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2019/07/26
シストレ活用事例

自動売買と短期トレードの根本的な違いについて【Yuki】

#FX
#自動売買・シストレ

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こんにちは。為替研究所のYuki(@kawaselab)です。

今回は、自動売買と短期トレードの根本的な違いについて解説したいと思います。

 

また、その中で、自動売買は、特に短期系の人からよく「あんなもの儲からない」「コツコツドカンの典型」等という批判を受けることがよくありますが、何故そういう批判があるのかを確認しつつ、私なりの見解も書いていきたいと思います。

私自身は自動売買以外にも長期投資、スイングトレード、デイトレードやスキャルピング等の短期トレードまで幅広くやっており、どちらの言い分もある程度理解はできるので、その両方をやっている人間として、双方の言い分や、そのトレードをする上で持っておくべき考え方についても、改めて説明できればと思います。

 

まず先に言うと、自動売買と短期トレードの大きな違いは、

  • 根本的なトレンドに対する考え方が真逆
  • 自動売買は投資、短期トレードは投資であり半分労働でもある
  • その結果、利回りに対する考え方も大きく異なる

という点だと思っております。

それぞれ詳細に解説していきます。



根本的なトレンドに対する考え方が真逆

まず、トレンドに対する考え方としては、

  • 自動売買:トレンドに逆行してポジションを増やし、ロスカットはしない
  • 短期トレード:大きなトレンドには逆らわず、ロスカットを頻繁にする

という点で、この時点でやり方が真逆になります。

まず、自動売買では、「上がったら売り、下がったら買い」というように、基本的に全力で「逆張り」していくもので、ある程度トレンドと言える動きをしている中でも、徐々に下がって行くのに対して徐々に買い下がって行き、含み損が溜まってもロスカットをせずに上がるのを待つ、というのが基本です。

それに対して、短期トレードでは、「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」というダウ理論の一番基本的な考え方に従い、大きなトレンドに逆らうトレードはせず、その中で含み損が溜まれば、早めにロスカットするというのが基本となります。

このように、根本的にやり方が違うので、短期トレードメインの方からは、「トレンドに逆行して含み損を増やすとか、何を考えているんだ」となりやすいというのがまずあります。



自動売買は投資、短期トレードは投資であり半分労働でもある

これは短期トレードをやってみると分かりますが、ある程度の時間相場を見て、その中でチャートの動きやニュースなどの情報、他の通貨や株価指数、商品価格等の動きも見ながらエントリーポイントと決済ポイントを考えるというのは、時間、体力、反射神経や思考力も使います。

それに対して、自動売買では、はじめにどういう設定にするか、資金はどのくらいにするかということを考えるのは必要ですが、そこさえ決めておけば、後はその取引ルールに従ってシステムが全自動でやってくれるので、時間も体力も反射神経も必要ありません(状況が変わった時にどうするか、という点で、思考力は必要ですが、短期トレード程瞬間的な判断は求められません)

そういう点で言うと、短期トレードは投資ではあるものの、半分労働としての側面もあるのに対し、自動売買はほぼ100%投資という点も違いと言えます。



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その結果、利回りに対する考え方も大きく異なる

このように、「短期トレードは半分労働、自動売買は投資」という点の違いがあるため、利回りもリスクも大きく違います。

まず利回りについては、自動売買だと大体5%〜20%くらいを目指す人が多いと思いますが、短期トレードでは、そもそも「利回り」という概念で物を考えている人があまりおりません。

以前私がとあるFX会社の人から話を聞いたことによると、「スキャルピングメインだと、資金800万円くらいで、年間数千万円から億単位まで稼いでいる人もいる」という話で、利回りとかそういう次元ではないんだなと思った記憶があります(笑

短期トレーダーにとっては、元の資金があって、それをなくさないようにはしているものの、勝ちを積み重ねて、負けることもあって、トータルでいくら稼いだか、というのに興味はあるものの、「元の資金に対してこれだけ稼いだ」という意識は、おそらく希薄なのだろうなと思います。

その一方で、自動売買だと、元の資金量から取引単位、どのくらいの値幅を考えるかといったことを考えるので、一番の尺度は「利回り」であり、そこを最重視します。また、その利回りも、ロスカットされたら終わりなので、そこまで高いものは目指しにくく、おそらく多くの人が5-20%くらいを目指していると思います。

この「利回り」は、短期トレーダーからすると恐ろしいほど小さく感じられ、その上で一番上にも書いたように、「トレンドに逆行する」「ロスカットは自分ではせず、強制ロスカットされるまで耐える」というのは、「なんか凄いリスク取ってる割りに、リターンも小さくて、何がしたいんだろう」と映るのではないかと思います。

以上が短期トレードと自動売買の考え方の違いでした。その上で、じゃあ「自動売買は本当にダメなのか?」ということを次に考えたいと思います。



自動売買は儲からないのか?個人的な見解

では、最後の私の自動売買と短期トレードについての見解を書きます。個人的には、短期トレードと自動売買は、「違うゲームをしているだけで、どっちが上とかはない」と考えております。

というのも、やはり「短期トレードは半分労働、自動売買は投資」という点の違いが最大の違いだと思っており、仕事できる人がうまくやったら投資より儲かるしリスクも低いというのは当たり前の話で、ある意味で「投資するより、プロ野球選手になった方が儲かる」というようなものと近いと思っており、「それはそうだけど、全員がプロ野球選手になれるわけじゃないよね」というように感じます。

また、短期トレードはそれ自体がかなり難しいもので、今勝てている人でも、何年間か負ける期間を続けて、それでも努力を続けた結果勝てるようになったという人が多い世界で、そんな簡単に「稼げるからやってみよう」と言えるものではありません(もちろん、うまくやれば稼げるので、練習してみる価値はあると思いますが)

それに対して、自動売買では、上手い人の設定を真似することもできれば、また、相場に張り付いたり、時間を取られたりもしないので、その点では、やはり「純粋な投資」という意味で、良いものだと思っております。

また、利回り5-20%というのも、利回り5%というのは不動産でも実質利回りではなかなかそこまでのものは見当たらず、20%にもなると、株式では相当リスクの高い利回りであることを考えると、その辺りを現実的に狙えるのは、利回りとしても悪くないと思っております。

以上のことから、私は「短期トレードと自動売買は別のゲームであり、どちらにも良いところも悪いところもあるから、自分に合ったものをやるのがいい」と考えております。

なお、私のトレードの中でも、自動売買やスワップ投資等、「比較的誰でも真似しやすいもの」については、700万円以上公開運用しており、その中には利回り30%超えのループイフダン設定から、逆にリスクを抑えて10%を目指す戦略等もあり、その実績も定期的に書いておりますので、興味があれば是非ご覧ください。

【資産運用おすすめ】10万円から投資可能!Yukiの実績公開ポジション一覧

また、私のTwitterでも相場の自分なりの見方、私のトレードなどについて書いているので、よろしければそちらもご覧ください。

Twitter:Yuki(@kawaselab)



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著者プロフィール
Yuki
Yuki

FX歴10年超のファンダメンタルズ派トレーダー。主に短期から中期でのトレードを得意としており、最近は自動売買やスワップ投資も行っております。 2010年より為替研究所を運営。相場の見通しや、FXでのおすすめの投資方法などを分かりやすく解説しております。 ループイフダンでは、豪ドル/NZドルやトルコリラ等を運用中。