お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2020/12/24
資産運用全般

【NZD/USD】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】

なおころ20201224-1.png

いつもありがとうございます。

投資初心者のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中のなおころ(@Naokoro_)です。

「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」

「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」

「誰か簡単に教えてくれ…!」

そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!

本記事では外貨ペア「NZD/USD」つまりニュージーランドとアメリカの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。

※本記事のNZD/USD以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?

【その他の分析記事一覧】

関連:【76週間で+81,876円】ループイフダンの運用実績を全公開!投資成績を毎週更新


★☆★ シストレちゃんねる から?お得なお知らせ! ★☆★

 デモ訴求ページTOP画像.png




NZD/USDの特徴分析①人口

まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2020年)を確認しましょう。ニュージーランドとアメリカの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?

なおころ20201224-2.jpg

【↑画像をクリックすると拡大します】

グラフ下部で横ばいの青線がニュージーランド、グラフ上部で大きく数を伸ばしている赤線がアメリカの人口推移です(2020年時点でニュージーランドが513万人、アメリカ が3.3億人)。

少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年のアメリカの合計特殊出生率は1.76。これは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を下回っていることから、アメリカの顕著な人口増加は移民の流入による影響が大きいでしょう。

対するニュージーランドの合計特殊出生率は1.71。自国民の就職機会増加を背景とした移民抑制策が進んでいるものの、まだまだ移民によって人口が増加していると考えられますね。

上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!



NZD/USDの特徴分析②経済成長率

なおころ20201224-3.jpg

【↑画像をクリックすると拡大します】

経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、2018年を除けばニュージーランドの成長率がアメリカのそれを上回っています(2018年以降の数値はIMFの予測)。

もちろん両国のGDP絶対額は桁違いですが、平均的な成長率でアメリカがニュージーランドを下回っている点についてはカナリ驚きました(アメリカの圧勝だと予想していました)。

とは言え、ニュージーランドは2017年の政権交代時から移民抑制策を促進しており、タイミングを同じくしてGDP成長率が半減していることから、国内の労働力が不足しつつあるとも考えられます。

2020年以降の成長率ではアメリカに分があるかもしれませんね。



NZD/USDの特徴分析③政策金利

なおころ20201224-4.jpg

【↑画像をクリックすると拡大します】

最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。

新型コロナウイルスによる経済停滞を打破すべく、両国は急速に利下げを実行。2019年にはそれぞれ2.5%、1.5%あった政策金利は両国ともに0.25%となりました。お金の流れを加速させる狙いですね。

ただ、コロナウイルスの影響も加味したより新しいデータのIMF世界経済見通し(2020年10月) によると、2020年の成長率は、アメリカがマイナス4.3%、ニュージーランドはマイナス6.1%と予想されています。

ここまでの情報を整理してみましょう。両国の政策金利は急速に縮小。人口は圧倒的にアメリカが上回っている一方、2019年までのGDP成長率(実績値)ではニュージーランドに軍配が上がります。

しかし、IMFの予測やニュージーランドの移民抑制策などを加味すると、中長期的にはNZDに対してUSDが強くなっていく要因が多いように感じられますね。

ちなみに、著者のなおころはループイフダンで豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓

関連:【+68,777円】なおころがループイフダンで1年間運用した実績を公開!注意したポイントは?



NZD/USDの特徴分析 | まとめ

なおころ20201224-1.png

本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【NZD/USD】の通貨発行国となるニュージーランドとアメリカ合衆国の経済状況を3点に絞って解説しました。

 

ニュージーランド(NZD)

アメリカ(USD)

人口(2020年)

513万人

3.3億人

経済成長率(10年平均)

2.8%

2.2%

政策金利(2020年12月)

0.25%

0.25%


次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!

 

関連:【2020年】ほったらかし投資おすすめ5選を解説!No.1商品はどれ?



【参考文献】

P.S. 「外国の経済状況について〇〇が知りたい!」「〇〇の数値を比較してほしい!」などなど記事に関するリクエストや、投資に関する疑問や不安などあればいつでも下記メディアよりご連絡ください(LINEもしくはTwitterでご連絡いただくとすばやく返信可能です!)。

●運営メディア

【注意事項】

・本レポートは筆者の主観及び経験に基づき執筆されており、内容の正確性や完全性を保証するものではありません。筆者及び株式会社アイネット証券は、本レポートの利用あるいは取引により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

・本レポートはあくまでも参考情報であり、筆者及び株式会社アイネット証券は、為替やいかなる金融商品の売買を勧めるものではありません。取引を行う際はリスクを熟知した上、完全なる自己責任において行ってください。

・当コラムにてループイフダンの実績を紹介する際に使われている「年利」は元金に対する年間の利益率を指しており、金利や利息を指すものではありません。

・筆者及び株式会社アイネット証券の許可無く当レポートの全部もしくは一部の転送、複製、転用、検索可能システムへの保存はご遠慮ください。

・スワップポイントは一定ではなく変更される場合がありますのでご注意ください。また、変更により、「受取」から「支払」へ転向する可能性がありますのでご注意ください。

著者プロフィール
なおころ
なおころ

専業投資ブロガー。未来の投資家(初心者)のための資産運用ブログ『すべての投資家達へ』を運営中。株式、ロボアド、FX自動売買など幅広く投資しつつ、意思決定の根拠や運用実績を分かりやすくまとめています。「この機会に投資に挑戦してみたい」「資産運用の幅を広げたい」そんな方はぜひご一読を!

 

【運営メディア】