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2020/04/15
シストレ活用事例

コロナショック相場の今後の予想(2020年4月14日時点)【Yuki】

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こんにちは。為替研究所のYukiです。

2月下旬以降の相場は、「新型コロナ」と「原油」、さらにはその結果としての「株価の動き」が市場のほぼ全てのテーマであり、去年までだと最重要であった金融政策や経済指標がほぼ無反応(というか事前予想と結果に対しての反応がほぼランダム)という状態になっております。

そんな中で最近は株価も上昇基調にあり、全体的に相場は落ち着きを取り戻しております。

 

【NYダウの時間足チャート】

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実は、これについては以前から「株価は3月中盤の諸外国での外出規制や、経済対策の効果が出てくることから、3月下旬から4月上旬くらいには上げていくのではないか」と書いており、現時点では予想通りの展開となっております。

関連記事:コロナショック相場の分析と、今後の見通し・おすすめ投資法を解説【Yuki】

 

ただ、今時点で予想はある程度当たっているなと思いつつ、少し補足した方がいいかなと思う点も出てきたので、今後の重要材料について、4/14時点で書いていきたいと思います。



新型コロナはやはり外出規制で抑制可能。Stay Homeはすべき

前回3/24時点では、あの当時「絶望感」の象徴であった、多くの国での都市封鎖について、「感染抑制の点からは非常に有効であり、本来は上げ材料であるはずだ」と書いておりましたが、この見通し自体は正しかったようで、イタリア、スペインでは感染拡大がピークアウトしつつあり、またニューヨークでも死者数が徐々に減ってきており、新規入院患者数も減っているという報道もあります。

 

「あくまでピークアウトしただけで、新規感染者も増えている中で何を喜んでいるのか」という声もたまに聞きますが、再生産数が1より大きいウィルスの感染者数は、免疫ができるまではネズミ算方式で増えるものなので、何もしなければ爆発的に増えていたところをピークアウトできたということであり、これは非常に大きな効果があったと評価すべきものです。

 

これは数字で考えると分かりやすく、たとえば1人から2人に感染させるとして、元々の感染者数が1人なら2人増えて3人に、その次の期間では9人(+6人)に、さらにその次の期間では27人(+18人)というように、何もなければこのように感染爆発は不可避です。

 

もちろん、いずれは回復者も出たり、あるいは免疫ができる人も出てきて徐々に減りますが、今時点の報道だと回復にはある程度時間がかかり、また新型ウィルスであるため免疫保持者もほぼいないという点から、今くらいの時点では、何もしていなければ爆発的に増えていたはずで、それを抑制できたという点で、やはり外出規制には強い効果があったと考えられ、そういう点から、個人的にも「半引きこもり生活」を続けたいと思っております。

 

ただ、これで終息に向かうかというと、個人的には全くそうは思っておらず、むしろここからが本当の地獄の可能性を十分に意識する必要があると考えており、具体的には4月下旬〜5月中くらいに一度とんでもないものが来るのではないかと警戒しております。



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コロナ相場で今後警戒すべきものは?

では、今後の展開として一番注目すべきは何かというと、それはやはり「経済の再開は可能なのか」ということで、実際に中国は徐々に経済を再開させ、アメリカやスペインなどでもそろそろ再開させていこう・・・・という展開になっております。

 

その中で、先行事例として重要なのは、やはり「一番最初に感染者が出て、一番最初にかなり強く抑え込みに成功した中国がどうなるか」だと思っております。

 

中国は、一部都市の再封鎖等も行われているようですが、全体的には感染の抑制に成功し、武漢の封鎖解除等、経済活動再開に向けて動いております。

 

これについて「中国で本当に感染を抑えられているか」と疑う人も多いですが、確かに中国の出している数値を鵜呑みにはできませんが、とはいえ中国のような国で徹底した外出規制を長期間行った以上、感染をかなり抑えられたのは間違いないと考えております。

 

なので、今時点では感染者が少ないというのはある程度信頼できると考え、そして今時点の感染者が少ない以上、再開直後には大きな問題は出づらいと見ております。

 

ただ、このウィルスの怖いところは、感染から発覚までのタイムラグがある&基本的にネズミ算方式で増えるものであり、はじめは感染拡大がないように見えても、ある日突然「中国でも隠し切れないレベルの感染再爆発」が起こるリスクは十分ありえて、そうなると世界的にも「経済再開は最早不可能ではないか」というような、完全なる絶望相場になる可能性もあると見ております。

 

3月の「コロナショック」の時には、「5月くらいまでには国内についてはある程度何とかならないかな」「さすがに無理かな」くらいのイメージ感で語られることが多かったですが、もしこうなると、「コロナを恐れずに経済活動を再開するのには、治療薬・治療法の確立か、ワクチンの完成まで無理だ」ということになり、本当に先の見えない状態に陥り、その際の絶望度は前回どころの比ではないだろうと考えております。

 

また、こういう展開になれば、「最早感染抑制は不可能だし、人間死ぬときは死ぬんだから、経済再開するべし」という派と、「とにかく治療法やワクチンが完成するまで可能な限り抑制すべし」という派で社会的な分断が起きる可能性もかなり高いと見ており、その場合暴動が起こる→そのせいでさらに感染拡大という展開があってもおかしくはないかなと見ております。

 

「感染の2波目、3波目」というのはよく言われておりますが、この2波目、3波目があれば、どう考えてもこれまでの比ではないような地獄絵図になる展開しか想像できないので、このリスクには備えておくべきだと思います。

 

もしこのリスクが顕在化するとしたら、発覚のタイムラグや最初の方は中国も隠そうとすることを考えると、早くて4月下旬くらい、遅くて5月中かなと見ており、この辺りまでにできればリスクポジションを減らしておきたいと考えております。

 

個人的には、感染再爆発は起こらないor治療法が確立されて経済再開が可能になることを祈っておりますが、相場の世界ではそういう楽観論に身をゆだねることは許されないので、リスクとして認識しながら相場に向かいたいと思います。

 

もしこのリスクが顕在化した時には、おそらく前回同様金等の安全資産も投げ売りされる展開になることが予想されるので、金や状況次第で仮想通貨、さらにはそういう事態があっても本質的には影響が極めて小さい豪ドル/NZドルあたりのトレードをしたいと思っております(トレードしていられるような状況であれば、という前提ですが・・・・)

 

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著者プロフィール
Yuki
Yuki

FX歴10年超のファンダメンタルズ派トレーダー。主に短期から中期でのトレードを得意としており、最近は自動売買やスワップ投資も行っております。 2010年より為替研究所を運営。相場の見通しや、FXでのおすすめの投資方法などを分かりやすく解説しております。 ループイフダンでは、豪ドル/NZドルやトルコリラ等を運用中。