経済指標とFX
経済指標はFXと関係あるの?
経済指標はその結果によって、FXの相場に影響を与えることがあり、取引を行う上で重要な判断材料です。
経済指標の結果によって、即座に相場に反映される場合やトレンドが形成されることがあります。経済指標はその通貨が扱われている地域の景気の状態を表しているためです。
ここでは「経済指標って結局どうFXに関係してくるの?どう参考にすればいいの?」という疑問にお答えします。
何に注目すればいいの?
FXでの取引と経済指標の関係は、ズバリ以下の2点に注目すると理解しやすくなります。
この2つを注目すべき理由としては、重要度の高い経済指標において、予想との乖離が大きいほど、相場に影響がでる傾向があるためです。(時には長期的なトレンドが形成されることもあります。)
重要度と予想については経済・予測カレンダーをぜひ参考にしてください!
以下のように経済指標の「重要度」、「予想」や「結果」を確認することができます。
また、重要経済指標の翌日にはXやFacebookでのポストや公式Instagramのストーリーにて相場の影響が分かりやすいように、チャート図を投稿しているのでぜひフォローしてチェックしてください!
重要な経済指標の予測と結果が乖離した事例
具体的に乖離が生じた事例を見てみましょう。重要な経済指標の代表例として、毎月発表されるアメリカの雇用統計があげられます。
2024年10月4日の「非農業部門雇用者数変化(前月比)」において、予想よりも多い数値が発表された時のチャート図を見てみましょう。(画像はアイネット証券公式X2024年10月7日の投稿画像)
予想の14.0万人に対して結果25.4万人と経済にとって好ましい方向に乖離が生じたために、ドル高円安となる変動が生じていることが分かります。
2024年8月2日における同様の経済指標では、予想よりも少ない数値が発表され、以下のチャート図のように、この時にも相場への影響が如実に表れていました。(画像はアイネット証券公式X2024年8月5日の投稿画像)
予想の17.5万人に対して結果11.4万人と経済にとって好ましくない方向に乖離が生じたために、ドル安円高となる変動が生じていることが分かります。
まとめ
以上のように、経済指標はFXの相場に大きな変動を起こしうるので、しっかりとチェックして資金管理などに注意しておきましょう。
過去の経済指標結果を参考にしたい場合はXやFacebookでの投稿をチェックしてみてください!
