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2023/04/22
お金マン

F Xの「窓」とは?窓開け・窓閉めのトレード手法と窓ができる理由をわかりやすく解説!【お金マン】

#FX
#テクニカルチャート

 

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週明けにトレードをすると「窓」「窓閉め」などの言葉を聞くことがあると思います。
そこで、

「窓閉めってなんだろう」
「窓ができたときのトレードの仕方は?」
など疑問に感じている方も少なくないと思います。

今回は初心者の方にもわかりやすく「窓」について、概念とトレード手法をわかりやすく解説していきます!

 

 

1. 窓閉め・窓埋めってよく聞くけど何?

FXトレードを始めたての頃は,ファンダメンタル分析やテクニカル分析といった分析ができなかったため,窓閉め(もしくは,窓埋め)トレードによって利益を上げていました。
このトレード手法は,難しい分析が不要、かつ損切りライン・利確ラインを設定しやすいため,初心者におすすめです。
今回は,「窓とは何か?」,「窓に基づくトレード手法とは何か」といった点について紹介したいと思います。

 

1.1そもそも窓って何?

皆さんは急峻な値動きにより大損を出した経験はありませんか?
下図はロングでエントリーをした際に大損を出してしまった際の例です。
下図ではロウソク足が途切れて大きく下落していることが確認できます。

【お金マン】4月1記事目pic①.png

損切りラインを設定していない場合,この途切れが大切れば大きいほど損失が大きくなることは誰しもが予想できますよね?
このロウソク足の途切れこそが,“窓”です。

1.2 いつ起こるの?

先ほどの説明で,この“窓”がなんとなく危険な感じがしますよね?
よって,“窓”が発生するタイミングではトレードを避けたいので,まずは“窓”の発生タイミングについて説明します。
結論は「月曜日の朝」です。
したがって,“窓”というのは週末の終値と翌週の始値に差になります。
下図に示すように,月曜で市場が開いてからすぐに,“窓”ができていることが確認できると思います。
基本的に,この“窓”で大損を出してしまう人は,金曜日にポジションを持ったままトレードを終えている人ということになりますね!

【お金マン】4月1記事目pic②.png

1.3なぜ窓って発生するの?

「“窓”の発生タイミングはなぜ月曜?」と疑問を持つ方もいるかもしれませんので,“窓”の発生要因について説明します。 “窓”の発生要因はFX会社の取引時間が関係しています。
FXは24時間取引可能ということは皆さんご存知かと思いますが,土日は取引時間外となっていますよね?
この取引時間外に値動きがあると,市場が開いたと同時に“窓”が発生します。
なぜこの時間帯に値動きがあるかというと,休日が日曜でない国で取引が行われている場合や,大口注文に限り土日に注文を受けるFX会社があるためです。
つまり,私たちが取引できない時間帯においても,少額ですが通貨の取引が行われているということを覚えておきましょう。



 

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 2.窓が発生した際のトレード手法

窓の説明を見ると金曜日のポジション持ち越しに,気が引けてきたのではないでしょうか?
土日の経済指標によって,大幅利益を得るか大損するかをかける,いわゆるギャンブルになってしまいますもんね!
では,金曜日ではなく,窓が発生した後の月曜日の早朝に何かトレードはできないか?と考える方もいると思います。
結論をいうと,規則的な動きがあります。
この動きに着目したトレードが,いわゆる“窓閉め(または,窓埋め)”で,難しいテクニカル分析やファンダメンタルズ分析について深く考えずにエントリーすることができます!
今回はこの“窓閉め”トレードについて紹介します。

2.1 窓閉めって何?

まずは,“窓”が発生した後の,ロウソク足の動きについて見ていきましょう。
下図より,“窓”が発生した後には,8割の確率で窓を閉めるように値動きが起こると言われています。
この理由は3つあります。
① 持ち越しポジションの利確
② 持ち越しポジションの損切り
③ 窓閉めトレーダーのエントリー

【お金マン】4月1記事目pic③.png

金曜日からポジションを持ち越しているトレーダーは,この“窓”によって大きな利益を得れば利益を確定するし,その逆で,含み損が膨らんだトレーダーはロスカットとなり,“窓”が開いた方向とは逆の方向に値動きします。
また,“窓”の発生を利用したトレード手法は多くのトレーダーが実践しているので,これもまた“窓”とは逆の方向に値動きします。
これらによって,非常に高い確率でロウソク足は“窓”を閉める方向に動きます。
このような値動きによって,“窓”により開いた値幅分を埋めることを“窓閉め”と言います。

2.2 窓閉めによるトレード手法?

続いて,先ほど説明した“窓閉め”を利用したトレード手法を紹介します。
“窓閉め”の動きより,“窓”が開いた方向とは逆の方向にポジションを持つ手法であることは予想がつくかと思います。
まさにその通りで,この手法は4つの手順で,トレードを行います。

【お金マン】4月1記事目pic④.png

STEP1:早起きをして,“窓”の発生を確認
この手法を実践する上で,最も大切なことは早起きをすることです。
具体的に何時に起きるべきかというと,利用しているFX会社の取引開始時間です。
したがって,まずは自分の利用しているFX会社の取引時間開始時間を調べて,月曜日の朝はこの時間前には起きることを習慣化しましょう。

STEP2:“窓”が開いた方向に,ヒゲが発生し上昇,または下降しきったことを確認
次に大切なことは,“窓”が開いた方向とは逆方向への値動きが始まることを待つことです。
“窓”が開いた瞬間にエントリーしてしまうと,上図に示すように含み損を抱えてしまいます。
したがって,理想は“窓”が開いた方向にヒゲを確認してから,エントリーすることをお勧めします!

STEP3:“窓”が開いた方向と逆方向にエントリー
上記エントリーポイントを確認したら,“窓”が開いた方向と逆方向にエントリーしましょう!

STEP4:“窓”の50%付近で利益を確定する(上図参照)
最後に利確ポイントについて説明します。
この手法では,“窓”により発生した値幅の50%を目安に利確することをお勧めしています。
理由は,“窓”が完全に埋まるには時間がかかるためです。
上図を見ても,“窓”が完全に閉まるには1日以上かかっていることが確認できます。
多くのトレーダーが実践している手法であるということを考慮すると,この手法に限っては,早めに利確し,利益が0となることを防ぎましょう!



 

3.窓が開いた際の注意点

手法の説明を見ると,とても簡単なトレードで早く実践したいという方もいるかと思います。
しかし,この手法も完全ではありません。
そこで最後に,この手法を用いる際の注意点について説明します!

3.1 トレード期間について

理想の期間は,月曜早朝の取引開始時間から9時までの2,3時間を目安としてください。
9時以降は日本市場が開くので,経済指標等の発表がある場合は想定通りに値動きしないケースがあります。
したがって,この手法は“窓”の50%付近まで値動きしたら,ポジションを長く保持することなく利確しましょう。

3.2 窓閉めに失敗するケース

“窓閉め”は8割の確率で起こると言われていますが,確実ではないということを頭に入れておきましょう。
どうせ,“窓”が埋まるからとたかを括ってポジションを放置してしまうと,気付いたと時にはロスカットされているかもしれません。

3.3 窓閉めを狙う上でのルール設定

そして,“窓閉め”トレードで大損しないために大切なのは,損切りラインを決めておくことです。 これは,FXにおいて当たり前のことですが,“窓閉め”は高確率で起こるので,これをしない人がいます。 損失を低減するために大切なことは,ルールを決めておくことです。 自分の許容できる範囲で,損切りラインを設定した上で,月曜の早朝から取引をしていきましょう!!

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非常に楽ですし、自分で分析する必要もありません。
初心者の方やトレードが難しいと感じている方はぜひ試してみてください。
気になる方は公式サイトから口座開設して使ってみましょう。



 

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著者プロフィール
お金マン
お金マン

2017年の仮想通貨バブルで投資の世界に参入。資産運用のためスワップポイント、自動売買に惹かれFXを開始。現在はスワップポイント等に限らず、レバレッジ取引、自動売買botの自作など、幅広くFXをしています。