【GBP/USD】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】
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「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」
「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」
「誰か簡単に教えてくれ…!」
そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!
本記事では外貨ペア「GBP/USD」つまりイギリスとアメリカの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。
※本記事のGBP/USD以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?
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GBP/USDの特徴分析①人口
まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2020年)を確認しましょう。イギリスとアメリカの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?
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グラフ下部で微増しているのがイギリス、グラフ上部で大きく数を伸ばしているのがアメリカの人口です(2020年時点でイギリスが6,725万人、アメリカ が3.3億人)。
少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年におけるイギリスとアメリカの合計特殊出生率はともに1.76。これは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を下回っていることから、両国の(特にアメリカの)人口増加は移民の流入による影響が大きいと考えられますね。
上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!
GBP/USDの特徴分析②経済成長率
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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2017年以降は一貫してアメリカの成長率がイギリスのそれを上回っています(2018年以降の数値はIMFの予測)。
加えて、コロナウイルスの影響も加味したより新しいデータのIMF世界経済見通し(2020年10月) によると、2020年の成長率は、アメリカがマイナス4.3%にとどまる一方でイギリスはマイナス9.8%と予測されています。
2020年においてはアメリカの方が経済を上手く循環させていた、と解釈できるかも知れませんね。
GBP/USDの特徴分析③政策金利
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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。
新型コロナウイルスの影響を背景に、アメリカは急速に利下げを進行。2019年に2.50%を記録していた政策金利が2020年にはわずか0.25%まで落ち込みました(この利下げが経済を下支えしたとも考えられる)。一方のイギリスも下げ幅は少ないとは言え0.10%まで下落。もはや利下げ余地はほとんどありません。
金融政策による景気刺激が難しくなってきた昨今、両国ともにここからは本質的な経済力がより重要性を増してくるでしょう。その意味でも世界有数のIT企業GAFAを有するアメリカ(USD)に分があるかもしれません。
ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓
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GBP/USDの特徴分析 | まとめ
本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【GBP/USD】の通貨発行国となるイギリスとアメリカ合衆国の経済状況を3点に絞って解説しました。
|
イギリス(AUD) |
アメリカ(USD) |
人口(2020年) |
6,725万人 |
3.3億人 |
経済成長率(10年平均) |
1.8% |
2.2% |
政策金利(2020年11月) |
0.10% |
0.25% |
次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!
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【参考文献】
- World Economic Outlook Database, October 2019, International Monetary Fund(IMF)
- イギリス中央銀行公式サイト
- ニューヨーク連邦準備銀行公式サイト
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