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2022/08/29
シストレ活用事例

夏の円高トレンドが終わりまた円安の季節がやってきそうです。【SSS】

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円高がきたので、次は再度円安ですね。夏の終わりから秋にかけて再度大きく円安が進むでしょう。

このシストレちゃんねるを運営している、アイネット証券のFX自動売買システムであるループイフダンは、円安でも、円高でも利益が安定して出せる仕掛けを持っています。ループイフダンは自動売買を繰り返すことで、大きな利益が積みあがっていく仕掛けですが、今回の円安はさらに上方向に向け利益が積みあがっていきますね。どこまで大きな利益が積みあがっていくかも楽しみですが、今回の円安は金利上昇を伴う根深いもののため、スワップポイントも大きくついていくことがとても良い状態となります。

つまり、円売りのループイフダンを仕掛けておき、外貨を買い続けるだけで、ある程度の利益となっていくわけです。

ひとまずの円安は142円、150円などが目標と見ています。この目標に対して、どの程度スピード感を持って達成していくかが一つの焦点ですが、この夏に来た円高の後の、その後の円安と考えると、この秋くらいにはするすると円安ドル高方向へすすんでいってもおかしくないと思います。


インフレの抑制のためには、各国の中央銀行がそれぞれ必死に金利を上げ続けているわけです。

現在米国や、ヨーロッパ、そして日本までが空前のインフレになってきており、ヨーロッパなどは10倍のエネルギーコストがかかっているとのことです。エネルギーコスト10倍になったらどうなってしまうのか、いまいち想像が出来ませんが、このタイミングではインフレを抑えるために、各国中央銀行は、必死に利上げをし続けると思われます。

つまり、より一層お金を絞り、インフレを抑制させようと刷る量を減らすわけです。

この状態は日本とは大きなスタンスの違いで、日本は大きく緩和に舵を切り続けています。結果、日本円が多く、その他の外貨が少ないため、より一層の円安が進むわけですが、このスタンスは夏を超えても明確でした。少しの間だけ、金融緩和方向に向かうかという流れがおき、円高、ドル安が起きましたが、やはりインフレはひどく、金利は上がると思われますし、さらに株価は落ちていくと感じています。その流れはまだ続くため、インフレ抑制のための金利向上はまだまだあり得ると見ていますし、むしろ鋭く上がっていくのではとも思います。

つまり、ドル高が再度はじまり、円安が来そうです。

ドル以外の通貨はあまり上がりにくいのかもしれません。豪ドル、NZドルなどは構造的に不況を嫌いますし。

難しいのが、ドル以外の通貨ですね。豪ドルやNZドルなどは資源国通貨=つまり資源が多く使われるタイミングでの好況ではある程度一気に上がっていくのですが、不況が迫っているとなると、落ちやすいのかもしれません。ただ、もう少しはドルにつられて上がっていくとも考えています。

豪ドルもNZドルもしっかりと各国の中央銀行が利上げをしていますので、利上げの中なら問題なく通貨の価値は上がっていくと思います。またそれに対する日本円が弱いのも拍車をかけるでしょう。上がりにくい可能性もある反面、再度上がっていく可能性も十分あり得る通貨が豪ドル、NZドルだとは思います。この豪ドルNZドルを買うよりもどちらかといえば今は、ドルが足りなくなっている印象ですので、ドル円をしっかりと買いあげていく方が価値が高いとみています。ただそうはいっても不況前夜です。どこまで一気に動いていくかは不明瞭ですが。最後まで上げきるとは思いますね。

豪ドル円は歴史的にもいつも105円あたりを最高値にして、その後落ちていく印象を持っています。105円ほどまであげてもおかしくないわけですが、あと10円です。この10円の中でどの程度落ちていくかが豪ドルの今後のイメージとなると思います。


ユーロの復活が次はいつなのかが、注目点です。ここまでユーロが落ちぬくとは思いませんでした。

ユーロドルがどの程度まで落ちるかによって次の値動きがかわりますが、ユーロ圏はまだまだ不況真っただ中と思います。エネルギーコストが逼迫しすぎており、製造業はヨーロッパを脱する動きが活発になってきています。このエネルギーのダメージはちょっとやそっとでは回復できない状態ですので、原発を動かすというような明確なロジックでエネルギー調達がされて行かない限りは、ユーロが落ち続けることになると思っています。今後もユーロは売りとなります。特に対ドルではユーロドルは落ちていく可能性が高いでしょう。

さて、Sの落ち幅ですが、0.9あたりが妥当かなと思います。そこまで行けばある程度は達成感も出ますし、その結果の逆方向の上がり幅も大きくなっているため、ユーロを買い戻す動きも加速してくると思います。ロシアが引き上げれば一気にユーロ買い戻しの可能性もあるため、ここからはユーロを買い、ドルを売るのはひとつのチャレンジとしてはいい方法なのかもしれません。

とりあえずは、ユーロドルの買い戻しタイミングを見計らいつつですが、落ちるのを見ていたいと思います。


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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。