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2021/12/29
FX投資

自動売買と相性の良い通貨ペアはある?選ぶ基準や注意点を解説!【ユアFX】

#FX
#自動売買・シストレ

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ループイフダンを始めるぞ!となった時に、一番始めに困ってしまう部分が「通貨ペア選び」です。

為替市場を長年見ている人であれば「この通貨ペアが相性良いな!」「個人的にこの通貨ペアは苦手」とわかりますが、FX取引経験の無い人や浅い人はどの通貨ペアが良いのか判断しにくいですよね。

そこで今回は、自動売買と相性の良い通貨ペアを見つける方法を紹介します。

この記事で分かること
・自動売買で勝ちやすい相場
・自動売買と相性の良い通貨ペアの基準

為替市場は日々変動している為、相性の良い通貨ペアは状況によって変わります。

市場変動に柔軟に対応し、しっかり利益を残せるようにしましょう。
参考記事) FXの通貨ペアの選び方とは?初心者におすすめのペアと失敗しない組み合わせのポイント



1.中長期運用するならレンジ相場が長年続いている通貨ペア

1年以上の長期運用を自動売買で考えている人は、全体的にレンジ相場が長年続いている通貨ペアが良いです。

一定のレン自体で変動が上下している通貨ペアは、今後もその価格幅で推移する可能性が高く、自動売買を仕掛けやすくなります。

中長期の自動売買を行う場合は、長期間の通貨ペアの価格推移を日足・月足チャートで確認しておきましょう。

具体的にレンジ相場でおすすめの通貨ペアを紹介します。

・豪ドルNZドル
・米ドル円

豪ドルNZドルは特にレンジ相場になりやすい通貨ペアとして有名で、リピート系自動売買で利用しているトレーダーが多いです。



2.短期運用するならトレンド発生している通貨ペア

1年未満の自動売買を運用する予定であれば、トレンド発生している通貨ペアと相性が良いでしょう。

近年リピート系自動売買もトレンド相場で追尾できるようになっているので、短期集中型で、積極的に利益を狙うこともできます。

過去に豪ドル円が2年間かけて下落し続けていた時期があります。

上記の様に年単位でトレンドが発生している通貨ペアで取引すると、何度も自動売買がポジションを仕掛けてくれるので利益を加速することができます。

短期で自動売買を運用する時は、相場の転換期を読む必要があるので、転換するタイミングで設定し直す必要があります。

トレンド転換を読むスキルが必要になるので、チャート分析を怠らないように注意しましょう。



3.自動売買と相性の悪い通貨ペアは?

自動売買と相性の良い通貨ペアがある一方で、上手く噛み合わない通貨ペアも存在します。

相性の悪い通貨ペアで自動売買を設定すると、損切りの連発で資金を大きく減らしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

自動売買と相性の悪い通貨ペアの特徴は下記の通りです。

・トレーダー参加者の少ない通貨ペア
・通貨を発行している国が不安定
・スプレッドが広すぎる通貨ペア

トレーダー参加者の少ない通貨ペアは、窓あきが多く発生し方向性が定まりにくい為、自動売買と相性が悪いです。

上記のような通貨ペアはマイナー通貨ペアに多く、新興国の通貨と組み合わさっている通貨ペアが該当します。

新興国は国が安定していない場合もあるので、予想外の動きを突発的に発生させるリスクもあります。

自動売買は、過去の値動きから「大体こんな感じで推移するだろう」と分析できる通貨ペアで運用するのが好ましいです。



4.通貨ペアを選ぶ基準

自動売買で運用する通貨ペアの選び方を紹介します。

・流通量の多い通貨ペア
・スプレッドが狭め
・先進国の通貨同士の組み合わせ

流通量の多い通貨ペアはレート変動が安定している為、過去チャートから予想を見立てやすく、マイナー通貨ペアのように窓あきがいきなり発生することも無いので安心できます。

またスプレッドの狭い通貨ペアは、運用コストを抑える上に勝率を高めることもできるのでおすすめです。

先進国同士の通貨ペアは、取引しているトレーダーが多く様々なマーケット情報も入手しやすいので、特に初心者はメジャー通貨×メジャー通貨の通貨ペアを選びましょう。
参考記事) 【2021年最新】FX自動売買おすすめ比較ランキング!儲かるツールの徹底検証と失敗しない選び方



5.相性の良い通貨ペアを選ぶ上での注意点

相性の良い通貨ペアを選ぶ上で、注意すべき点がいくつかあります。

市場状況によっては、相性の良い通貨ペアを見つけても上手く噛み合わない場合もあるので気をつけましょう。

コロナショック・リーマンショックレベルの大変動に注意

過去のチャート推移をみて運用する通貨ペアを決めても、コロナショックやリーマンショックのような市場全体が大きく動く問題が発生すると、一気に相場は不安定になります。

一番目新しい「コロナショック」では、米ドル円が112円から101円まで暴落しました。

米ドルと円は先進国同士の通貨ペアですが、このように世界規模のトラブルが発生すると流れが一気に変わります。

「長期運用だからあまり管理しなくても良い」と思っている人は、予想外の事態で足元をすくわれる可能性があるので注意しましょう。



6.自動売買と相性の良い通貨ペアについてまとめ

自動売買と相性の良い通貨ペアは、「この通貨ペアが良い!」と断言することができません。

通貨ペアのレート変動は日々変化しているので、市場状況によって適している通貨ペアが異なります。

ご自身の利用している自動売買の特徴と運用手法を考慮して、チャート分析すると相性の良い通貨ペアを見つけることができます。

今回紹介した、基準を参考に自動売買と相性の良い通貨ペアを探してみましょう。

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