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2022/11/18
シストレ活用事例

ほぼ予測的中。この後は米国の不況、ドル安が続き円ユーロが上がるかなと。【SSS】

#FX

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前回10月までに株高、円高を予測していましたが完全に当たりました。ドル安株安が来ています。次にオセアニア通貨が落ちるときが本当の不況ですが、さてどうなるか。

10/25にこのシストレちゃんねるに記載していた記事通りになってきています。米国の消費者物価指数が予測を下回ったことから一気にドル安が進みました。ドル円の落ち方は二日で約8円とものすごいスピードで、予測通りドル円は大きな下落となってきています。消費者物価指数が落ちるということは、インフレが落ち着いてくるということですので、ドルの金利がここからは上がりずらいということから、ドルが調達しやすくなるため、株式にはプラス。不況下の株高が起きてきています。Twitterやメタなどの従業員の削減、レイオフが一気に出てきましたが、この状態もまさに経済が一気に不況に向かっていくことを表していると思いますが、とりあえずは株価は上方向。米国の中央銀行である米連邦準備制度理事会(Federal Reserve?Board:FRB)の引き締めが少し緩まるとみているのでしょう。ただ、そんなに簡単にFRBが引き締めをやめるとは思えません。まだまだ金利は高止まるでしょう。今回はさすがにインフレをしっかりと退治するまではまだ引き締めをやめないとは思います。一方、不況が来ているのは明確で、各社のキャッシュフローは大きく減じていく状態です。米国発の不況は世界に大きな影響を与えますので、金利が引き締まっている状態が続けば当然、リセッションが一気に来て新しいアセットローテーションが始まると思います。つまり、安全資産の円が強くなり、大きく不況が来てインフレが落ち着くのであれば、オセアニア通貨のような資源国通貨も一気に落ちてくる可能性がありますね。もう一つ今回難しいのは、同時に戦争がまだ発生し続けているため、この戦争はインフレを促進させる方に働きます。これが資源国通貨がまだ強い意味でしょうか。最後の最後には、オセアニア通貨はロシアとウクライナの戦争が終わりに近づき、冬将軍が終わり、更に再度コロナウイルスが猛威を振るったりした場合は、一気に資源需要が枯渇しダウントレンドになってくるのではと感じています。ただ、まず短期的はドル円、ドルの独歩安が進むでしょう。オセアニアドルなどは上がっていくと思います。


ユーロドルも面白いです。ウクライナ戦争が終わりに近づいたのちは、ウクライナの復興のためのユーロ需要が始まります。

ドル安はユーロドルも面白くしています。ユーロドルは1.0のパリティから下である程度もんだのちに、今回のドル独歩安により一気に上がっていきました。このまま次のローテーションが始まるとすると、ユーロドルは1.2を超え、1.5あたりまで上がっていく可能性があります。特に今回のウクライナとロシアの戦争はそろそろ両国の被害が甚大になりすぎて、戦争自体をストップし、復旧の時期に入ってくると思います。つまり戦火で壊れた様々な施設の製造需要が一気に出てくるわけです。ユーロ圏はこの復興需要のため、経済的には活発になってくる時期と思います。ドイツをはじめエネルギーには苦慮している各国ですが、ロシアとの戦線により、クリーンエネルギーから、再度原発や火力発電など必要なエネルギー調達を、これまでの妥当で、やりやすいエネルギー生産に舵を切り始めております。エネルギーの大切さにユーロ圏全体が気づいたはずです。ユーロ圏は兵器生産やインフラ生産など必要な需要が一気に出てくると思われます。ウクライナの復興需要は物凄い量と思われますので、ウクライナ自身もとてもつよくなりますし、さらに各国のメーカーや流通などもとても潤い始めると思います。この状態がつづくのであれば、ユーロは大きく経済的に潤い、さらにユーロドルは上がっていくと思っています。米国が下がり、ユーロが上がる日々がくるでしょう。ユーロドルはまだまだ上がり始めた最初のところですね。今なら買いもまだまだありですね。良いタイミングと思っています。



一方で米国の状況は不況ですので、ドルはさらに下がる日々となります。下がり切ったらドルを買いたいと思います。

ドルは一気に下がったわけですが、このドルの下げは一時的なものではなく、今後も継続すると思います。ドルに対して買われる通貨は、不況に強い円とユーロ。どちらも対ドルで大きく上がっていくでしょう。アメリカのインフレはとりあえずピークを抑えつつあり、このままドルが下がっていくと、一気にドル買いの投げ売りが生じ、さらにドル安が進む可能性が高く、このドル売りはかなりの下まで下げていくと思います。であれば、上で記載をしていたように円、ユーロともに大きく上がる状況が来ると思っています。ただインフレが大きく収まるのであれば、アメリカの中央銀行の施策は金利を上げることから、下げることに変化していくと思います。ただ、インフレの恐ろしさを知るFRBはまだまだドル金利の手綱を緩めず金融収縮を続けると思います。ドルが下がりつつの金利が高止まりする状態はさすがに、株高となっても、また株は下がっていくと思います。つまり株価指数がどこかで下がってきて、大きなショックが起きうると感じています。このショックが起きるときには、間違いなくアメリカの中央銀行は次の手を打ってきます。彼らはリーマンショックの再来を望んではおらず、安定した状態を作りたいはずですので、また資金を投入することになるでしょう。結果、暴落は一時的であり、その後はまた上がっていく形を取り続けると思っています。その時になれば、次は株を買う予定です。ここからのアセットローテーションはとても楽しみですね。さて今回も上手く予測が当たるといいのですが、全ては仮説。未来はわかりませんので、淡々と相場に対応していきたいと思います。


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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。