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2018/08/09
シストレ活用事例

レンジの外側にあるポジションは英雄です。【SSS】

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レンジの外側にあるポジションは英雄です。【SSS】

アイネット証券のループイフダンならば、両建ての進化版の4すくみをかけられます。

FX自動売買は様々な種類が出ていますが、このシストレちゃんねるを運営しているアイネット証券のループイフダンがあります。この方法は、極めて単純で同じ値幅で新規ポジションを建てる注文と決済注文を繰り返す方法です。例えば、ループイフダンB100 (USD/JPY) であれば、100銭ずつ、新規ポジションを仕込み、100銭ずつ決済していく方法となります。この方法はポジションを仕掛けられる数は決まりますが、上下にずっと動き続けるシステムとなっています。このシステムで上下の値動きに安定的に対応するために、両建ての進化版、すくみの考え方を取り入れて運用しています。例えば、ユーロでドルを買い、ドルで豪ドルを買い、豪ドルで円を買い、円でユーロを買う形でユーロを売って、最後ユーロを買う形をとると、両建てのようなすくみの関係を作り出すことが出来ます。ループイフダンであれば、4通貨ペアまですくみの関係で仕掛けられることができますので、この仕掛けの中で値動きに対応し、利益を上げていくことが可能となります。



4すくみは両方向でおこなうことで、含み損が膨らみつつも利益が常に発生するようになります。

4すくみを一方向だけでかけるのではなく、両方向でかけることも可能です。つまり、ユーロ→ドル→豪ドル→円という流れと、ユーロ←ドル←豪ドル←円という流れの2方向のループイフダンを張ることで、すくみの関係でありながら、両建てになっている関係を作り出すことが出来ます。この状態ですと、1通貨ペアのポジションに関しては、ポジション数が大きい方向にだけ証拠金が必要となり、もう片方の方向のポジションには証拠金は不要となりますので、資金効率が2倍になります。また両方向で4すくみをかけていると、すくみの関係で動きは緩衝され、その緩衝された値動きの中でも、確定利益が常におきますので、含み損に対して利益が常に積みあがっている状態になり、結果として含み損の量よりも常に利益が多い状態が続いていることが多いです。この状態を続けることでより安定した運用が可能となります。



ループイフダンシステムでのポジション設定は、常に外側に含み損が多いポジションが出来上がります。

ループイフダンは上下にずっと相場を追い続けるシステムですので、4すくみを張ると常にすくみで設定した通貨ペアの幅の中には、一番外側に含み損が大きくなるポジションが出来上がります。このポジションは最も端に位置するので、高値で買ってしまったポジションであったり、安値で売ってしまったポジションであったりします。これら通貨ペアの最も外側のポジションは、いわゆる「くそポジ」と呼ばれることが多いです。最も外側のポジションは本当によくないポジションなのかは議論の余地があります。特にループイフダンで4すくみを仕掛けている場合においては、このポジションはそれほど悪くないポジションではないかと思っています。



ループイフダン4すくみでの外側のポジションは英雄です。

ループイフダンで設計できる、4すくみはレンジの中であれば常に利益確定が起き、証拠金が足りなくなり破綻することもなく、利益確定を安定的に引き出す最高の「領土」となります。この「領土」内で4すくみをかけたループイフダンが上下に動き続けることで、利益はずっと積みあがっていきます。この利益確定は4すくみを両方向でかけていれば、両方向で起きますので、少しの値動きがあれば、上でも下でも十分に利益を得続けることが可能となります。この「領土」内の値動きは本当に安定的で、心配から解放されます。この領土を規定している国境警備隊、実はよく「くそポジ」と呼ばれる最も外側のポジションの彼らこそ、国境を守る最高の英雄だと思います。彼らの働きがあり、常にその中は利益が得られ続ける楽園になっています。



最も外側のポジションを作らないようにすると、ナンピンにより含み損が拡大する傾向があります。

最も外側のポジションを作らないように、ほかの自動売買システムを推薦する記事などでは、上に上がりすぎたら売って、下に下がりすぎたら買うような、ポジションの平準化する手法である、いわゆる「ナンピン」を採用していることが多いです。私はこの「ナンピン」ほど恐ろしいものはないと思っていますので、できる限り順張り、つまり逆張りにならずナンピンが起きない状況を作りながら、相場についていく手法を好んでいます。ナンピンつまり、相場の方向に逆らって、ポジションを増やしていく状態とは、相場がそのまま一方通行になっている状態ですと、含み損が拡大していきます。ポジション数もどんどん増えるために、含み損の拡大傾向はより早まってしまいます。この状態になると、資金が枯渇し、大きな追証を余儀なくされることが多くなります。



ループイフダンのような順張りシステムで、4すくみをかけ外側のポジションを英雄視しながら領土を広げていく。

ループイフダンのような順張りで相場についていき続ける手法を選択し、順張りで利益確定をしながら追い続ける手法のほうがより安定すると思います。両方向ですくみを張っていると、片方向がナンピンになってしまっている状態ではありますが、すくみの状態ですので、その値動きは緩衝されていますし、また常に利益が発生しながらのナンピンです。安全になると思います。この状態で一番外側のポジションは常に含み損が出ていますが、このポジションがレンジの国境を守る最高の英雄です。この英雄が利益になる日は、国境を外側に広げる日です。外側へ広げていくためには、資金量が必要になりますが、ゆったりとしたペースで、内部でしっかりと利益を上げ、外側に行く日を夢見て英雄を愛でていれば、いざ外側にチャートが出ていったときには英雄は本当の英雄として、利益として戻ってきます。この日を夢見つつ、レンジ内で安定した利益を稼ぐことで最高の4すくみ領土が維持されると思います。



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著者プロフィール
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。