米ドル円ループイフダンB10・B15・B25を検証by為替カバ

こんにちは！

FX長期投資家の為替カバです。

私が長期投資に興味を持つのは、「投資に時間を取られなくてすむ」というメリットがあるからです。

そこで、FXで投資に時間を取られない自動売買システム「ループイフダン」についても検証しました。

ループイフダンを簡単に言うと

「●円で買えたら〇円で売る」

というセットの注文を、等間隔にまとめて設定する投資法です。

値幅25銭でのループイフダン例

ループイフダンに選んだ通貨ペアは米ドル円　値幅設定はB10・B15・B25

ループイフダンに活用できる通貨ペアはいろいろありますが、為替カバは米ドル円を選択しました。

主な理由は、スプレッドです。

長期保有と違い、何回も売買するループイフダンでは、スプレッドの狭さはそれだけで有利です。

また、値幅についてはFX会社が提供するループイフダンランキングで成績上位のB10・B15に加えて、B25も検証に加えました。

詳しくはこちらです　「ループイフダンにベストな通貨ペアと値幅設定は？」↓

https://www.docbiotechnology.info/fxjidou-nehaba.html

米ドル円FXループイフダンB10・B15・B25　1か月間のトレード成績検証

合計損益の比較

まず一番知りたいのがどれだけ儲かったかですよね。

早速見てみましょう！

米ドル円FXループイフダンの損益（売買単位：1000通貨）

売買システム名	B10	B15	B25
値幅	10銭	15銭	25銭
為替差損益+スワップ損益	+8873円	+6561円	+4510円
未決済ポジション評価損益	-213円	-205円	+154円
合計損益	+8660円	+6356円	+4664円

合計損益は、B10が一番利益が出ています。

B10は値幅が一番狭いため、売買の回転率が高く、その分多くの利益が得られた結果です。

未決済ポジション数の比較

次に比較したのが、未決済ポジションです。

売買システム名	B10	B15	B25
値幅	10銭	15銭	25銭
未決済ポジション数	3本 （3000通貨）	2本 （2000通貨）	2本 （2000通貨）

こちらはB10が一番多いのですが、投資1ヶ月では、それほど大きな差はまだありません。

米ドル円B10の未決済ポジション

米ドル円B15の未決済ポジション

米ドル円B25の未決済ポジション

必要証拠金の比較

現時点での保有ポジション数から必要な証拠金を計算しました

売買システム名	B10	B15	B25
値幅	10銭	15銭	25銭
未決済ポジション	3000通貨	2000通貨	2000通貨
最低必要証拠金 （レバレッジ25倍）	13440円	8960円	8960円
必要証拠金 （レバレッジ10倍）	33600円	22400円	22400円
必要証拠金 （レバレッジ5倍）	67200円	44800円	44800円

保有期間が1ヶ月と短いため、今はそれほど証拠金が必要ありません。

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年間予想損益の比較

必要証拠金から、年間リターンを比較しました。

売買システム名	B10	B15	B25
値幅	10銭	15銭	25銭
未決済ポジション	3000通貨	2000通貨	2000通貨
必要証拠金 （レバレッジ10倍）	309%	340%	250%
必要証拠金 （レバレッジ5倍）	154%	170%	125%

※年間リターン＝1か月の合計損益×12÷必要証拠金×100で計算

この1か月の米ドル円相場は、1ドル109円台から111円台の円安だったため、買いから入るループイフダンとの相性はバッチリでした。

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結論

年間リターンでは、値幅設定15銭のループイフダンが一番よかったです。

ただ、始まったばかりで円安相場しか経験してないため、円高やレンジ相場ではどの値幅設定が有利なのか、継続して検証していきます。

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