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2021/01/29
資産運用全般

【EUR/GBP】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】

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「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!

本記事では外貨ペア「EUR/GBP」つまりユーロ圏とイギリスの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のEUR/GBP以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

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EUR/GBPの特徴分析①人口

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2019年)を確認しましょう。ユーロ圏とイギリスの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?

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グラフ上部の青線がユーロ圏、グラフ下部の赤線がイギリスの人口推移です(2019年時点でユーロ圏は3.4億人、イギリスは6,686万人)。

少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年におけるユーロ圏主要国の合計特殊出生率は1.7程度、そしてイギリスの合計特殊出生率は1.76です。

これらは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を下回っていることから、両国・経済圏の人口増加は移民の流入による影響が大きいと考えられますね。

上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!



EUR/GBPの特徴分析②経済成長率

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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2015年以降はユーロ圏とイギリスの成長率に大きな差異は存在しません。1〜2%程度の低成長が続いています。

ユーロ圏のGDPは各加盟国のGDPの合算値。当然、主要国であるドイツやフランス、イタリアの経済状況が大きく反映されています。例えば近年はドイツの製造業(主に乗用車)の売上が振るわず、2018年と2019年のGDP成長率がそれぞれ1.2%、0.5%と低迷。ユーロ圏全体の成長率が低いのも頷けますね。

対するイギリスの主要産業は保険・観光などのサービス業や自動車産業。中でも自動車は主要産業のひとつではありますが、多くのメーカーはユーロ圏筆頭であるドイツの傘下であり相関性が伺えます。



EUR/GBPの特徴分析③政策金利

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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

2016年以降0%で推移するユーロ圏とは対照的に、新型コロナウイルスによる経済停滞を打破すべくイギリスは急速に利下げを実行。2019年には0.75%あった政策金利は0.10%まで引き下げとなりました。その結果企業や個人による積極的な借り入れを促し、お金の流れを加速させる狙いですね。

ただ、コロナウイルスの影響も加味したより新しいデータのIMF世界経済見通し(2020年10月) によると、2020年の成長率は、ユーロ圏がマイナス8.3%、イギリスはマイナス9.8%と予想されています。

なおころとしては、利下げ余地のあったイギリスの方がGDPのマイナス幅が小さいと予想していましたが、全く逆の結果となりそうです。イギリス経済へのダメージは想像以上に大きいのかもしれません。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓

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EUR/GBPの特徴分析 | まとめ

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本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【EUR/GBP】の通貨発行国となるユーロ圏とイギリスの経済状況を3点に絞って解説しました。

 

ユーロ圏(EUR)

イギリス(GBP)

人口(2020年)

3.4億人

6,686万人

経済成長率(10年平均)

1.29%

1.81%

政策金利(2020年12月)

0.00%

0.10%


次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!

 

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【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくとすばやく返信可能です!)。

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著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

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