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2022/01/31
シストレ活用事例

ループイフダン5すくみの含み損対策と円安対策を仕掛けます。【SSS】

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ループイフダン5すくみをはり3年が経過し、さらなる改善案を模索しています

このシストレちゃんねるを運営するアイネット証券ではFX自動売買であるループイフダンを主軸にFX事業を展開しています。このループイフダンを利用し、ぐるっとしかけを作る「すくみ」手法で仕掛けを考え続け、はや3年経ちました。すくみ手法とは、FX自動売買であるループイフダンをぐるっと仕掛けることで、ドルでユーロを買い、ユーロで円を買い、円でNZドルを買い、NZドルで豪ドルを買い、豪ドルでドルを買い、結果大きな両建てを仕掛けることです。この手法は、基本的にレンジに強く、トレンドに弱い両建て手法の特性を持ちます。

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この手法は両建てと同じ状態になりますので、上に行き過ぎても、下に行き過ぎても含み損が増える仕組みです。良くも悪くも、両建ての間のレンジの間では含み損が一定以上は増えませんので、その間で利益が出続けますが、両建てですので、外にでると思った以上に含み損が減り続けてしまいます。3年間の結果を下記に示しましたが、安定した確定利益が出ていますが、やはり両建てだからこそ、両端の含み損が多く、オレンジの折れ線グラフの実質損益がなかなか上がってきません。そのため大きく利益が出るには時間がかかってしまう。これが課題でした。

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【↑画像をクリックすると拡大します】

これを解決するために、また円安対策として、下に下がった際に売らない形を取りたいと思います。つまりハーフ&ハーフの形ですね。





ハーフ&ハーフを仕掛けつつ、外貨売り、円買いを少なく持ちたいと思います。先進国通貨の5すくみで持つことで、先進国の価値のある様々な種類のお金を安くなると買う形で安定して持っていくことが可能となります。

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アイネット証券ループイフダン5すくみは仕掛けるのですが、各通貨を上下でしっかりと高くなったら売り、安くなったら買います。これをハーフ&ハーフと名前を付けますが、まあよくあるシステムではあります。

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例えば、円高になり、アイネット証券ループイフダン5すくみのユーロ円が下がっていくとします。その際には外貨が安くなり円貨が高くなりますが、この際に今回は、基本は円を売り、外貨を買うのみとしたいと思います。この上では高くなった外貨を売り、安くなった円を買う、逆に下では高くなった円で、安くなった外貨を買う、これがハーフ&ハーフです。

これまでのアイネット証券ループイフダン5すくみは、常に売り続け、常に買い続ける仕組みを使っていましたが、今回は戻りの利益を大きく取りたいと思いますので、円が高くなった際には、円を買わずに進めたいと思います。この仕組みは例えば、外貨なら下で外貨を買い、上で外貨を売るシステムですが、5つの先進国通貨をどの通貨も安くなったら買うわけですので、結構価値の起き方としては良い考え方と思っています。

ドルも、ユーロも、円も、豪ドルも、NZドルも全て価値がある先進国の通貨ですが、この先進国通貨はなかなかどの通貨も安定しており常に価値の保全もとになります。5すくみや投資の考え方に、安くなる価値を売り、高くなる価値を買うという考え方があります。株より通貨の円が高くなっていくなら、株を円に換えるべきですし、逆に円より株価が高くなるなら、株価を買うべきです。今回各国の中央銀行により大量の資金が供給されていましたが、この状態なら当然株価が上がっていくわけです。

この仕掛けがあると、安値で売らず、高値で買わないため、より安定した利益が見込めますが、トレンドがどんどん続いていくと利益が減る一方ですし、むしろより安値で買い続けますので、含み損が一気に増えるのが難点です。この難点は次のポイントで解決できていると感じています。

5すくみを仕掛けることで、安くなり続けるもの=負けているもの、高くなり続けるもの=勝っているもの、横ばいのもの=利益が上がり続けるものの3つが上手く組み合います。

ループイフダン5すくみは、じゃんけんのようなもので、勝ち、負け、あいこがつねに一定でできます。

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つまり、トレンドが出ている状態とは、勝ち続けるものは大きく上がり、負け続けているものは大きく負け、あいこの通貨ペアは一定のレンジの間でゆっくりとしているということになります。つまり、あいここそが価値の源泉となるわけです。勝ち、負けは同時に襲ってくると、勝っているものはより逆張りで売り続け、負けているものは逆張りでより買い続けますが、あいこのものは常に含み損がほとんど増えずに、利益が出てくるわけです。このあいこの利益こそが本すくみの価値の源泉です。常に一定のあいこはできるわけですので、あいこが出来ればできるほど利益が大きく積みあがるわけです。

この積み上げがあったうえで、更に逆回転=つまり、トレンドがレンジに変化した場合、勝ち続けていた通貨を売り続け、負け続けていた通貨を買い続けていたものが、利益確定に回るため、とても良い利益が出てきます。この利益が取れた時に最大の利益が出ますが、この利益を出す前に、含み損が証拠金を超えてしまうと問題なのですが、その問題が出にくいのがこのすくみ手法による状態です。この状態を上手くとりづつけておけば、大きな利益が出ながら、安定した状態を作り続けることが可能になると見ています。今後もこのアイネット証券ループイフダン新5すくみを仕掛け続け、利益を出し続けたいと思います。



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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。