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2021/03/19
資産運用全般

【USD/CHF】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】

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いつもありがとうございます。

投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!

本記事では外貨ペア「USD/CHF」つまりアメリカとスイスの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のUSD/CHF以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

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USD/CHFの特徴分析①人口

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2020年)を確認しましょう。アメリカとスイスの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?

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【↑画像をクリックすると拡大します】

グラフ上部の青線がアメリカ、グラフ下部の赤線がスイスの人口推移です(2020年時点でアメリカは3.3億人、スイスは864万人)。

少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年におけるアメリカの合計特殊出生率は1.76、世界銀行のWEBサイトによるとスイスの合計特殊出生率は1.52です。

これらは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を大きく下回っていることから、両国の人口増加は移民の流入による影響が大きいと考えられますね。

上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!



USD/CHFの特徴分析②経済成長率

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実質GDP成長率の推移を確認したところ、平均的にはアメリカの成長率がスイスを上回っていることが分かります (2018年以降の数値はIMFの予測)。

特に2019年のスイスの低成長はブレグジット(イギリスのEU離脱)問題が大きく影響したのでしょう。輸出に大きく依存したスイス経済がユーロ圏の成長鈍化に足を引っ張られた形です。

一方のアメリカは2020年に大幅な利下げを実行(後述)。大胆な金融政策で経済の停滞打破を狙った結果、2021年の成長率は約5%を見込んでいるとのこと。2021年はアメリカ経済に軍配が上がりそうですね。



USD/CHFの特徴分析③政策金利

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【↑画像をクリックすると拡大します】

最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

2015年以降、対照的な動きをしていた両国でしたが2020年に大きな変化がありました。新型コロナウイルスによる経済停滞を打破すべく、アメリカは大幅な利下げを実行。一方のスイスはすでにマイナス金利化のため、利下げ余地はなく横ばいです。

結果的に2019年には3%以上もあった両国の金利差は2020年時点で約1%へ縮小。スワップポイント狙いの投資は以前と比べてかなり旨味が減りましたね。為替差益を狙った取引の方が得策でしょう。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで2019年から豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓

関連:【+68,777円】なおころがループイフダンで1年間運用した実績を公開!注意したポイントは?



USD/CHFの特徴分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【USD/CHF】の通貨発行国となるアメリカとスイスの経済状況を3点に絞って解説しました。

アメリカ(USD)

スイス(CHF)

人口(2020年)

3.3億人

864万人

経済成長率(10年平均)

2.25%

1.68%

政策金利(2021年3月)

0.25%

-0.75%

次回はなおころのループイフダン運用実績についての記事を更新予定です。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!

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【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくとすばやく返信可能です!)。

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・当コラムにてループイフダンの実績を紹介する際に使われている「年利」は元金に対する年間の利益率を指しており、金利や利息を指すものではありません。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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