テクニカル分析入門
ローソク足のポイント
4本値とローソク足
- 4本値
4本値とは、始値、高値、安値、終値のことをいいます。4本値のうち、どれが重要なのかというと「終値」です。多くのテクニカルは終値をベースに計算しています。 - ローソク足
欧州などでは、バーチャートなどありますがこのローソク足は日本製です。
「陽線」「陰線」と二種類になりますが「陽線」は始値より終値が高かった時の表示です「陰線」は始値より終値が安かった時となります。
このような書き方をすることにより市場の勢いが判断できます。「陽線」で引けた場合は参加者の買い意欲が強く、「陰線」で引けた場合は売り意欲が強い、と見るわけです。
これがローソク足の「実体」です。また足には上下に伸びる線があります。これを「ひげ」と呼びます。その時間帯の高値と安値を意味します。
トレンドを探す
価格は上下を繰り返し流れを形成していきます。ローソク足の集合体がその流れを「絵」として表してくれます。 トレンドの種類は大きく分けると以下の3種類となります。
- 上昇トレンド
- 下降トレンド
- 横ばいトレンド
- ローソク足は、ひと目で4本値が確認でき形をみて相場予測をする方法もあるぐらい便利なものでもあります。冒頭で記載した通り、重要視されるのは終値が多いので様々な時間足で見て癖を探してみるのも面白いと思います。
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