【EUR/USD】通貨発行国の特徴分析 | 人口・GDP成長率・政策金利【なおころ】
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「FX投資に挑戦してみたいけど、どの通貨を選んでいいのか分からない」
「外国の経済事情とかどうやって調べたらいいの?」
「誰か簡単に教えてくれ…!」
そんな悩みを抱える投資初心者のあなたへ。なおころが運用中のFX自動売買「ループイフダン」で投資できる諸外国の特徴を通貨ペア別に分かりやすくお届けします!
本記事では外貨ペア「EUR/USD」つまりユーロ圏とアメリカの特徴を分析してみましょう。両国を比較しつつ10年間の人口・経済成長率・政策金利の推移をまとめて解説します。
※本記事のEUR/USD以外にも、ループイフダンで投資できる通貨ペアの特徴を分析しました。あなたが投資を検討・実践している通貨ペアの記事もぜひご一読ください!意外な発見があるかも?
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EUR/USDの特徴分析①人口
まずは経済のエンジンとなる人口の推移(2011年〜2019年)を確認しましょう。ユーロ圏とアメリカの人口は、それぞれどの程度の規模かご存知でしょうか?
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グラフ上部の青線がユーロ圏、グラフ下部の赤線がアメリカの人口推移です(2019年時点でユーロ圏は3.4億人、アメリカは3.3億人)。将来的にはアメリカの人口がユーロ圏を上回りそうな勢いですね。
少子化社会対策白書(内閣府)によると、2017年におけるユーロ圏主要国の合計特殊出生率は1.7程度、対するアメリカの合計特殊出生率は1.76です。
これらは人口を維持する際に目安となる数字「2.08」を下回っていることから、両国・経済圏の人口増加は移民の流入による影響が大きいと考えられますね。
上記で確認した人口の増減はGDP(国内総生産)への影響も大きい重要な変数。次章ではそんな両国の経済成長率(実質GDP)の推移を比較してみましょう!
EUR/USDの特徴分析②経済成長率
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経済成長率(実質GDP)の推移を確認したところ、平均的にはアメリカの成長率がユーロ圏を上回っていました(2018年以降の数値はIMFの予測)。
ユーロ圏のGDPは各加盟国のGDPの合算値。当然、主要国であるドイツやフランス、イタリアの経済状況が大きく反映されています。例えば近年はドイツの製造業(主に乗用車)の売上が振るわず、2018年と2019年のGDP成長率がそれぞれ1.2%、0.5%と低迷。ユーロ圏全体の成長率が低いのも頷けますね。
対するアメリカはIT業界が好調。特にGAFAはコロナ禍であっても過去最高益を叩き出すなど、巣ごもり消費を追い風に底堅い成長を見せています。
EUR/USDの特徴分析③政策金利
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最後に、FX投資のひとつの醍醐味スワップポイントに直結する「政策金利」の推移を確認します(2国間の金利差が大きいほどスワップポイントが発生)。
2016年以降0%で推移するユーロ圏とは対照的に、新型コロナウイルスによる経済停滞を打破すべくアメリカは大幅な利下げを実行。2019年には2.50%あった政策金利は0.25%まで引き下げとなりました。その結果企業や個人による積極的な借り入れを促し、お金の流れを加速させる狙いですね。
もちろん両国の金利差は急速に縮小。スワップポイント狙いの投資は以前と比べてかなり旨味が減りました。為替差益を狙った取引の方が得策でしょう。
ちなみに、著者のなおころはループイフダンで2019年から豪ドル円(AUD/JPY)を運用中。こちらもスワップポイントは少ないですが自動売買による為替差益が順調に積み上がっています。1年間運用した実績と注意ポイントをまとめた記事も併せてご覧ください↓
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EUR/USDの特徴分析 | まとめ
本記事ではループイフダンで投資できる自動売買システム【EUR/USD】の通貨発行国となるユーロ圏とアメリカの経済状況を3点に絞って解説しました。
|
ユーロ圏(EUR) |
アメリカ(USD) |
人口(2020年) |
3.4億人 |
3.3億人 |
経済成長率(10年平均) |
1.29% |
2.25% |
政策金利(2021年1月) |
0.00% |
0.25% |
次回以降も諸外国の人口や経済成長率、政策金利の推移について解説します。ループイフダンで投資を検討・実践中の方はお楽しみに!
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【参考文献】
- World Economic Outlook Database, October 2019, International Monetary Fund(IMF)
- 欧州中央銀行公式サイト
- ニューヨーク連邦準備銀行公式サイト
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