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2022/11/17
西本豪

「FXはギャンブルなの?」の回答は「勝てばどちらでも良い!」【西本豪】

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はじめまして。

2021/11/18から記事をご寄稿させて頂いております。起業家・FX投資家の西本豪と申します。

FX初心者の皆様が中級トレーダーになれるお手伝いを得意としております。

主に中長期のトレードがメインになると思いますが、もし良かったら私のお話にもお付き合いください。

「FXはギャンブルですか?」と言う質問をお受けすることが多々あるのですが、結論から申しますと個人的には「勝つことができるのであれば、どちらでも良いのではないか?」と言うのが本音です。

そこで、ここではFXを博打として勝つ方法と、投資と位置づけ勝ち残っていく方法の基礎的なお話をさせていただきたいと思います。

FX初心者の皆様が中級トレーダーとして、ワンランク上へと登るための足がかりとしてお使いいただければと思います。

また本記事はアイネット証券のユーザー様を対象にしたトレーディングスキルアップを想定して執筆しておりますので、口座開設がお済でない方は先に以下より口座開設へとお進みください。

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1.なぜFXはギャンブルと言われるのか?

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よくよく考えていただければ不思議に思う方もいらっしゃると思うのですが、株式投資は『投資』と言うイメージが強いのに、『FXだけギャンブル』というイメージで話す人が多いのって変ですよね?

そこでまず皆様には「なぜFXはギャンブルと言われてしまうのか?」その基礎的なお話からさせていただきたいと思います。

 

勉強しても負けるから!?

まず「FXがギャンブルだ!」と言われてしまう最大の要因についてですが、それは必死に勉強しても負けるときは負けてしまうからです。

つまり「博打と同じように勝ち負けを決定するのは努力ではなく全て運まかせだ!」という風に考える方が沢山いらっしゃるためです。

それもそのはず、FXで勝つために何十時間も勉強したのに、相場はその勉強をあざ笑うかのように裏切っていくことも少なくないためです。

そうした努力量に対するリワード(利益)が全く釣り合わないため、FXがギャンブルと呼ばれる大きな要因となっています。

 

ギャンブルと通じるところがあるから?

次に、「FXや相場の分析がギャンブルと似ているから!」という点が挙げられます。

例えば、パチンコやスロット等のギャンブルをされたことがある方なら『期待値』と言う言葉は聞いたことがあるかと思いますが、この期待値という考え方がFXでも利用できます。

『期待値』とは、簡単にご説明すると「今から投資をしたとして平均どれくらい儲かるのか?」を数学的に算出したものになります。

この考え方が、そっくりそのままFXに当てはめることが可能です。

また、賭け事には特有の勝負の波のようなものがありますが、FXや株取引などの相場にも同様の波があり、その波を読むことこそがFXで勝つための重要なポイントとなっています。

 

FXは新しい取引だから?

FXは株とは違い、日本で始まったのは1998年からで、明治時代に始まった株取引と比較してもその歴史は非常に短いものになっています。 ? ? ? ? ? ??

そのため、トレーダーにとっては身近なものであったとしても、相場に縁遠い人からすると新しい取引となっていたりします。

しかしながら、実際に取引をしてみたり、聞いたりしてみると、想像を超える大きなお金が右左へと一瞬にして動くため、一般的な理解を超えてしまうため『博打』のような印象を持たれる方も少なからずいらっしゃいます。



 

2.ギャンブルとしてFXに触れる

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「FXがなぜ博打扱いをされてしまうのか?」その理由について知っていただけたところで、続いては、これまでの発想とは真逆で「ギャンブルとして考えてFXに触れていくにはどうすれば良いのか?」と言う話をさせていただきたいと思います。

ただし、もしかしたらこちらにいらっしゃる皆様はご存知かと思いますが、ギャンブルとしてのエッセンスやニュアンスを利用して投資することが目的で、実際に投資を一か八かの博打だと考えてしてしまうと痛い目に遭うのでご注意ください。

 

読むべきは相場では無く空気

ポーカーやスロットなどカジノで毎日朝から晩まで賭けごとに明け暮れていると、そこには何かの法則性や、得体の知れない力などに状況が大きく左右されているように感じることがあります。

そして、その直感に従い賭けていくと、ものの見事に的中し続ける、アスリートで言うところの『ゾーン』のような状況に入ることがあります。

実は、この言葉で言い表すことができない「神が舞い降りたのか?」とも思えるような瞬間は、投資の世界においても起こることがあります。

こうした『負けない空気』が降りてきたときには相場を読むのでは無く、場の空気に従いトレードしていくことで、1晩で思わぬ利益となることもあります。

 

勝負どころと引き際が命

次に、投資をギャンブル感覚で取引される方には、絶対に覚えておいていただきたい『勝負どころ』と『引き際』についてのお話をさせて頂きます。

FXもギャンブルもそのどちらも大小さまざまな波がありますが、その波に対して「今こそ勝負すべき!」というような勝負どころと、「今はおとなしくしておかなければいけない!」という引き際があります。

特に、熱くなってしまいやすい方や投げやりになってしまうことが多い方は、負けた次のトレードに対して、「そこが本当に勝負どころなのか?」を、今一度、自問自答していただければと思います。

博打打ちもトレーダーも、一流になればなるほど引き際が本当にきれいなので、負けた時にでも引ける決断力を持つことは忘れないでおいてください。



 

3. FXをギャンブルにしたくない人は?

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さて、それでは最後に「FXをギャンブルだと考えたくない方々は、一体どのように考えトレードに向き合えば良いのか?」と言うお話をさせていただきたいと思います。

 

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し

FXや株式相場などの相場は、私たちが考えている何十倍、何百倍もの速度で日々進化を遂げています。

そのため、数学や英語のように学校で年間400〜600時間ほど勉強した程度の学習量ではその進化には全く追いつくことは出来ません。

また、学校の試験対策のように「集中して勉強したから成績が上がる!」という単純なものではないため、成果もまた「自覚するのが難しい」という現実があります。

トレーダーには忍耐力が必要!

しかしながら、そこで諦めてしまっては、全くと言って良いほど、トレーダーとして相場に向き合っていける段階に入ってくる事はできません。

そこで、トレーダーとしてFXと付き合っていくことを考えていらっしゃる方は、まずは成果がなかなか出てこない現実に対して『我慢すること』を覚えておいてください。

スポーツや勝負事の格言として有名な、『勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し』ではありませんが、FXの勝ち負けに運は関係していても、負ける時は常にそこには理由があります。

 

学ぶは相場の基礎なの?

次に、FXと長く付き合っていく方法として、『最新のトレンドを追い続けないこと』をオススメさせていただきます。

先にご紹介させていただいた通り、相場は私たちの考えるよりも圧倒的に速いスピードで進化しているため、最先端を追い続けていると、いつまでたっても最先端に到達することはできません。

そこで、AIやコンピュータなどのシステムに頼ったものではなく、自分の判断でトレードしようと考えていらっしゃる裁量トレーダーの皆様は、必ず勉強するのは『基礎(不変の事柄)』だとお考えください。

 

トレードで学ぶための不変の事柄とは?

そこで例を挙げさせて頂きますと、テクニカル分析で言えばトレーダーなら誰しも知っている『ゴールデンクロス』や『ヘッド&ショルダー』といった相場分析に関する知識で、ファンダメンタルズ分析ならば『雇用統計』や『政策金利』についてなど、投資家なら100%気にしなければいけない必須な経済指標に関してです。

そうした基礎中の基礎に関して広く浅く知っておくのではなく、深く狭く勉強しておくと学習範囲を狭くすることができ、勉強の成果も実感しやすくなります。



 

4.まとめ

さて、今回はFXとギャンブルについて詳しくお話をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

正直言って、FXを始めた切っ掛けについてお伺いすると「ギャンブルが好きだったから!」という投資家の方も少なくありません。

しかしながら、相場の世界に長く生き残っていらっしゃるプロトレーダーと呼ばれる方々は、『必ず』と言って良いほど相場に関する深い知識を身に付けていて、365日休み欠かさず経済ニュースに目を通す人たちばかりです。

博打の世界もプロにお話を聞いたら、実は、全く同じなのですが、『結局、どの世界においても勝ち残るには理由や努力がある』ということだけ知っておいて頂けましたらと思います。

そして、最後まで長いお話にお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。

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著者プロフィール
西本豪
西本豪

起業家/投資家。オーストラリア大手通信事業でのセールス時代にリーマンショックを経験。 『汗水流した給与も為替の影響で一瞬で半額になること』を知り、学生時代から始めたFXの世界へ本格参戦。 短期売買でエントリーしたポジションをスイングや長期ホールド型に伸ばすトレードを得意としています。 27歳でカナダで留学生向けのサービス会社を設立。 現在は、株式会社Childishの代表取締役としてココア留学・人材育成事業・IT広告事業・海外永住権・音楽家のサポート事業などを兼任しながら、投資家としても活動するマルチタスカー。