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2018/11/20
シストレ活用事例

ループイフダン5すくみのすすめ。多くの通貨ペアを含ませることで1通貨ペアのダメージを減じます。【SSS】

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アイネット証券のループイフダンは使いやすいFXの自動売買システムです。

アイネット証券ではループイフダンというFXの自動売買システムを提供しています。このシステムは自動でFXの売買を行ってくれます。例えば、ループイフダンB100 (USD/JPY) であれば、100銭毎に円でドルを買い、100銭上がったところで、自動で売るシステムとなり、どのような相場の動きがあっても、相場が動いていれば売り買いを繰り返してくれます。売り買いは自動で行われるため、一度システムを動かしてしまえば、淡々と利益を出し続けてくれます。

アイネット証券の提供するループイフダンの使いやすさは何といってもシステムが単純であることと、その取引コストが安いこと、また極めて高いスワップポイントを提供している点にあります。ループイフダンはすでに新規に売買する値幅と決済する値幅が決まっているシステムとなっているので、だれが取引しても同じ結果となるFX取引になります。FX自動売買は各社しのぎを削っており、詳細にシステムや発注条件を設定するFX会社もありますが、アイネット証券の提供するループイフダンは単純に今すでにあるものを選ぶだけです。このため、初心者の方でも難しくないため、最初の一歩が踏み出しやすいと思います。

また、取引コストは最安クラスであり、それにもかかわらずスワップも高い、と最高の状態で始めることが出来ます。

 

「すくみ」の考え方を使って、より安定化させる。

この使いやすいFXの自動売買システムは、固定されているからこそ、固定を利用した様々なアプリケーション=使いこなしがあると思います。その一つが「すくみ」の考え方です。

すくみとは、じゃんけんのようなイメージで、グー、チョキ、パーと一つが勝ち、一つが負け、一つがあいことなる状態を指します。このすくみの状態になるように、ループイフダンを仕掛けることができます。つまり、円でドルを買い、ドルでユーロを買い、ユーロで円を買えば、3つの通貨のペアでの3すくみとなります。この3すくみは、一方的にどれかの通貨が暴落したとしても、他の通貨は価値が上がっていますし、また価値が相対的に同一な通貨ペアもできます。このように、常に利益が生じつつ、常に含み損が生じつつ、常に特に値動きがないような状態をループイフダンで作り出すことができます。

例えば、ループイフダンB100 (USD/JPY) とループイフダンB100(EUR/USD) とループイフダンS100 (EUR/JPY) を三つ仕掛けると、円でドルを買い、ドルでユーロを買い、円でユーロを売る=つまりユーロで円を買うことができ、円で円を買う状態となります。このすくみの考え方を使うと、3角形が大きくいびつになることも少なく、いきすぎると元に戻る力も各国政府から働きますので、より安定化した値動きを楽しめるようになると思います。

 

ループイフダンに新通貨ペアであるAUD/NZDが揃いました。5すくみが出来るようになりました。

このループイフダンはこれまでもドル円やユーロドル、ユーロ円、豪ドル円、豪ドルドルなどのループ系がありました。これまでは4すくみという形で、ドル、円、ユーロ、豪ドルの間で、最大4通貨のすくみを張ることが可能となっていました。

今回11月から、また新しい通貨ペアがループイフダンに登場しています。その一つが、豪ドルNZドルです。豪ドルNZドルはオセアニアの先進国のオーストラリアとニュージーランドの通貨を売り買いするシステムですが、この二つの通貨ペアは値動きの幅が歴史的に小さく、それほど大きな値動きに発展しないのが特徴です。ずっとレンジの中をさまよい続ける印象を持っている通貨ペアであり、この通貨ペアでのループイフダンは最強クラスに年間利益率が上がると推察されます。

ループイフダンは上記のすくみを両方向でかけられます。つまり売り買い両方向に自動売買を仕掛けることができます。これを両建てといいますが、例えばループイフダンB100 (USD/JPY) と同時にループイフダンS100 (USD/JPY) も仕掛けることが可能です。両建ては手数料やスプレッドが2倍となるため経済合理性に欠けるといいますが、ループイフダンは売りでも買いでも利益が出ますし、レンジであること自体をもともと利益の根幹に置いていますので、結局レンジである限りは、両建てで利益を2倍取ったほうが証拠金利益率が上がるのが現状です。

この状態においては、特にこの豪ドルNZドルのペアはレンジを維持している分、極めて証拠金に対する利益率が高く、最強通貨ペアになります。この通貨ペアを含んだすくみが今回完全に成立します。つまり、ドルでユーロを買い、ユーロで円を買い、円で豪ドルを買い、豪ドルでNZドルを買い、NZドルでドルを買うシステムができました。豪ドルとNZドルはどちらも米ドルと円とのペアがありますので、少しアレンジをすることも可能です。また方向を逆にして両建てすることも可能です。

5すくみを仕掛けることで、全体に対する各通貨ペアの影響が小さくなりますので、またしても安定化するように動くと考えられます。この安定感は相当なものであり、豪ドルNZドルペアの安定感からも、4すくみより5すくみのほうが安定しそうな気がします。今回の新通貨ペアを含めた5すくみを動かしてみてリスクリターン比が改善すると思っています。検証した結果を順次追加していく予定です。

 

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著者プロフィール
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。