投資判断に役立つ!FXで負けないための行動心理学!4選
FX取引を長く続けるためには、単に相場を分析したり、FXの勉強をするだけでは不十分だと、みなさんは知っていますか?
FX取引では、いくら知識があっても、感情に惑わされると正しい判断ができなくなります。
心理の性質を理解してコントロールする術を知らないと、積み重ねてきた利益の大半を失ってしまう大失敗につながることもあるのです。
この記事では、FX取引で失敗を避けるために、知っておきたい行動心理学を4つ厳選してご紹介します。
行動心理学を理解して実践することで、FX取引の大敵ともなりえる感情をコントロールすることが出来るようになります。
投資行動は行動心理学で決まる!?
FX取引は理論的に分析しているようで、実はその時の心理状態や、感情が投資判断を大きく左右することがあります。
そこで、知っておくとあなたの強い味方となるのが「行動心理学」です。
行動心理学とは、アメリカの心理学者ジョン・ブレイザー・ワトソン氏が提唱した、人間の行動からその心理を分析していく学問です。
たとえばFX取引では、利益を得たいという「欲望」や、お金を失いたくないという「恐怖」が、失敗の原因となります。
つまり行動心理学を知ることで、自分でも気づかないうちに失敗の原因となっている心理効果を自覚し、正しい判断に役立てることができます。
行動心理学4選
それではさっそく、FX取引に影響を及ぼす行動心理学について解説していきます。
FX取引で損をしてしまう人は、行動心理学の観点から、驚くほど共通点があります。
是非、ご自身を振り返りながらご覧ください。
1.バンドワゴン効果
「バンドワゴン効果」とは、みんながやっていることに、自然と流されてしまう心理効果のことです。
特に「周りの人がいいと言っているから、これはいいものなのでは?」のように、事実よりポジティブにとらえてしまう人間の心理や行動を表しています。
では、バンドワゴン効果がFX取引ではどのように影響するのでしょうか?
あなたは、「この通貨ペアはこれから上がる!」「今回ばかりは、エントリーすれば勝ち確だよ!」などといった投資系インフルエンサーの強気予想を見たことがありませんか?
もしあるなら、そうした意見に同調する多くの人々の投稿も同時に目にすることでしょう。
「自分も乗り遅れないように買わないと!」と思い込んで、反射的にエントリーしていませんか?
対策ポイント感情任せに焦ってエントリーは禁物です。エントリーする前に、信憑性や根拠はあるのか?など、冷静になることが大切です。 バンドワゴン効果により、その場の感情で反射的にFX取引をしてしまっていないか、定期的に振り返って、自分の考えや行動をより意識的にコントロールしてみましょう。
2.サンクコスト効果
「サンクコスト効果」とは、これまで投資にかけたお金、つまりコストを無駄にしたくないと考え、同じ行動を続けてしまう心理効果です。
FX取引では、たとえその投資が損をしそうだと頭でわかっていても、「これまでにお金を投資してしまったから、ここで諦めたらもったいない」、「取り返したい」と感じてしまうことがあります。
サンクコスト効果の怖いところは、その投資を続けるデメリットがメリットを上回っているとしても、「もったいない」と感じ、やめられないことです。
例えば、保有していたポジションの利益が損失に変わってしまったとします。
サンクコスト効果が働くと損失を回避したいという心理から、損切りが出来ずそのままポジションを保有し続けてしまうのです。
しかし、相場が下落し続けることで損失も増えるため、結果としてさらなる損失を招いてしまいます。
当然、このような取引は、大きな損失を招くリスクがあります。
対策ポイントサンクコスト効果を克服するには、過去と現在を切り分けて考えることが効果的です。実際、「自分がこれまでに投資で失った金額や、かけたコスト」は「未来の相場の値動き」と何の関係もありません。FX取引で安定的にリターンを得られる人は、合理的な判断を続けていくことができる人です。
3.プライミング効果
「プライミング効果」とは、先に得た情報がその後の判断に影響を与える心理効果です。
たとえば、ニュースで「円高に向かう」というアナリストの予想を読んだり、見たりしていたとします。すると、その後に得る情報の多くが、円高要因に思えてしまったり、すべてが円相場に影響する材料に感じてしまったりします。
日本株が上昇しているのを見て、「やはり日本経済は好調だ。投資先としての日本に注目が集まり、日本円も上昇するだろう」と考えるかもしれません。
しかし、相場環境によっては好調な株式に投資をするため、通貨を売り、株式を買う動きが生じ、日本円の下落につながることもあります。
対策ポイントプライミング効果は、情報源が限られている状態で起きやすくなりますので、1つの情報源だけに頼らず複数の情報から分析してみるなど、なるべく多角的な情報から投資判断を心がけましょう。
4.ギャンブラーの誤謬
「ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)」とは、ランダム性が高い対象であるにもかかわらず、「何回も同じ結果が出ているから、次はきっと違う結果になるはずだ」と錯覚してしまう心理効果のことです。
たとえば、ある通貨ペアの価格が5日連続で上昇している時、「さすがに、今日は下がるだろう」といった主観が入ってきます。
しかし、為替レートは5日連続で上昇しても、次の日に下落するとは限りません。前回までの傾向を元に、次の価格を正確に予想できるとは限らないのです。
対策ポイントFX取引でギャンブラーの誤謬に対策するには、値動きは独立した要因で発生していると考え、その要因は何だったのかをリサーチする習慣を付けるといいでしょう。
勝率が良い時こそ要注意!?
ここまで、FX取引に影響を与える行動心理学4つ厳選してお話ししましたが、心当たりはありましたか?
心当たりがないという方は、今後FX取引の調子がよくなってきた際にもう一度この動画を思い出してみることをおすすめします。
FX取引の調子がいい時は、自信過剰バイアスという心理効果によって、だれでも自身の判断力を過大評価しやすくなる傾向があります。
FX取引で連勝が続いていると「FX取引はもう完全にマスターできた」と感じてしまいませんか?
この考えは、結果としてより、直感的に取引をすることにつながってしまい、今回ご紹介した行動心理学の負けやすい行動に陥ってしまうこともあります。
行動心理学の知識を取り入れることはもちろん、どんな時も気を抜かない慎重さこそ、FX取引で成功するための重要な要素だと言えるでしょう。
本日のまとめ
今回は、FX取引するなら知っておきたい行動心理学についてお話してきました。
最後に纏めると・・・
1.「周りの人がいいと言っているから、これはいいものなのでは?」と思ってしまう「バンドワゴン効果」
2.これまで投資にかけたお金、つまりコストを無駄にしたくないと感じる「サンクコスト効果」
3.先に得た情報によって、その後の判断が無意識に影響されてしまう「プログラミング効果」
4.何回も同じ結果が出ていると、次こそ違う結果になるはずだとさっかくしてしまう「ギャンブラーの誤謬」
もし、あなたが行動心理に惑わされない取引を心掛けるなら、投資判断を仕組化してしまうこともおすすめです。
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※本記事は情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本記事の情報により生じたいかなる損害についても弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。