「さみー」の失敗しないループイフダン戦略 2019年ループイフダン実績
週ごとのループイフダン実績
どうも!ループイフダン歴4年目のさみー(@sammy_fx_123)です。
5月のループイフダン実績は「+15,511円」でした。
5月は今までの堅調さから一転、米中貿易悪化によりリスク回避の円高。さらに5月31日にはトランプ大統領のメキシコへの関税発言によりさらなる円高となりました。
ボラティリティが大きなクロス円の買い運用は調子がいい時はすごく利益がでますが、今回のような長くつづくであろうリスクオフ相場時には利益は出ないし含み損も一気に増えます。
しかし長期運用で利益を出すループイフダンとしては利益が出ない時に耐えることも必要。
利益を安定させるためにクロス円だけでなく、ドルストレートも組み合わせた通貨ペアでリスク分散させてバランスよく利益を積み上げていくことが大切です。
米中貿易摩擦のみならず、メキシコへも広がった関税問題。
早期解決を願うばかりですが、残念ながら長期化は避けられそうもありません。
今はまだ攻めるタイミングではなく、さらなる下げに備えるべき。現状の維持率が低い場合はとにかく高める。余力がある場合はもう一段下げるまでチャンスを待ちましょう。
ループイフダン実績
2019年5月のループイフダンの通貨ペア別実績です。
今まで主力として活躍していた豪ドル円が下降トレンドにより耐えるタイミングになりました。
かわりに豪ドル円のヘッジとして始めたスイスフラン円の売り注文がリスクオフ相場に合わせて機能してくれてます。
主軸の豪ドル円が不調でも僕のように複数通貨ペア稼働で利益の面でも精神的な面でも安定します。
もし豪ドル円だけだったら利益が全然でなくて精神上かなりつらかったはずです。
気持ちの面で弱気になると長期運用前提で始めても「もうだめだ」と思って早々に損切りしたり、コロコロ設定を変えたりしがち。
複数通貨ペア運用は利益の安定だけでなく気持ちの安定にもつながる大切な考え方なのでぜひとも実践したいところです。
ドル円のチャート分析
5月31日にトランプ大統領の「メキシコに関税をかける!」との発言がきっかけとなり、今後の米中貿易ならびに他国へのリスク観測が広がり、リスク回避の円買いに傾きました。
さらにいままで米国の経済の堅調さに支えられていたドルもついに売りが加速。
他のクロス円に比べて下げ幅が限定的だったドル円さえもついに108円前半まで値を下げました。
今回はクロス円の指標となりうるドル円のチャート分析をします。
中長期の展望を考えるにはとにかく週足、月足チャートを見ましょう。
水平線によるサポートラインを考えると、108円で下げ止まるかどうかです。
もし108円で反発できなければ次のラインの105円を目指す展開が予想できます。
つまり108円のサポートラインを割ったら1月3日のフラッシュクラッシュで記録した105円まで米中貿易が好転するビッグニュースが出なければズルズル下げる可能性が高いと言わざる得ないでしょう。
次の重要イベントは6月28、29日に大阪で主要国の集まる経済分野を主要課題としたG20サミットが開催されます。
サミットで米国と中国との首脳会議が行われる見込みありますが、実際行われるのか。
行われた場合に果たして進展があるのかどうか。
個人的には好転を望みつつもトランプ大統領のことですから厳しい展開になるだろうと考えています。今はとにかく攻めるときではないでしょう。下落に備えて守備力上げていきたいところです。
さみーのループイフダン証拠金維持率
5月中旬時点で口座維持率は792%でしたが、5月末時点で852%なのでまだまだ余裕がある状態です。
・広い値幅で大きな下落を想定した設定
・クロス円だけでなくドルストレートも含めて複数通貨ペアで運用
2つの成功のための考え方を実践している結果です。
利益を求めた攻めた設定がダメだというわけではないですが、まずは失敗しない設定で安定稼働できてから。失敗しない方法のコツを実践を通して理解することが大切です。
利益を求めるのはそれからでも遅くありません。
とにかく大きな失敗を防ぐことで利益は徐々についてきます。
資産運用、投資をしていると年利30%とかの大きな利益率に目が行きがちですが、最初はどうやったらリスクの低い方法なのかを理解してからです。
リスクリワードを意識することで初めて年利30%がどれだけリスキーなのかがわかるようになります。
では今回はこのへんで。
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