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円安の原因を解説!たこ焼きとお菓子を使って説明したよ【くまお教授】
こんにちは。FP保有のくまお教授(@kumao__kumao)です( *?ω?*)?
前回の記事で円安って結局なんなのかを解説しました。
今回は続きとして、円安の原因をたこ焼きとお菓子を例にして説明していきますね。
1.円安の原因は需給バランス
「円安」が起こるのには、いろいろな原因がありますが、その中でも一つ大きな要因は「需給バランス」です。
「需給バランス?え、何それ美味しいの?」と思うかもしれないですが、
大丈夫です。安心してください。
これは難しそうな言葉ですが、実は需給バランスは身近なところでよく見かける現象なんですよ。例えば、お祭りの屋台で人気のたこ焼きを考えてみてください。
たこ焼き屋さんが、一度に作れるたこ焼きの数が限られていて(これが供給)、その一方でたくさんの人がそのたこ焼きを食べたがっている(これが需要)としましょう。
そんなとき、たこ焼き屋さんは、「たくさんの人が欲しがっているから、もっと高い値段で売ろう!」と思うかもしれませんね。そして、そのたこ焼きの価格が上がるということは、そのたこ焼きの「価値」が上がったということになります。
つまり以下のような状態です。
作れるたこ焼きの数(供給) < 食べたいたこ焼きの数(需要)
逆に、たこ焼きを欲しがる人が少なくなってしまったとき、たこ焼き屋さんは値段を下げてでもたこ焼きを売りたくなるかもしれません。それは、そのたこ焼きの「価値」が下がったということになります。
つまり以下のような状態です。
作れるたこ焼きの数(供給) > 食べたいたこ焼きの数(需要)
この「需給バランス」の原理が、「円安」にも当てはまります。日本円を求める人(需要)が少なく、または提供する日本円(供給)が多いとき、円の価値は下がります。つまり、「円安」になるんです。
それが、「円安」の一つの原因です。お金の世界はまるで市場のようなもの。みんなが何を欲しがり、どれだけ提供できるかによって価値が変動します。
2.金利の影響が大きい
先ほど、たこ焼きの屋台の例で「需給バランス」が円安の一因となることを説明しましたね。需給バランスが何によって決まるか、その要因の1つが「金利」なのでそれについて説明してみましょう。
「金利」って何?と思うかもしれませんね。でも実は、これも身近なものと関係があるんです。お年玉でお金をもらって、それを貯金箱に入れておくとしましょう。そのお金はずっとそのままですよね。でも、それを銀行に預けると、銀行から「ありがとう」という気持ちを込めて少しだけお金をプレゼントしてもらえます。このプレゼントのお金のことを「金利」と言います。
それでは、どうして金利が円安に関係するのでしょうか。これを理解するために、友達とのお菓子の交換を考えてみてください。
ある日、友達が「君の持っているチョコを今日くれたら、明日プラス1つおまけをつけて返すよ」と言ってきたらどうでしょうか。そんなお得な提案なら、貸す方になるのは嬉しいですよね。でも、もし別の友達が「君の持っているチョコレートを今日くれたら、明日プラス2つおまけをつけて返すよ」と言ったら、多くの人はもちろんおまけが多い方に貸すでしょう。
この例がまさに「金利」と「円安」の関係を表しています。日本の金利が低く、アメリカの金利が高いとき、人々はより高い利益を得ることができるアメリカドルを持つことを選ぶでしょう。その結果、日本円の需要が下がり、「円安」につながるんです。
お金の世界は難しそうですが、身の回りの出来事を考えてみると、案外理解できるものだったりします。
話をまとめると円安の原因は主にこの2つで決まります。
- 需給
- 金利
あと私自身もブログ(資産運用してる?)をやっているので気になる方はご覧くださいまし。
最後にわたくし、くまおはブログ(資産運用してる?)もやっているので気になる方はご覧くださいまし。
YouTube(くまお教授のYouTubeチャンネル)もほそぼそとやっています。
更新は亀ペースですが(「・ω・)「!ブオーン
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