山中康司のループイフダン戦略レポート(2018年4月号②)

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ループイフダン「2018年4月の戦略」月中レビュー

4月2日に示した各通貨ペアの戦略と現時点(4月16日時点)における状況を見ていきます。

 説明中に出て来る各レートは、斜線部分の「黄緑のライン」のレートとその上下の「ピンクのライン」のレートです。ピボット「緑点線のライン」(P)を中心に、上側の黄緑のラインを(R1)、上側のピンクのラインを(R2)と示し、下側の黄緑のラインを(S1)、下側のピンクのラインを(S2)と示しています。

また、それぞれの月においてS2以下がゾーン1、S2~S1がゾーン2、S1~Pがゾーン3、P~R1がゾーン4、R1~R2がゾーン5、R2以上がゾーン6を示しています。

(詳細は『確率を味方につけるループイフダン戦略』をご参照ください。)

●ドル円

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4月16日までのレンジ=105.77~107.78

4月前半は米国主導の通商交渉やシリアを挟んで米露の対立など、本来であればリスクオフの円買い材料となるニュースが目立った割には3月下旬からのドル高トレンドが継続する動きとなりました。株価も4月に入ってからは目立った材料が無い割には強い地合いを維持していましたので、新年度入りによる新規株式投資がリスクオンの動きを作りドル円でも円安傾向が続いたと考えられそうです。

4月の戦略はSタイプを考え「S25」を106.312から1万通貨単位最大ポジション数10で運用していましたが、5日時点で早々に107.39(R1)以上のドル高となってしまいましたので、運用STOPとして現在は様子見となっています。現時点(4月1日~16日)でのポジションは7単位、53,734円の含み損となっていますが、下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。またここまでの確定損益は29,410円の利益です。月末まで、現行ポジションのみ継続します。

●ユーロ円

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4月16日までのレンジ=129.98~132.90

4月前半はイタリアの連立協議難航といった売り材料もありましたが、株高がリードするクロス円全体でのリスクオンの動きに加わって、先週にはオーストリア中銀総裁のタカ派発言でECBの緩和縮小思惑が強まったことから、ユーロ円も強い地合いが続いています。

4月の戦略はSタイプを考え「S40」を1万通貨単位最大ポジション数10で2月から継続運用していました。しかし、思惑に反して10日に132.51(R1)以上のユーロ高となったため、月末まで運用STOPとしました。現時点(4月1日~16日)でのポジションは9単位、155,170円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。また前半の確定損益は20,141円の利益となっています。月末まで、現行ポジションを継続します。

●ポンド円

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4月16日までのレンジ=148.40~153.85

4月前半はポンド円もユーロ円同様に底堅い展開となりました。クロス円全般のリスクオンの動きの中でも150円の大台とも重なる前月高値を大きく上抜けたことでテクニカルな買いも目立ちましたが、英中銀MPC(金融政策決定会合)委員による早期利上げ発言もポンド買いに寄与したと言えます。

3月の戦略はSタイプを考え「S50」を1万通貨単位最大ポジション数10で2月から継続運用していましたが、思惑に反して151.01(R1)以上のポンド高となりましたので、月末まで運用STOPとしました。現時点(4月1日~16日)でのポジションは8単位、163,448円の含み損となっていますが下降局面での買い戻しを待っている状態となっています。また前半の確定損益は328,429円の損失となっています。これは2月から継続している中で、比較的低いレートでエントリーしたポジションが損切りに引っかかったことによるものです。

含み損も含めて今月は大きな損失となっていますが、月末まで現行ポジションを継続します。なお、残りのポジションも想定外の損失を避けるため、自動での損切り設定を入れています。

●豪ドル円

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4月16日までのレンジ=80.83~84.08

4月前半は豪ドル円もユーロ円やポンド円と同様に底堅い値動きを見せました。前月に80円の大台に近づいたあたりから反発したことも4月以降豪ドル円を買いやすい流れにした面もありそうです。

4月の戦略は押し目買いで、1万通貨を81.72から「B20」、最大ポジション数10で開始していました。現時点(4月1日~16日)でのポジションは4単位、8,200円の含み損となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状態となっています。また前半の確定損益は68,175円の利益となっていてトータルではプラスです。

1日レポートで示したシナリオ転換の水準には到達していませんので、豪ドル円の「B20」はこのまま月末まで運用を継続とし、転換の水準に達した時には1日レポートのシナリオに沿った運用に切り替えます。

●ユーロドル

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4月16日までのレンジ=1.2215~1.2396

4月前半のユーロドルは前月同様に方向感のはっきりしない展開が続きました。売買ともに細かな材料は出たもののインパクトに欠け、トレンドが出ない状況は1月下旬から続いています。テクニカルにも高値を切り下げ安値を切り上げる典型的なもみあいパターンとなっていますので、どちらかに抜けるまではこの状態が続くものと考えられます。

4月の戦略はSタイプを考え「S40」を1万通貨単位最大ポジション数10で1.2328から開始しています。現時点(4月1日~16日)でのポジションは3単位、21,983円の含み損となっていますが上昇局面での売り直しを待っている状態となっています。また前半の確定損益は21,154円の利益となっていてトータルでは若干のマイナスです。

1日レポートで示したシナリオ転換の水準には到達していませんので、ユーロドルの「S40」はこのまま月末まで運用を継続とし、転換の水準に達した時には1日レポートのシナリオに沿った運用に切り替えます。

【参考】

フィボナッチ・ピボットをもっと詳しく

◆山中康司の確率を味方につけるループイフダン戦略とは?

ピボットをもっと詳しく

◆テクニカル解説集 ピボット|アイネット証券

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著者プロフィール

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山中康司
1982年アメリカ銀行入行、1989年バイスプレジデント、1993年プロプライエタリー・マネージャー。1997年日興証券入社、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。2002年アセンダント社設立・取締役。テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合させたトレンド分析には定評がある。ループイフダン関連書籍『マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ』を監修。

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