株安からの円高が来始めていますが、とりあえずは豪ドル円、NZドル円ですね。この後株安が進むか思ったより反発するのか。

株安が思った通りしっかりと進んできています。この株安はある程度進んだところで買いを仕掛けていけると思っていますが、リーマンショックのような形が起きるかどうかが重要ですね。さすがに今回はFRBがしっかりと手綱をひいていますので、ある程度は各社怖がりながら進んでいると思いますが、ビジネスは突然壊れるのが定石。このタイミングで大きく壊れるのは、やはり金融関係でしょうか。金融関係の会社はどうしてもどこかが勝つと、どこかが負けているわけですので、どこかが負けたことにより一気にダウントレンドになっていくことがあり得ます。それがリーマンショックだったわけですが、今回のFRBの引き締めはそのダウントレンドを引き起こすには十分な状態です。リーマンショックが来るのなら、短期的にはどうしようもなくなり、一気に需要はシュリンクしていくため、資源国通貨である豪ドルやNZドルは対円にて一気に下がっていくと思われます。現時点では思った以上にしっかりと下がってきていますが、まだ最後のトレンドが崩れるところまでは来ていません。ここから豪ドル円やNZドル円が一気にダウンしていくためにはさらなる株価の下落が重要と思われます。この株価が一気に下がっていくかどうかが本当に焦点ですね。

株価指数は一気に下げトレンドを早める可能性は十分あります。反発がないとすると、どこかで会社組織の破綻が広がることとなりますが、欧州発なのかもしれませんね。ぐっちゃぐちゃです。ただその際に円高が来る可能性があるとみています。

欧州のダメージは物凄いことになっています。ユーロやポンドは特に下に向けて大きく落ちそうない印象です。ユーロはロシアの戦争によりこの後へたすると核兵器が動いてきますし、ロシアからのガス供給、ノルドストリームはさすがに壊れました。というか破壊までされてしまいました。ポンドは新政権が大きく借金増加に舵を切ってしまっています。この状態は国力が大きく低下するタイミングですので、ユーロやポンドはまだまだ下方向に通貨価値を下げていく可能性が高いです、その際に対ドルもそうですが、ここからは思った以上に対円が結構効いてくるのではと思います。またクレディスイスなど欧州系の金融機関がダメージを受けています。こちらはスイスですが、当然近くのユーロ圏との取引も大きくどこまでダメージが増えていくかは不明瞭です。ここからの一気に進むダメージはすべてを吹き飛ばしていく可能性が高くそんな際には、やはりこれまで安全であった通貨、つまり円やドルが選考されていくと思っています。円は今回の日銀の介入で言えるように、外貨を円高の際に買っていた分を売っていくと、その結果、利益が出ます。今回は数兆円の利益がでてきましたが、その利益は円建ての借金をなくすことに使われていく様です。この円建ての国債が消えていくことはそのまま、円の価値が強くなることですので、日銀の外貨取引が進めば進むほど、国の借金がなくなっていくため、実質大きく借金が減じていくわけです。ここまで円高のうちに外貨を大きく買ってきた日本は対外純資産が大きい国となっています。もし日本円が大きく価値を減じたとした場合、短期的には外貨を売れば、円貨の借金は大きく減じるわけです。円貨の借金が減じるなら、実質的には破綻はしずらい状態が続きます。この状態はとても強いと思われます。

輸出企業が息を吹き返しており、ここからの日本の製造業は大きく飛躍する可能性があります。円高来るのではないでしょうか。

今回の円安はさすがに様々な原材料コストがのしかかっていますが、FRB発のインフレ抑制政策がありつつの、日本は金融緩和であり、この金融緩和で企業の資金調達は可能で、かつ輸出がしやすく外貨を取りやすいタイミングが来ています。これはここから大きく日本の価値が上がっていく可能性が高いと見ています。いろんな意味で輸出ビジネスがとてもしやすいと思われます。であれば、輸出輸入の差異が黒字となってくれば、一気に円高となる可能性が高いですね。今後もしっかりとした円高がくるのであれば、その際に外貨を買いこんでいくことが可能ですし、実質的に信用が破綻することはとても考えにくいです。先ほどのクレディスイスの例などもそうですが、株価が減じ、国債の価格も減じ＝つまり金利が上がっていく状態では何も買えなくなります。この際に円という信用が高い通貨に再度白羽の矢が立ち、円を買いあさり、価値を保全する可能性は十分あります。輸出企業から始まる日経平均の大きな向上は今後も続きやすいのではと感じますね。ただ短期的にはまだリーマンショック的なことがあるのだとは思いますが。どこまで落ちるかどうかですね。株安が世界的に起こり、そのスピードが速くどこまでも落ちていくなら、それはそれで円高となり、円高によりインフレ対応などもできるため、日本はどちらにしても今インフレになっていない状態が続きデフレにも強いため、やはり勝てるタイミングだとみています。今後の円高方向はやはり考えやすいのではと思いますね。日本の信用はこの共産圏の信用のなさからも飛躍的に高まっていると思います。世界から羨望されていると思いますので、まだまだ安定していく、つまり円高となると感じますね。

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