お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2020/07/20
シストレ活用事例

両建ての外し方。うまく両建てを外せれば、一気に利益になります。先進国通貨ならできます。【SSS】

SSStitle.jpg



両建てを取り入れることでFXが新しい段階に入ります。経済合理性がなくFX会社からはすすめられていませんが。

両建ては基本FX会社からは進められていない方法です。経済合理性がないとのことですが、私はその点はそうなのですが、極めて重要な手段が両建てだと思っています。FXはレンジが7割と言われる通り、長い間、チャートはレンジの状態を続けます。ドル円、豪ドル円、ユーロドルなど先進国通貨であれば、間違いなく、ある程度のレンジの中で利益が出続けます。そのため、レンジをしっかりと抑えることが重要で、上では売り、下では買う両建ては極めて重要な戦略になります。例えばドル円の場合、ここ10年ほどは125円から75円ほどを行ったり来たりしていますが、この間でしっかりと利益を出すには、上では売り、下では買うことでした。売って、買ってを繰り返す、実は両建てをしているわけです。経済合理性がないといいますが、長期で見ると、どちらの値もしっかりと利益となっていることが多いのです。そのため両建ては素晴らしい手段となります。FX会社からはすすめられていませんが、重要な方法だと思います。



どうせ買ったら売るわけで、どうせ売ったら買い戻すわけです。これに気づくと両建ての素晴らしさがわかってきます。

買ったポジションはいつか上がったら売るわけです。結局売るのです。ポジションが0から1になり、1から0になるのなら、最初から-1を0にして、0を-1にするのもありだと思いました。つまり、どの部分からも売って買ってを繰り返すことができますし、その状態で利益が出て売るポジションを持つことができるのです。どうせ買ったら売るわけです。どうせ売ったら買い戻すのです。このことに気づいてからは両建てはいつかは往復して、通る道に先に行き、先に向け買って売る方向と、売って買う方向に、ポジションを仕込んだだけとも言えます。その状態ならば、いつかは利益が出てくるわけですし、同じ場所を何度も何度も通ることがあるわけです。この状態に気づくことでFXの価値は跳ね上がります。両建ての素晴らしさは、いつか通る道を行ったり来たりしているだけと気づいた時に本当に腹落ちすると思います。

 

さてここからは自戒の念を込めて書きますが、半年たって、どの投資で利益が出て、どの投資で利益がでなかったか、確認していきます。結局今年も両建てのすくみが利益をだしましたが、上下に含み損が増えた両建てもあります。

投資はなかなか結果がでにくいものですが、いつかきっと結果が出るようになります。ただ、なぜ結果が出るようになるかというと、結果が出たことを認識しているためです。今年半年何をしたか、その結果がどうなっていったか、をしっかりと見つめることでより一層安定した投資の利益が出始めると思います。アイネット証券のFX自動売買システムであるループイフダンでもループイフダンS100 (USD/JPY) を仕掛けたり、すくみ手法を仕掛けたりと、リスクオフに対応できるシステムを構築しました。特に両建てであるすくみ手法は素晴らしい利益のもととなっています。結局半年たった今かなりの利益を取ることができました。また一方で、トルコリラ円の買いでの投資手法はリスクを取った割には思ったような結果がでず、惨敗となりました。この結果に関しては、きちんと見つめて、次の投資に活かしたいと思います。学んだことは、リラのような高金利通貨を買う場合は、やはり下落リスクがあり、そのリスクをきちんと評価できていないことが負けの原因でした。インフレリスクですね。インフレで通貨価値が毀損していきますので、なかなか利益がでませんでした。また上方向しかつまり、リラ円が高くなる方向しか利益がでないのも良くない点でした。上でも下でも横ばいでも利益が出るすくみ手法の方が相対的には利益がでやすい状態になっていたのだと思います。このリスクを考えてわかったことは、やはりリラ円はやるべきでないか、売るべきであったということです。含み損が増えてしまった両建てがリラ円でした。



単純に待つ、そして利益を取って終わる。出来れば先進国通貨で両建てを行う。これぞ両建てを外す極意です。また証拠金維持率をしっかりと上げることが重要です。

結局リラ円もすくみ手法でやってはいましたので、ある程度の下向きへのポジションのお陰で利益は出せました。ただ買いのポジションはもう一度上がるまで待つことが必要です。リラ円で大きな損失を出したこと、その損失を分析しなぜ買いのポジションを外せないかがわかりました。これが両建ての外し方に気づいた瞬間でした。つまり、単純に利益になるまで待てばいいのですが、問題はリラ円のように戻ってくるかどうかわからない通貨ですが、これはさすがに無理である可能性が高いという点です。これに気づきました。54円で買ってしまったポジションはすでに15円で40円近くも下がっています。これを戻すことはかなり至難の技でしょうか。一方で、先進国通貨は回帰性が高く、豪ドル円など59円台まで今年の3月には落ちていきましたが、すぐ70円台に戻しています。回帰性が高い先進国通貨での両建てであれば、両建てを外すことは簡単で、利確するまで待つ、この一点につきます。安定して待つことができれば、もう問題なく利益となるでしょう。回帰性の高い先進国通貨で両建ては行う。これは重要な点でした。また、新しいポジションを仕込んではいつまでも外れませんので、ループイフダンは止め、新規ポジションを持つためではなく、含み損にやられないための証拠金を維持しましょう。これを進めるだけで、十分に両建てを外し、利益をもたらすことができるでしょう。

<著者運営ブログをチェック!>

SSSの世界観

★☆★ シストレちゃんねる から お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png

 

【注意事項】

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。両建てやすくみは株式会社アイネット証券が推奨するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

・スワップポイントは一定ではなく変更される場合がありますのでご注意ください。また、変更により、「受取」から「支払」へ転向する可能性がありますのでご注意ください。

著者プロフィール
SSS
SSS

大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。