お金の勉強サイト 金銭改革 お金の勉強サイト 金銭改革
2026/08/19
鹿子木健

監査機能が働かないからこそ必要なFXのトレードチェック体制

#FX
#お金の勉強
FX勝ちパターン講座.png

投資家は自分の投資行動を自分で考え、判断します。FXも同様ですが、だからといって、投資家が孤独な存在であってFXは自分だけでやるものと思ってしまうと、そこには重大なリスクがひそんでいます。

監視機能が働かない孤独なトレードにはどんなリスクがあるのか、そのリスクをうまくコントロールするにはどうすればいいのか、今回はFXトレードに第三者的な監視機能をもたせることで安全性を高める方法について解説します。

1.監査機能が働かないと人は不正を働く?

ある会社の中で、経理担当者が1人しかいない場合を考えてみてください。その担当者以外は会社のお金の流れを把握していない状態です。その人が絶対に不正をしないと断言できるでしょうか。

最初は真面目にやっていたとしても、どこかで魔が差してしまう可能性はあるでしょう。これは担当者という個人レベルだけでなく、会社全体に対しても全くチェック機能が働かないとしたら、同様のリスクがあります。会社の場合の不正経理としては、粉飾決算などが考えられます。

このように、経理担当者の個人レベルから会社レベルまで、誰からも監視されていない環境下ではルールを破ってしまい、不正を働いてしまうリスクが少なからずあります。

これは、FXトレードも同様です。投資家は自分だけで考えて行動しているため、孤独な存在だと思われがちです。しかし、孤独であるということは監視機能が働いていないということでもあります。

監視機能が働いていない投資家は、それまでにトレードのルールを決めていたとしても、そのルールを破る可能性があります。「今回だけは特別」といって一度ルールを破ってしまうと、以後はルールを破ることのハードルが下がってしまい、ルールのない危険なトレードに手を染めてしまうようになってしまいます。


 

2.監査と検証を可能にするトレード記録

それでは投資家に監視機能を働かせるためには、どんな方法があるでしょうか。

ひとつの方法として、配偶者など家族に投資のこと、トレードのことを共有する方法です。おそらく多くの投資家があまり気乗りしない方法だと思いますが、少なくとも家計の中で使ってはいけないお金を投資に使ってしまうといったことを防止する効果は期待できます。

しかし、このように「人」からの監視を受ける場合、大きな損失を出してしまった時など、とても言い出せないような結果が出た際にそれを隠したり、借金をして取り返そうとしたりと、さらに危険な行為に出てしまう恐れもあります。

そこでおすすめなのが、トレードの記録です。自分が行ったトレードを記録して、それをいつでも見られるようにしておく方法です。

私がトレード記録をおすすめするのは、人間の記憶に対する都合の良さや曖昧さを排除するためです。人間の脳は都合良くできていて、ちょっとした嫌なことは忘れてしまう一方で、成功体験を誇張気味に覚える習性があります。

「記憶」だけに頼ってしまうと曖昧さを排除できないため、第三者的な「記録」が必要になるわけです。

トレードの記録をつけることにより、どんな根拠でトレードをしたのか、その結果はどうだったのか、といった情報を第三者的に積み重ねていくことができるため、過去の成功や失敗を検証することでトレードの技術をブラッシュアップしていくこともできます。

記憶に頼ってトレードをすると根拠が曖昧なトレードを続けてしまうことになりますし、何度も同じ失敗を繰り返してしまう恐れがあります。


 

3.今日から始められるトレード記録

トレード記録といっても形式が決まっているわけではありませんし、難しく考える必要はありません。自分だけが分かれば良い方法を使って、主にトレードの根拠と結果がどうであったのかが分かれば良いでしょう。

最も手軽なのは、表計算ソフトのExcelを使って記録を付けていく方法です。Excelに以下の項目で構成される表を作成します。

①取引日時
②取引した通貨ペア
③取引の時間足
④売買方向(買い、売り)
⑤売買数量
⑥取引の理由(勝ちパターンなど)
⑦ストップ(損切り)価格とリミット(利益確定)価格
⑧決済日時
⑨損益額
⑩その他メモ、備考

横軸にこれらの項目を並べて、トレードをするたびに行を追加して記録していけば簡単にトレード記録一覧表が出来上がります。

これら以外にも記録しておきたい情報があれば項目を増やしても問題ありませんが、あまり詳細にしすぎると三日坊主になってしまって記録そのものをやめてしまう理由にもなりかねないので、続けられる範囲の情報にしておくのがポイントです。
 

勝ちパターンの実践に適したFX口座、アイネット証券
 

かなこぎ前.png

著者の他の記事も読んでみよう

ブログ集鹿子木かなこぎさん.png

このエリアにHTML要素を追加する

【注意事項】

  • 本記事に掲載する情報については、正確性・完全性の確保に努めておりますが、その内容を保証するものではありません。
  • 本記事は、資産運用やFX取引に関する一般的な情報提供を目的としており、特定の取引手法やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。
  • 投資に関する最終的な判断は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
    なお、本記事の閲覧または利用により生じたいかなる損害についても、著者および株式会社アイネット証券は一切の責任を負いかねます。

著者プロフィール
鹿子木健(かなこぎ けん)
鹿子木健(かなこぎ けん)

お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることをライフワークとして、 2004年から個人投資家として活動。投資分野はFX。不動産、株式、商品CFD、株価指数CFD、保険、暗号資産などの投資も経験した。

代表を務める株式会社メデュは、2020年5月に金融商品取引業(投資助言・代理業)を登録し、現在、「投資助言選択型自動売買ローレバレッジ・フォレックス」や、「鹿子木相場塾」などを展開している。

AIチャットに質問