景気動向指数

フリガナ:ケイキドウコウシスウ

景気動向指数は、生産、雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握及び将来予測する為の指標です。
 



景気動向指数には、CI(コンポジット・インデックス)DI(ディフュージョン・インデックス)があります。 

CI(コンポジット・インデックス)
CIは変化の大きさを示す指標となり、基準年を100として現在の景気動向の大きさを判断します。
例えば前回が105で今回が110なら、前回よりも景気拡大が進んでいるいると判断できます。逆に、前回が110で今回が105なら、前回よりも景気拡大のペースが落ち込 んできていると判断できます。

DI(ディフュージョン・インデックス)
DIは景気の変化の方向性を示す指標となり、50%を超えていれば景気が良い、50%を下回っていれば景気が悪いと判断されます。

 

CIとDIには、それぞれ、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3つの種類に分類される29の指数があります。 

先行指数
一致指数に数か月先行することから、景気の動きを予測する目的で利用します。
主に需給の変動に関係し、実質機械受注 新規求人数などがあります。 

一致指数
景気の現状把握に利用します。
主に生産の調整に関係し、営業利益有効求人倍率などがあります。

遅行指数
一致指数に数か月から半年程度遅行することから、事後的な確認に用います。
主に生産能力の調整に関係し、法人税収入消費者物価指数などがあります。

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