ループイフダン初心者向け設定を解説 | 資金10万円からの安全・簡単設定【Yuki】

こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。
今回は、初心者の方からよく聞かれる、「これからFX自動売買を始めたいんですが、資金10万円くらいからできる中で、おすすめ設定はありませんか?」という疑問に対して、「私ならこうする」という点からお答えしたいと思います。
私自身は、FX歴10年超で、自動売買でも利益を出しており、またこの設定自体もかなり自信のあるものなので、是非参考にしてもらえればと思います(もちろん、この設定が絶対正しいというものではないので、参考にした上でアレンジしてもらうのも大歓迎です!)
結論から言うと、私のおすすめは、以下の通りです。
- 通貨ペアは豪ドル/NZドル
- 使う自動売買はループイフダン
- 設定は10万円元本であれば、1,000通貨単位でB80を12本
- 豪ドル/NZドルが1.10を超えたらループイフダンを一旦止め、1.08くらいで再開
初心者の方からすると、「豪ドル/NZドルって何だ!?」「1.10ってどのくらいなんだ!?」と思われるかもしれませんが、それについても記事の中で解説していくので、安心して読んでくださいね。
この設定であれば、
- 設定が非常に簡単なので、初心者でも始めることができる
- 史上最安値超えの安値に耐えることができる
- 利回りも10%程度は期待できる
というように、個人的にはかなり良い設定ではないかと思っております(実は、これと非常によく似た設定で今100万円程運用しておりますが、実際に利回り8%以上で安定して運用できております)
【2022年2月4日時点実績】
元本 | 1,050,000 |
確定利益 | 267,333 |
含み損益 | ▲57,119 |
合計 | 210,214 |
運用日数 | 1,142 |
年利益率 | 8.1% |
【運用実績の推移】
このように、3年超運用して、年利8.1%ペースで運用できております。ちなみにこの設定、私の場合は15万円1単位で運用しているので、もし10万円1単位であれば年利換算ではその1.5倍の12%くらいで運用できていたと思います(コロナショックの時も含めて、ロスカットが心配になるような局面は一度もありませんでした)
これらの設定は、初心者でも簡単に設定できて、また、この豪ドル/NZドルを自動売買でこの設定をやってみる場合、ループイフダンは豪ドル/NZドルの取引コスト(スプレッド、マイナススワップ)が自動売買の中で一番条件も良く取引手数料無料なので、まだループイフダンの口座を持っていない場合、是非この機会にどうぞ(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
また、この記事限定の特典として、記事内リンクからの口座開設+取引で、私が作成した全57ページのループイフダン攻略本(非売品)+3,000円のAmazonギフト券が貰えるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。
このレポートでは、ループイフダンでの設定の作り方や、私の実際の設定についてこの記事以上に詳しく解説しており、さらには「そういえば、今までこれは解説していなかったけどこれも書いておくか」というのや、「質問メールで貰ってその人には個別に返した実は大事なこと」等も入れて、初心者から上級者まで満足いただける内容になっているかと思います。
正直かなり自信作なので、是非読んでみてください!
口座開設は、
からできます。
なお、注意点として、自分としてはかなり自信を持った設定で、長期のチャートやバックテスト結果、さらに実際に近い設定を動かしている身からしても良い設定だろうと思うものですが、相場に絶対はないので、投資は自己責任でお願いします(あくまで「私ならこうする」というだけです)
以下の順番で書いていきます。
- ループイフダンは初心者におすすめ!設定が非常に簡単
- ループイフダン初心者向け解説 そもそもどういう通貨を選ぶべきか
- FX自動売買では何故豪ドル/NZドルがおすすめなのか?
- 何故豪ドル/NZドルだとB80がおすすめ設定なのか?
- 資金10万円でのループイフダン初心者おすすめ設定、やり方を画像付きで解説
ループイフダンは初心者におすすめ!設定が非常に簡単
ループイフダンは、FXの「リピート系自動売買」と呼ばれるものの1つで、以下のような仕組みで、「下がったら買う」「上がったら売る」を自動で繰り返してくれるものです。
このように、はじめに簡単な設定さえすれば、あとは全自動で24時間取引をしてくれるものです。
そして、こういう自動売買システムは、物によっては非常に設定が複雑で、分かりにくいものも多いのですが、ループイフダンは、
- どの通貨ペアを選ぶか
- どの戦略を選ぶか
- 取引単位をどうするか
- 損切設定を入れるか
- 本数を何本にするか
等を、画面の中で選んでいけば、後は全自動で売買を繰り返してくれるもので、「とにかく初心者にも分かりやすい」という点で定評のある自動売買です。
この記事でも一番最後に画像付きでやり方を解説しますが、それを見てもらうと、「ものすごく簡単に設定できる」ということが分かってもらえると思います。
このように、ループイフダンは初心者でも簡単にできる自動売買システムです。
ループイフダン初心者向け解説 そもそもどういう通貨を選ぶべきか
では次に、自動売買ではどういう通貨ペアを選ぶべきなのか、ということから解説します。
結論から言うと、以下の2つの要素を満たした通貨ペアが、自動売買向けと言えます。
- レンジ相場になりやすい(=一定の範囲で値動きしていて、大きく一方向に動かない)
- その中で、「もし動くとしたらこっち方向」という方向性がある
まず、上でも書いたように自動売買というのは、下がったら買う、上がったら利確というのを繰り返すものです。
そのため、基本的には上がったり下がったりしながらも、そんなに大きく相場が動かない、いわゆるレンジ相場において一番強みを発揮できるものです。
また、「下がったら買う、上がったら売る」という性質のため、例えば買いでループイフダンを入れた場合、相場が大きく下がってしまえば含み損を抱えることになります(売りだと上がると含み損)
画像出典:ループイフダン公式サイト
含み損も溜まっている分には特に実害はなく、むしろ将来の利益の種になるものなのですが、ただ、一定以上含み損が増えると、強制ロスカットのリスクも出てきてしまいます。
こうしたことから、基本的にはレンジ相場でありながら、買いで入るなら「大きく下がるリスクが少ない通貨」、逆に売りで入るなら「大きく上がるリスクが少ない通貨」を選ぶ必要があります。
「いや、そんな都合の良い通貨なんてあるの?」と思われるかもしれませんが、実は私も今一番メインで取引している凄く良い通貨ペアが1つあるので、次でそれを紹介したいと思います。
FX自動売買では何故豪ドル/NZドルがおすすめなのか?
では、その通貨が何かというと、もう一番最初にも思いっきり書いたのでもったいぶらずに言うと(笑)、豪ドル/NZドルという通貨ペアで、個人的にはこの通貨ペアが自動売買における最強の通貨ペアだと思っており、実際に自分でも裁量トレード等も合わせると1,000万円近く投資している通貨ペアです。
そこで、まず「豪ドル/NZドルとは何か?」「何故この通貨がおすすめなのか?」という点から説明します。
この豪ドル/NZドルについては、私がものすごく大好きな通貨ペアで、他の記事でもかなり細かく解説しているので、その部分を引用したいと思います。
自動売買は、
- レンジを決める
- レンジの中での相場の上げ下げで利益を得る
というものです。また、例えば買いであればレンジを下抜けたらロスカットリスクがあり、売りなら上抜けたらロスカットリスクがあるというように、「想定と逆方向にレンジから抜けると危険」という特徴もあります。
そうである以上、自動売買で運用する通貨ペアは、
- レンジ相場になりやすい
- レンジ幅が広すぎず、そのレンジ内で上下してくれる
- 最終的に「レンジを抜けるにしても、こっち方向に行くだろう」という予想がつきやすい
という特徴があることが望ましいと言えます。
そして、豪ドル/NZドルという通貨ペアは、上記条件をすべて満たす、非常に自動売買に向いた通貨ペアと言えます。それは何故なのか、ということをこれから説明します。
まず、豪ドル/NZドルという通貨ペアは、「豪ドルを買って、NZドルを売る」という通貨ペアです。そして、豪ドルとNZドルは、
- どちらもオセアニア諸国の通貨
- どちらも中国経済の影響を大きく受ける
- どちらも先進国の中では比較的高金利
- どちらも緩やかに長期間経済成長が続いている
- どちらも公的債務残高が少なく、財政リスクが低い
というように、特徴が非常に似ているため、為替もほぼ同じような動きをして、その結果、豪ドル/NZドルという通貨ペアは、非常にレンジ相場になりやすい通貨ペアです。
実際、直近30年間の豪ドル/NZドルのチャートをご覧ください。
このように、1.0から1.4の間で安定してレンジ相場を形成しております。
このレンジ相場になりやすさは、他の通貨ペアと比べても圧倒的であり、他に自動売買で人気の高いドル円、豪ドル円、NZドル/ドルと直近30年間の値動き幅を比べると、以下の通りです。
このように、豪ドル/NZドルは、長期でレンジ相場になりやすく、レンジの幅も豪ドル円等と比べても狭いという特徴があります。
また、豪ドル/NZドルのレートは、オーストラリアとニュージーランドの経済規模の差を考えても、豪ドル/NZドルが1.0を下回る(=ニュージーランドドル>豪ドルになる)可能性は低く、実際にコロナショックの時もワンタッチした後すぐ戻したことを考えると、レンジを下方向に抜ける可能性は低いという点も、自動売買に向いているポイントです。
オーストラリアとニュージーランドを比べると、上記のような共通点はある反面、
- 人口(2,499万人VS495万人)
- GDP(13,379億ドルVS2,015億ドル
- 貿易総額(7,986豪ドルVS1,101NZドル)
というように、基本的にはオーストラリアの方が国力が強いという関係にあり、こうしたことからも、豪ドルとNZドルの逆転(=豪ドル/NZドル1.0割れ)の可能性は高くないと言えます。
豪ドル/NZドルループイフダン私の実績と、自動売買における含み損の重要性【Yuki】
このように、豪ドル/NZドルというのは、非常にレンジ相場になりやすく、また、レンジの幅も小さく、さらに下値の1.0というのも堅いので、自動売買にとても向いている通貨ペアです。
そして、この豪ドル/NZドルという通貨ペアで自動売買ができる中で、ループイフダンがコスト(スプレッド)や手数料、スワップポイントでも条件が良いので、豪ドル/NZドルを自動売買で取引する場合、ループイフダンがおすすめです。
具体的に、FX会社の取引条件を比較すると、以下のようになっております。
スプレッド | スプレッド※1 | 手数料 ※2 | 買いスワップ※3 | 売りスワップ※3 |
ループイフダン | 6 | 無料 | -4 | 3 |
トライオートFX | 9.8※4 | 無料 | -18.4 | 8.8 |
iサイクル注文 | 10 | 40 | -40 | 0 |
トラッキングトレード | 7.1 | 40 | -38 | 0 |
トラリピ | 変動 | 無料 | -17 | 3 |
※スワップポイントは、1日あたりに発生する10,000通貨単位の値
※1 スプレッドは例外ありで、単位はpips
※2 手数料は税込で往復分
※3 スワップポイントは、円単位で記載があるところは執筆時現在(2022/2/6調査)のスワップポイント、NZドル単位での記載があるトライオートFXは1NZドル=80円で換算
※4 1,000通貨単位での取引の際のマークアップを含むスプレッド
このように、豪ドル/NZドルを自動売買で取引する場合は、スペックの面から見ても、ループイフダンがおすすめです。
ループイフダンについては、この記事限定の特典として、記事内リンクからの口座開設+取引で、私が作成した全57ページのループイフダン攻略本(非売品)+3,000円のAmazonギフト券が貰えるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。
このレポートでは、ループイフダンでの設定の作り方や、私の実際の設定についてこの記事以上に詳しく解説しており、さらには「そういえば、今までこれは解説していなかったけどこれも書いておくか」というのや、「質問メールで貰ってその人には個別に返した実は大事なこと」等も入れて、初心者から上級者まで満足いただける内容になっているかと思います。
正直かなり自信作なので、是非読んでみてください!
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何故豪ドル/NZドルだとB80がおすすめ設定なのか?
まず、そもそもこのB80というのが何かというと、「B(=Buy 買い)」で、「80(=80pipsごとに指値し、80pipsごとに利確)というものです。なお、pipsというのは、0.0001のことで、80pipsだと0.008で、1.08の次は1.072、その次が1.064・・・みたいなイメージです。
そして、このB80が何故おすすめなのかを次に説明します。
豪ドル/NZドルを長期自動売買運用するなら、買いがおすすめ
まずBを選んだ理由から言うと、上でも書いたように、長期的に豪ドル/NZドルは1.0〜1.4で推移しており、今は1.07付近と、長期チャートで言うと下の方におります。
そして、豪ドル/NZドルというのは、豪ドル÷NZドルということで、それが1を割るということは、つまり豪ドル価格<NZドル価格というように、豪ドルとNZドルのレートが逆転するということです。
オーストラリアとニュージーランドだと、経済規模も、人口も、国力も圧倒的にオーストラリアの方が上で、これまでもずっと豪ドル>NZドルという関係が保たれてきたことを考えると、1を割る可能性はかなり低いと考えられます。
そうした点から、長期で運用する場合、今の水準であれば、買い方向で入るべきと考えられます。
豪ドル/NZドルは80pips刻みがいい理由
では次に何故B80という戦略を選んだかというと、これについては、過去のバックテストを行った結果、基本的にB80が利回りが高い戦略だったからです。これも別記事で詳しく解説しているので、その部分を引用すると、
過去1年間、3年間、5年間でどの戦略が良いのかを比較したのが、以下の表です。
【確定利益額】
【利回り(確定利益÷必要資金)】
【含み損考慮後利益】
【含み損考慮後利回り】
これを見ると、
- 直近1年はどの戦略を選んでもマイナスだが、3年や5年だと全てプラス
- 利回りが良いのは、B80かB100のどちらかだが、B40もそこまで悪いわけではない
- B20だけ明らかにパフォーマンスが他と比べて低い
ということが分かります。
直近1年で含み損を入れるとどれを選んでもマイナスになるのは、豪ドル/NZドルのレートが1.09→1.11→1.05と一度上がってから下落しているのが原因で、ただ、3年、5年前のレートも大体1.09くらいであったことを考えると、ある程度長い期間自動売買で利益を積み重ねれば、取り返せる範囲であるということが分かります。
ではB80かB100のどちらがいいかというと、利回りを見る限り明確な違いはないものの、直近5年間での累計の利回りはB80の方がよく、また、自動売買としてはある程度約定されやすい方が運用していて精神衛生上も好ましいと考えて、私はB80が良いのではないかと思っております。
ループイフダン豪ドル/NZドルの最適値幅をバックテストして考察【Yuki】
このように、過去のバックテストをした結果、B80が個人的には一番良さそうだと思ったので、B80を選びました。
なお、このB80を1,000通貨で12本という設定だと、資金10万円での投資で、
- 今のレートから一直線に落ちたと仮定すると、1を割って0.99までは自動売買でついて行ったあと、さらに0.96まで耐えることができる
- 仮に一度1.1まで上がってから落ちたと仮定すると、1近くまでついていったあとで、0.98までは耐えることができる
というように、史上最安値であり、非常に大きな節目でもある1を割っても耐えられる設定であり、その点で安全性もかなり考慮された設定だと考えております。
以上が私の考えた設定についての解説でした。では、最後にこの設定のやり方を、画像付きで分かりやすく説明します。
資金10万円でのループイフダンおすすめ設定、やり方を画像付きで解説
まず、ループイフダン口座にログインして頂いて、ループイフダン(注文)というボタンを押してください。すると、以下のような画面が出るので、このように設定してください。
これで、「豪ドル/NZドルのB80を、1,000通貨単位で」というところまで設定できたので、次へをクリックしてください。次の画面で、仕掛ける本数を設定するので、以下のように、12と入れてください。
これで確認を押してもらうと、最終確認画面が出るので、問題なければ開始を押せばOKです!
このように、画像たった3枚で解説できるくらい簡単に自動売買を設定できます(笑
ループイフダンは、上でも書いたように、豪ドル/NZドルの取引コスト(スプレッド、マイナススワップ)が自動売買の中で一番条件も良く取引手数料無料なので、まだループイフダンの口座を持っていない場合、是非この機会にどうぞ(もちろん、口座開設や口座維持手数料は一切無料です)
また、この記事限定の特典として、記事内リンクからの口座開設+取引で、私が作成した全57ページのループイフダン攻略本(非売品)+3,000円のAmazonギフト券が貰えるので、口座開設はこの記事からしていただくのがおすすめです。
このレポートでは、ループイフダンでの設定の作り方や、私の実際の設定についてこの記事以上に詳しく解説しており、さらには「そういえば、今までこれは解説していなかったけどこれも書いておくか」というのや、「質問メールで貰ってその人には個別に返した実は大事なこと」等も入れて、初心者から上級者まで満足いただける内容になっているかと思います。
正直かなり自信作なので、是非読んでみてください!
口座開設は、
からできます。
また、Twitterでも相場の見通しや、私のトレードも書いているので、よろしければそちらもフォローお願いします!
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・スワップポイントは一定ではなく変更される場合がありますのでご注意ください。また、変更により、「受取」から「支払」へ転向する可能性がありますのでご注意ください。