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2021/02/24
シストレ活用事例

節分天井、彼岸底。今年も相場の格言は当たるのか、当たらないのか。ただ円安は続きそうです。【SSS】

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株価指数が大きく上がってその後落ちませんね。全然落ちません。コロナも鎮圧されそうですし。中央銀行の引き締めがないなら、もう一段階引きあがりますが、さてどうなるか。

相場の格言で、「節分天井、彼岸底」がありますが、今年も2月に入るまでは大してリスクオフになりませんでしたね。リスクオフになるためには、びっくりするようなニュースが必要ですが、今年の前半が始まって思うのは、むしろいいニュースが増えており、リスクオンが加速するかもしれないくらいです。例えば、コロナウイルスのワクチン接種ですが、なんだかんだで接種率は上がっており、日々集団免疫に近づいています。集団免疫を獲得するにはまだ時間はかかりますが、免疫を得て、無敵の人となったメンバーが世界中を動き回る日々はそろそろ来そうな気がしています。そうなれば、完全に相場は一気に今までとは異なる業種が伸び始めます。観光業界、交通業界などが一気に利益を出す可能性が出てきます。このため、全体としてはリスクオンではあると思いますが、株価指数は良くないのかもしれません。コロナが拡散すると株価が上がってきたのは、経済を冷やさないための金融緩和であったと思われます。中央銀行が支えた経済、つまり金融緩和でした。逆の流れで、金融緩和の引き締めのことを考えると、コロナが収束するということは実は株価指数が下がってくるのかもしれません。このあたりは相場は天邪鬼というか、株価は実際経済に対して先んじて動いてきますので、リスクオンが始まりそうなコロナの鎮圧は、逆に金融引き締めを相場が見込んで、一気にリスクオフというか株安に仕向けてくる可能性もあります。ただ、2021年2月上旬現在、アメリカの中央銀行は引き締めには向かわない意志を示し続けております。タイミングが全然見えませんね。もう一段あがって、その後下げに入ってくるのか。見えない。節分天井、彼岸底の相場の格言がありますが、去年はこれが的中しており、今年はどうなるか。3月にくるのですかね。



わかりやすいのはドル円かもしれません。ドル独歩高の中で、円は独歩安のイメージです。

また、ここ最近FXを見ていて感じるのは、ドルが強いということです。ドルより強いのは、リラと、ポンドくらいですが、これらめちゃめちゃな通貨は置いておいて、ドルが他の通貨に比べて明らかに強まっている印象があります。豪ドルドルも頭打ちして、下に向かっていましたし、ユーロドルも頭打ちからの下向きのチャート形状が見えていました。ただ、対円であれば、豪ドル円もそれほど下がらず、NZドル円はむしろ上がったりと対円に対しては、クロス円の通貨もかなり高い位置で下げ止まっています。この状態は、ドル高に加えて、円安が進んでいるのかもしれません。円が上がる方法は日銀の金融引き締めですが、この状態で金融引き締めを行うことは忌避されるでしょう。日本経済が日銀の支援に対して、麻痺しすぎていると思います。金融引き締めを行ったら、すぐに株価が大暴落するのは目に見えているというか、株価指数をそもそも日銀が買い続けており、日銀が売れば、それはそれはおおきな下げになるのは当然です。一番買っている主体が、売るわけですので。日銀の巨大な売りが大きな売りを引き出し、そこから一気に株価指数が落ちていく状態が見えます。この状態を日銀が主体になって引き起こすとは、とても思えないのですが、そうなると逆にこの歪みを外国に突かれる可能性が出てきます。つまり、日本円に対する信用不安を引き起こす、円安手法です。円安を仕掛けられた際には、ドルやその他外債や外国の通貨を売って円を買い戻す必要がありますが、円が買えますかね。どんどん資産が出ていく状態です。また日銀はこの状態で、金利を上げることができるかといえば、金利を上げることは困難だと思います。となると円安が一気にくる気がします。インフレと一緒になるかが次の問題ですが。





問題はドルだけではなく、クロス円もと思います。クロス円も円安、外貨高になるのか。

ドル高なら、ドル買えばいいのですが、ドル高だけでなく、円安が大きく来ると大変ですね。豪ドル円などもう一度買い始めてもいいかもしれません。ただ、株安が来るなら、クロス円は落ちてもおかしくはないので、アイネット証券のループイフダンなどで、豪ドル円、NZドル円などの買いのB100 などを仕掛けておくのはいいのかもしれません。豪ドル円、NZドル円などがしっかりと買い続けられれば、利益は大きく出ると思います。ただ、わからないのは、株価指数が落ちる際にはクロス円も大きく落ちていく可能性があります。このあたりで、ドル独歩高になるのか、円安も同時に来るのかが、よく見えませんね。難しい。単純なループイフダンB系の外貨買いのシステムを回していくのもありですし、また、逆に円安を見越して、大きくポジションを持っておくのもありかもしれません。とりあえず、わかりにくい部分はグレーにするため、ループ系は回すとして、主要な建玉はドル円の買いのポジションにしておきたいと思います。難しい相場の転換点となるか。まずは「節分天井、彼岸底」の相場格言をチェックすることとします。





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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。