20数年間の安値圏 英ポンドドルB ループイフダン設定例 2022年9月【スノーキー】
スノーキーこと小手川征也です。
以下のループイフダンの設定例記事に続く、ループイフダンの設定例公開記事シリーズです。
資金約40万円 ループイフダン ユーロ英ポンドB20 40 設定例 2022年6月【スノーキー】
資金30万円 50万円 ループイフダン ドルスイスB50 設定例 2022年5月【スノーキー】
今回は、対円通貨ペアではない英ポンドドルのB(買い)のループイフダン設定例を二つ公開します。
資金の目安は約44万円弱と約27万円強(*記事執筆時点の情報)となっています。
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英ポンドドルは日本円がからんでいない通貨ペアなので、急激な円高・フラッシュクラッシュが発生しても影響を受けにくい点は魅力ですね。
私がフラッシュクラッシュにより、ループイフダン運用で痛手を負った様子と対処法についてはスノーキー限定タイアップ特典のレポート内で書きました。
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1.ご覧いただく前の注意点
今回の設定例をご覧いただく前に、以下の注意点をご確認ください。
- 私が今ループイフダンを英ポンドドルのB(買い)で始めるなら、という「例」を公開します。
- 公開した設定を推奨しているわけではありません。
- 「決済損益の目安」は目安であり、確定しているものではありません。
- 想定変動幅より外れた場合は損失が出る場合があります。
- ご覧いただいたタイミングでは為替レートやスワップポイント、必要証拠金が公開時と大きく異なる場合があります。
その際は、ご自身で停止する為替レートなどをご判断ください。 - 決済損益の目安はループイフダンランキングより引用しました。
- 2022年9月8日のデータ・為替レートをもとに算出しています。
2.英ポンドドルの必要証拠金とスワップポイントを他の通貨ペアと比較
まず、英ポンドドルを他の通貨ペアと比較した時の必要証拠金をご覧いただきます。記事執筆日の調査結果です。
英ポンドドルの必要証拠金は、特に少額というわけではありません。
むしろ必要証拠金が多く必要な通貨ペアに分類わけされます。
次に、1万通貨あたりの主要通貨ペアのスワップポイント比較一覧表をご覧いただきます。*画像内のスワップポイントは記事執筆時点のものであり日々変動します。
英ポンドドルは買いポジションだとスワップポイントの支払いが、売りポジションだとスワップポイントの支払いも受け取りも発生しません。
今回の設定例は買いの売買システムなので、記事執筆時点ではスワップポイントの支払いが発生。
ただ、これから先、英国の方が積極的に利上げをしていった場合、この金額の差が縮まる可能性はありますが、米国の利上げのスピード・幅を見ていると、むしろ政策金利の差は広がる可能性の方が高いような気もします。
ループイフダンで今英ポンドドルを選択する理由として、現在の円安水準があります。
円安環境では対円通貨ペアは売りで挑みたいのですが、上の画像をご覧いただいても一目瞭然、売りだとスワップポイントの支払いが発生する通貨ペアの方が多いです。
例外はスイス円ぐらい。
ですが、もしもスイス中銀が利上げサイクルに入った場合、対円通貨ペアの中で売りにて稼働したい通貨ペアがなくなってしまう、と私は感じています。
なので、日本円がからまない通貨ペアでの運用を検討されている方に向けて、今回の設定例を先日のユーロ英ポンドに続き公開することにしました。
正直な話、英ポンドドルは値動きが大きいので、個人的にはおすすめしない通貨ペアではあります。
が、20年間割れていないサポートライン付近まで下落しているので、今最もB(買い)の売買システムを稼働したい通貨ペアです。
ループイフダンの通貨ペア選び・分散のコツなどはこちらのレポートで書きました。口座をまだお持ちでない方は、記事の最後にあるタイアップバナーからの新規口座開設後、条件を満たしていただき、是非受け取って読んでください。
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3.英ポンドドルの設定例その1・B100
それでは英ポンドドルBの設定例のその1です。
英ポンドドルB100で元手資金約44万円。
設定例1はこちら。
通貨ペア・ |
英ポンドドル・ |
最大 |
20 |
必要目安資金 |
43万5,122円 |
この設定を英ポンドドル月足チャート上で確認してみましょう。
英ポンドドルは、ここ20年間の安値の1.14のほんの少し上で推移しています。
20年間安値を大きく下に割り込むには、かなりの下押し圧力が必要だと思うのですがどうでしょうか。
こちらの設定は、最高値の買いポジションが1.15台の場合、為替が下落した時の売買停止ラインの目安は0.95台付近。
計算上はここ20年間の安値から1,000pips以上、値を下げても耐えられる計算です(*稼働時or高値の買いポジションの為替レートが1.23以上の場合)。
4.英ポンドドルの設定例その2・B100
英ポンドドルBの設定例のその2です。
この記事執筆時点では英ポンドドルは20年来安値付近で稼働しているのに、2,000pipsもの想定変動幅を取る必要はないのでは?と感じる方に、リスク&リターンを高めたのが設定その2。
英ポンドB100で元手資金約27万円強の場合。
設定例1は想定変動幅2,000pips、こちらは1,500pips。
想定変動幅を狭く・最大ポジション数を少なくして、リターンが先ほどよりも高くなりましたが、リスクも高くなっています。
その設定例2はこちら
通貨ペア・ |
英ポンドドル・ |
最大 |
15 |
必要目安資金 |
27万2,038円 |
この設定例その2を英ポンドドルの月足チャート上でご覧ください。
最高値の買いポジションが1.15台の場合、為替が下落した時の売買停止ラインの目安は1.00台付近。
設定その2のこちらも、計算上は直近20年間の安値から1,000pips以上、値を下げても耐えられる計算です(*稼働時or高値の買いポジションの為替レートが1.18以上の場合)。
英ポンドドルで1,500pipsの想定変動幅は心細いのですが、なんせ直近20年間の安値近辺で為替が動いているので。
英ポンドドルが安値圏にあるので、リターンを高くしたいのであれば、こちらの設定例2でしょうか。
念のためにリスクを軽減させたい方は設定例その1の方が良いでしょう。
私なら、設定例その1なら、英ポンドドルが1.25まで上昇したところで売買システムの停止を検討、設定例その2なら、英ポンドドルが1.20ぐらいまで上昇したら停止を検討します。
5.今回のループイフダン設定例の注意点他
最後に、今回の設定例の注意点をご覧いただきます。
- 対円通貨ペアではないのが魅力
- 直近20年間で見ても安値圏で推移している
- メジャー通貨×メジャー通貨の組み合わせというのも魅力
- B(買い)の売買システムならスワップポイントの支払いが発生するので利益を削るのが難点
- 数量を増やしたい方は掛け算をするだけです
メジャー通貨×メジャー通貨の組み合わせで、直近20年間で見ても安値圏で推移している英ポンドドル。
現状の安値水準で反転上昇してくれるかはわかりませんが、魅力的な為替水準であると言えるでしょう。
個人的にはスワップポイントの支払いがネックですね。
6.アイネット証券ループイフダン・タイアップキャンペーン
ということで、「ループイフダン」設定例シリーズ、英ポンドドルのB(買い)の設定例2022年9月版は以上です。
私の5年間以上の運用経験があるループイフダンに関する考え方と失敗から学んだ対応策などは、条件を満たすともらえます4本の特典レポート内でしっかりと書きました。
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