定額給付金10万円おすすめ投資先(初心者向け) | 高配当・優待株のリスクも解説【Yuki】
こんにちは。為替研究所のYukiです。
先日銀行口座を確認すると、ついに私の元にも定額給付金10万円が振り込まれていました。この定額給付金10万円については、マネーフォワードの利用者アンケートによると、13%の人が投資資金と回答し、これは5番目に多い回答で、教養・教育の10%を上回ったとのことで、「貰った10万円で投資したい」と考えている人はかなり多くいるようです。
参考:給付金10万円使途、13%が「投資」 株価回復に一役? 暴落後ネット口座開設急増
この10万円での投資先について、色々とみると、「小型株」「優待株」「高配当株」等、個別株式の銘柄を考えている人が多いようですが、ただ、個人的には今この相場環境・社会情勢を考えると、個別株式を買うのはちゃんと企業実態や相場を分析できる上級者向けで、少なくとも「初心者向け」では全くないと思っており、他にもっと良い投資先があると考えております。
そこで、今回は「何故優待株や高配当株は初心者向けではないのか」ということを解説した上で、ではどういう投資がおすすめか、それは何故なのかを解説したいと思います。
以下の順番で書いていきます。
高配当株・優待株のリスクとは?
それでは、まず初めに、何故高配当株や優待株が初心者にはおすすめしづらいかを説明します。
理由は大きく3つあり、
- 今はどこの会社が生き残れるのか予想が難しく、個別株への投資派は初心者には難しい
- 配当や優待は永続するとは限らない
- 多くの場合、割安なのには理由がある
ということがあります。
まず1つめについては、皆さんご存知のように、今は「新型コロナウィルスの感染拡大と、それによる経済の停滞」に陥っており、最近ではコロナの影響で倒産する企業も色々と出てきております。
このコロナ動向については、今も全く予断を許さない状態にあり、どの会社が生き残り、どの会社がつぶれるのかについては、感染動向、政治動向、企業のビジネスや資産の保有形態等、様々なことに左右され、それを予想するのは初心者の方には非常に難しいと思います。
これを言うと、「飲食とか旅行とかエンターテイメントとか、そういうダメージが大きい業界を避ければいいだけでは?」と思われるかもしれませんが、企業活動というのは色々な形でつながりがあり、例えば
- 主要な取引先が潰れることで連鎖倒産
- メインバンクからの貸しはがしにあって倒産
- 自社が保有している株や不動産等の価値が急落して減損等で大規模な損失
等々、様々なリスクがあり、このリスクを一つ一つ検証して大丈夫かを検証していくのは、慣れている人ならある程度はできますが、とはいえ初心者の方にはかなり難しいと思います。
このように、今のような情勢で、個別企業に投資すること自体がかなり難しいと言えます。
「高配当や優待株なら、最悪塩漬けにしていれば、株価が下がっても大丈夫では?」と思う人もいるかとは思いますが、これについては、次の「配当や優待が続くとは限らない」という話に繋がります。
そもそも配当や優待というのは「やる、やらない」を含めて企業が決められるものであり、例えば「いきなり無配になった」「優待の条件が悪くなった」というのは、普通によく起こることです。
これを避けるためには、「会社に配当や優待をするための源資がちゃんとあり、それが今後も続くか(企業がちゃんと利益を出して、手元資金も作れるか)」、「会社の方針として、配当を今後も重視するか」といったことをきちんと調べないといけなのですが、これは結局「企業の実態をきちんと調べる」ということであり、決して簡単なことではありません。
上でも書いたように、今はコロナのせいで業績の予想が難しく、また企業側にも「コロナの影響で今期は無配」という「大義名分」もあるので、今のような状況下で、「これまで高配当で優待もあったから」というだけで投資をするのは、かなり危険だと思います。
最後の「割安なのには理由がある」という点については、高配当や優待が良いというのは、「株価と比べて、配当や優待が良い」ということであり、そもそも「株価が安い」というのが大前提にあります。
そして、安いものにはそれなりの安い理由があり、「ただ、この理由であれば、許容できる」ということを自分で判断して投資しなければいけないのですが、そもそもそんな判断ができる人は「投資初心者」ではないと思います。
以上のことから、今は個別株式に投資するのは難しく、ましてや「何故か割安になっている」高配当株や優待株の中でちゃんとしたものを選ぶというのは、少なくとも「初心者向け」ではないということが分かると思います。
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定額給付金10万円のおすすめ投資先
では、初心者におすすめの投資が何かというと、今の状況だと、豪ドル/NZドルという通貨の自動売買が一番良いと思っております。
まずFXの投資対象は一国の通貨であり、個別企業の株式と比べて、「いきなり潰れる」というリスクは低いものです。また、今回選んだ「豪ドル/NZドル」という通貨は、オーストラリアとニュージーランドの通貨で、この2国は
- 新型コロナの感染を抑制できている
- 元々財政状態の良い国であり、破綻リスクが低い
という点で、いきなり変なことになるリスクはかなり小さいと考えられます。
そして、FXの自動売買というのは、要は「下がったら買う、上がったら売る」を繰り返すもので、相場が動きさえすれば確定利益が出るものなので、「いきなり無配・優待削減」といったリスクもありません(そして相場はむしろこういう環境だからこそ動きやすく、それによって利益も取りやすい)
ちなみに、FXで「初心者向け」というと、自動売買でゆったりと稼ぐ以外に、高金利通貨のスワップポイントを貰うという手法もあるのですが、今の相場環境では、「世界各国で利下げがどんどん行われており、いつスワップが貰えなくなるか分からない」というリスクや、「そもそも割安なのには理由がある」という点で、高金利通貨のスワップ投資については、高配当や優待銘柄と同じく、今この環境ではじめるのは、初心者向けではないと見ております。
このような点から、今のような相場環境では、高配当・優待等の個別株式や、高金利通貨といった「保有資産から何かを貰う収入(インカムゲインと言います)」より、「売買差益(キャピタルゲインと言います)」を狙った方が良く、その点で、国の通貨を取引するFXの自動売買が良いと考えられます。
では、10万円で豪ドル/NZドルにどのように投資すればいいかについては、詳しくは
【FX自動売買】資金10万円でのループイフダンおすすめ設定【初心者向け】【Yuki】
書いていますが、
- 使う自動売買はループイフダン
- 設定は10万円元本であれば、1,000通貨単位でB80を12本
- 豪ドル/NZドルが1.10を超えたらループイフダンを一旦止め、1.08くらいで再開
というのがおすすめです(具体的なやり方や言葉の説明は上のリンク先をご覧ください)
これだと
- 設定が非常に簡単なので、初心者でも始めることができる
- 史上最安値超えの安値に耐えることができる
- 利回りも10%程度は期待できる
というように、個人的にはかなり良い設定ではないかと思っております(実は、これと非常によく似た設定で今100万円程運用しておりますが、実際に利回り10%近くで安定して運用できており、コロナショックの時も全く不安を持たずに見ていられました)
この設定は、初心者でも簡単に設定できて、また、この豪ドル/NZドルを自動売買でこの設定をやってみる場合、ループイフダンは豪ドル/NZドルの取引コスト(スプレッド、マイナススワップ)が自動売買の中で一番条件も良いですし手数料は無料、まだループイフダンの口座を持っていない場合、是非この機会にどうぞ(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
また、この記事から口座開設+取引で、3,000円のAmazonギフト券が貰える限定タイアップもあるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。
口座開設は、
からできます。
なお、この設定が何故良いのかや、具体的にどうやって設定すれば良いのか等については、以下の記事で詳細に書いてあるので、そちらも是非ご覧ください。
【FX自動売買】資金10万円でのループイフダンおすすめ設定【初心者向け】【Yuki】
また、豪ドル/NZドルという通貨ペアについての詳細な解説や、私が今実際に運用している設定とその実績等は、
豪ドル/NZドルループイフダン私の実績と、自動売買における含み損の重要性【Yuki】
で詳しく書いております。
私は豪ドル/NZドルについて、3種類の設定(ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン、グルトレ)を運用しており、それぞれ以下のような設定でやっています(グルトレは既に利確しました)
運用開始日 | 設定 | 耐えうる下限 | 枚数 | 目標利回り | |
ハイリスク | 2018/11/12 | B20、B40、S20、S80※ | 1.01※ | 1万通貨 | 40% |
ローリスク | 2018/12/14 | B80 | 0.91 | 7000通貨 | 10% |
グルトレ | 2019/12/9 | B20,S20 | 0.99 | 6000通貨 | 20%-30% |
※:ハイリスク・ハイリターン設定は、価格帯によって使う戦略をB20とB40を切り替え、さらには時期によってはS20やS80も組み合わせるもので、詳しく書くと非常に長くなるので、下の関連記事をご覧ください。
ループイフダン豪ドル/NZドルとコアレンジャーを、360万円運用して比較
そして、この実績は、以下のようになっております。
元本 | 運用日数 | 確定利益 | 年換算利益 | 年利回り | 含み損込利益 | |
ハイリスク | 1,000,000 | 585 | 716,552 | 447,079 | 44.7% | 632,758 |
ローリスク | 1,050,000 | 547 | 157,688 | 105,221 | 10% | 138,206 |
グルトレ | 1,900,000 | 130 | 338,140 | 949,393 | 50.0% | 338,140 |
このように、コロナショックがあった中でもどれもかなり順調に利益をあげており、また含み損を入れても全て黒字という結果になっております。
豪ドル/NZドルは、上で書いたように理論上かなり自動売買で利益をあげやすい通貨ペアだと考えて投資しておりましたが、実績としても順調に黒字が出ており、個人的には非常におすすめなので、興味があれば少額からでもまずはやってみてください。
この豪ドル/NZドルを自動売買で取引する場合、ループイフダンが自動売買の中で一番コスト(スプレッド)が安く手数料は無料、スワップも有利(マイナススワップが少ない)なので、もし興味があれば、是非どうぞ。(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料で、また、自動売買であるループイフダンにも手数料はかかりません)
また、この記事から口座開設+取引で、3,000円のAmazonギフト券が貰える限定タイアップもあるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。
口座開設は、
からできます。
また、Twitterでも相場の見通しや、おすすめの投資法等も書いているので、よろしければそちらもフォローお願いします!
Twitter:Yuki(@kawaselab)
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