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2017/11/27
シストレ活用事例

初心者でもできるおすすめのシストレは?

#FX
#自動売買・シストレ

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初心者でもできるおすすめのシストレは?

 

システムトレード(シストレ)と聞いて、まず思い浮かべるのはなんでしょうか?

「システムが勝手に取引するのはちょっと怖い」、「そんな簡単に儲かるものなんてないんじゃないか」、・・・でしょうか?

システムトレード(シストレ)とは、あらかじめ定めたルールに沿って、システマチック(機械的)に売買を続けていく取引です。
多くのトレーダーはシステムを使って自動売買をしていますが、自分でルールを決めてそれに基づいて手動でトレードをする場合もシストレと定義づけられます。

「システムトレード=自動売買取引」と説明しているケースもよく見受けられますが、厳密に言えば、両者は同じものではありません。システムトレードの本質は、ルール通りに取引を繰り返していくことであり、自動ではなく手動のトレードであっても該当します。

これに対し、特定のルールに従ってオートマチック(自動的)に売買が執行されていくのが自動売買取引です。ただし、実際にはシステムトレードのほとんどがプログラミングによって自動的に取引が進められていくようになっており、「システムトレード≒自動売買取引」の状況にあるとも言えるでしょう。では、システムトレードはどうして初心者でも始めやすいのでしょうか? それは、売買のタイミングに困らなくて済むからです。

本来、そういった判断は為替相場に関する知見や過去の経験則に基づいて投資家自身が行います。初心者にはそれらが不足しているわけですが、システムトレードなら設定したルール通りに売買が進められていくので、自分自身で判断する必要がありません


前置きが長くなりましたが、今回はFX取引で最近注目を浴びるようになったシストレの中から特に初心者に向いているおすすめのシストレを紹介したいと思います。

 

これは抑えておこう!シストレを使うメリット

 

こう質問すると、「どんな相場にも勝てるシステムを作り出すこと(見つけること)」→「でもそんなものはない!!」という答えになってしまうかもしれません。

確かにそうですね。

ではシストレを使うメリットは何か、まずはこれを抑えて話を進めましょう。

①感情を廃することができること

???と思われるかもしれませんが、これってトレードをするにあたって非常に重要なことなのです。

よく聞くのが、デモトレードでは勝てたけど、いざお金を出してトレードをしてみたら全然うまくいかなかったという人が少なくありません。

このような方は、おおまかな相場の予想は外れていないのですが、本当のお金がかかっている為、欲が出て利益を取るタイミングを逃してしまったり、逆に損失を確定するのが怖くて損を拡大させてしまったりして、結果負けてしまうケースが多いのです。

シストレであれば、トレードは一定のルールに従って進んでいくのでこのような感情に揺さぶられて負けてしまうことを回避することができるのです。

②24時間継続してトレードをしてくれる

一般の方がトレードに割ける時間は決して多くありません。そんな少ない時間の中で、収益チャンスを掴むことは簡単なことではありません。

シストレのツールを使って自動でトレードをすれば、収益チャンスを24時間見張っているのと同じで、専業トレーダー以上に相場と向き合うことができるのです。その為、収益チャンスが広がります。

③難しい知識は不要!

シストレとよく比較される裁量トレードでは、テクニカル分析や世界の金融政策についてのニュースなどマーケット情報を読み解く知識が必要となります。しかしシストレなら為替相場に関する情報を収集してそれらを自分なりに分析するといった作業も必要ありません。

 

シストレを使うメリットは、この3つが前提となります。これを理解した上で自分にあったシステムを利用できれば勝てるトレーダーに一歩近づくはずです。

おすすめの紹介の前にシストレのデメリットも簡単にお伝えしておきます。

シストレのデメリットは、売買システムによっては設定が複雑になることです。プロの投資家が作ったプログラムが自分にマッチしているかを判断することは時には為替相場を予想するよりも難しいため、初心者なら売買ロジックがシンプルなものを選びましょう。

それから、シストレを利用していても強制ロスカットのリスクはあります。自分の資産状況がどうなっているかはこまめにチェックするようにしましょう。

割と簡単!初心者向けのシストレ

 

最近のシストレのツールは、初心者でも始めやすいものがあります。

例えば、相場分析を専門にしている業者やアナリストが開発したシステムを選ぶだけの選択型システムや、リピート型と言われるシンプルなシステムもあります。
選択型のシステムでは、専門家の売買手法を利用できるメリットがありますが、どのようなルールでトレードされているかが公開されていないことが多く、含み損が出ているときに不安が募ることもあるようです。

この不安に耐え切れず、途中でシステムを停止してしまう場合もある為、折角のシストレのメリットを活かしきれないこともあります。

リピート型のシストレはどのようなルールでトレードが行われるかが公開されている為、選択型にあるような不安に駆られることがありません。

■シストレの主な種類サマリー

リピート注文型:基本的なシステムが決まっていてカスタマイズできる部分だけを投資家が設定して取引を行う、初心者向けのシステム。

選択型:FX会社が提供している売買プログラムの中から自分が好きなものを選択タイプ。ミラートレーダー系やオリジナル系がある。

開発型:投資家自身がシステム開発やカスタマイズするタイプ。上級者向け。

 

「初心者ある!ある!」の失敗例

初心者向けのシストレをご紹介したところで、初心者にありがちな失敗例をご紹介します。

よくあるのが、システムトレードがどういったルールで売買を進めていくのかについてほとんど理解しないまま、安易に取引をスタートしてしまうというパターンです。相場がどのような展開になったら利益(もしくは損失)が発生するのかがピンとこないまま、取引をお任せにしているわけです。

そうなると、相場環境が大きく変わってトレンド(相場の方向性)が転換した時に、設定したルールのまま続けても利益を得にくくなってしまいます。たとえば、「円安基調が続く中で一時的に円高に転じた局面で米ドルを買い、再び円安に戻ったら、その流れが続いている間はできるだけ利益を伸ばす」というルールのシステムトレードがあったと仮定しましょう。

円安トレンドが継続している限り、このトレードでは着実に利益が得られるはずです。110円だったレートが108円になった時点で買い注文が執行され、その後は120円まで円安が進行した場合、その流れに乗じて12円の値幅を手中に収められます。

しかし、もしも先々で円高へとトレンドが反転すると、逆に損失がもたらされることになります。108円で買い注文が約定しても、それから円高に流れが転じた場合、ストップロス(損切り)などの設定が行われていなければ、損失が膨らんでしまいます。

初心者の多くは過去の運用実績の高さをもとにいずれのシステムトレードを選ぶのかを決めていますが、一定期間だけの数値だけで判断するのはやめましょう。「たまたまその局面の相場にマッチしたルールだっただけ」というものを引き当ててしまいかねないからです。もっと中長期的な推移を検証したり、もともとあらゆる相場展開に対応したルールになっているものを選んだりするのが賢明だと言えるでしょう。

 

おすすめのシストレは?

 

シストレを検討してみるなら、リピート型から始めてみるのもお勧めです。

最近はリピート型シストレにも取り扱っているFX業者でいろいろなものがありますが、それぞれの特徴をよく理解してから始めましょう。

シストレで成功するための秘訣は、具体的に利益を得られるイメージを持たない状態で「とにかくシステムトレードなら着実に利益が得られる」と過信しないことです。そして、初心者にとっては中長期的な運用実績のチェックも簡単な作業とは言いがたいはずですから、上昇・下降・レンジ(ほぼ一定値幅でもみ合い)のいずれの相場展開にも対応できるルールのシストレを選ぶのが堅実でしょう。

 

最低限これだけはチェックしておきたいポイント

 

① リピートする価格帯のレンジは・・・
→ 当初設定した価格帯で固定されるか?
→ 価格の変動にあわせて自動的に価格帯が調整されるか?


 

② コスト面は・・・
→ シストレ利用時に1注文ごとなどに手数料が発生するのか?
→ 手数料は無料か?

③ 条件の設定は・・・
→ カスタマイズ可能か?
→ 選択式でシンプルなものか?

以上の3点は必ずチェックしておきたいポイントですね。

このような条件は各FX業者のホームページで確認できますので、シストレを始める際のチェックポイントとして是非参考にしてみて下さい。

ちなみにこのような条件を比較してみると、アイネット証券のループイフダンは、予め用意されたシステムを選ぶだけのシンプルなシストレで、手数料も無料の為、初心者が利用するならここから始めてみるのが良いかもしれません。

ループイフダンは、イフダン注文がループして(繰り返して)執行されていくシステムトレードです。

イフダンとは、新たに注文を入れる際に、「それが約定したら、為替レートが○○になった時点で決済する」という注文をセットで出せるというもの。たとえば、「為替レートが102円の時点で米ドルに買いを入れ、105円になったら売る」といった注文を同時に入れられます。

ループイフダンでは、一定値幅ごとにこのイフダン注文を繰り返し、利益が出ているポジションが決済されていきます。いくらの値幅で利益を確定させていくという戦略が明確になっていますし、頻繁に売買が繰り返されて効率的な運用が続けられます。

詳しい仕組み:ループイフダンの仕組みや動きについて

為替レートの小刻みな動きも逃さずトレードを仕掛けられるため、方向感が定まらないレンジ相場でも着実に利益を積み上げられるのが強みです。特に、アイネット証券のループイフダンはトレンドが上昇・下降へと転じた場合もその流れに対応できるロジックになっていますし、「マイセーフティ機能」という自分が決めた損失額になったら決済注文を発動する機能も用意されているのでリスク管理もしやすいです。

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【注意事項】

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