?



AUD/CHFの特徴分析②経済成長率

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2018年を除いてオーストラリアの成長率がスイスのそれを上回っていることが分かりました(2018年以降の数値はIMFの予測)。2011年から2020年における年平均成長率(単純平均)はオーストラリアが2.5%、スイスが1.6%です。

また、2020年11月時点における新型コロナウイルスの新規感染者数(日)を確認してみると、両国の差は歴然でした。11月6日の新規感染者数はスイスが10,098人、オーストラリアはわずか12人です。

両国ともに2020年の経済成長率はマイナスが予想されますが、その立て直しはオーストラリアの方が速いかもしれませんね。



AUD/CHFの特徴分析③政策金利

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

新型コロナウイルスの影響も相まってオーストラリアは急速に利下げが進行。2011年には4.75%もあった政策金利が2020年にはわずか0.25%となりました。一方のスイスは2015年にマイナス金利へ突入して以降、ほぼ横ばい状態です。

ここで、上記の経済成長率の差を思い返してみましょう。両国ともに低成長ながらオーストラリアがスイスの成長率を上回っていた背景には断続的な利下げの影響が大きかったのかもしれません。

しかし2020年以降、ほぼ利下げ余地がなくなった両国は金融政策頼りの経済成長は難しいでしょう。AUD/CHFシステムへの投資を検討中の方は、投資前に各国の次の一手(特に景気刺激策)を要チェックです。

また、両国の政策金利の値が徐々に近づいた結果、スワップポイントはほとんど発生しない状況。スワップポイントによる損益は期待せず、システムによる売買取引を狙うのが得策ですね。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓

関連:【+68,777円】なおころがループイフダンで1年間運用した実績を公開!注意したポイントは?



AUD/CHFの特徴分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【AUD/CHF】の通貨発行国となるオーストラリアとスイスの経済状況を3点に絞って解説しました。

 

 

オーストラリア(AUD)

スイス(CHF)

人口(2020年)

2,597万人

864万人

経済成長率(10年平均)

2.5%

1.6%

政策金利(2020年10月)

0.25%

-0.67%

 

新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく異なる両国、投資前には感染拡大状況を再確認しておくのがおすすめです。

関連:オーストラリアのコロナウイルス感染者数推移
関連:スイスのコロナウイルス感染者数推移

次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!

 

関連:【2020年】ほったらかし投資おすすめ5選を解説!No.1商品はどれ?



【参考文献】

 

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくとすばやく返信可能です!)。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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