レバレッジはチャンス相場で上げ、平時は下げて取引【鹿子木健】

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レバレッジは、有効的に使うことで、効率よく取引できる制度です。一方で、むやみに高いレバレッジをかけて取引し、その結果として相場から退場となるトレーダーも多いです。ここではレバレッジはどの程度かけたら良いのかを考えていきます。



1.レバレッジを上げすぎるとリスクも増える

FX初心者にありがちなのが、短期間で儲けようと無計画に高レバレッジで取引し、大きな損失を被ってしまうパターンです。

現在、日本のFX会社では、最大25倍のレバレッジをかけて取引できます。

例えば、ドル/円が140円の時に1万通貨(1万ドル)を取引する場合、本来なら140万円の資金が必要です。

しかし、25倍のレバレッジをかけると、1,400,000円÷25=56,000円になります。つまり、5万6000円あればドル/円を1万通貨で取引可能です。

このようにレバレッジを活用することで、持っている資金よりも大きな数量でのトレードが可能になる点は非常に有用です。

ただし、取引量が大きい分、リスクも大きくなります。

安易に10倍や20倍のレバレッジで取引してしまうと、1回負けただけで、挽回不能な損失になる可能性もあります。ましてや、FXを始めたばかりの人がいきなり10倍や20倍のレバレッジで取引するのは自殺行為です。

成功しているトレーダーは高いレバレッジで取引していると思われるかもしれませんが、平均1〜3倍のレバレッジで取引しているトレーダーの方が多いそうです。常にハイレバレッジで取引しているのは負けているトレーダーだけです。

それを考えると、レバレッジを1〜3倍程度にとどめてトレードすることが、勝ちパターンの要素になると思います。



2.高レバレッジが損失に繋がるしくみ

高レバレッジでの取引が大きな損失に繋がる流れを解説します。

①たまたま勝てた場合には大きな利益が出る。その味が忘れられず、いつもハイレバレッジで取引したくなる

②損失になると、必然的に1回の取引の損失が大きくなる。その損失を取り戻そうと、次もさらにハイレバレッジで勝負したくなる

③必然的に許容ロスカット(損切り)幅が小さくなるので、最終的に自分が想定した方向に相場が動いたとしても、一時的な反対側への値動きが耐えられず大損する

④ハイレバレッジの取引が常態化している人の多くは、ロスカット(損切り)できないか、ロスカットに強い抵抗感がある。彼らは、損失が膨らむ様子を見ていると気が気でなくなり、最終的には異常な精神状態となって大損してしまいがちになる

⑤ハイレバレッジのポジションを保有していると、他に大きなチャンスが生じても、その時点でエントリーする資金が残っていないため、みすみす見逃すことになる

⑥買い下がり、売り上がり(値動きに応じた分割エントリー)ができない。相場の大きな方向性を予測できた場合、買い場や売り場をゾーンで捉えてポジションメイクする手法も有効だが、ハイレバレッジの場合、そのような余裕はない

⑦ハイレバレッジの精神的重圧で、思考能力が麻痺してトレードがギャンブルになる(ハイレバレッジとは、常に自分の資産が危機にさらされていること)

⑧ハイレバレッジの取引をする目的は、「高揚感のあるトレード」である。トレードが手段ではなく目的化しているので、いつか破綻する

というような、危険なサイクルに突入する可能性が高いです。 

FXは100%勝てるわけではありません。常に高レバレッジで取引すると、負けた際のリスクは限りなく高くなります。



3.チャンスでのみレバレッジを高くする

私は最大レバレッジを口座全体で3倍以内に抑えています。

ただし、いつも3倍で取引しているわけではなく、普段は0.25〜2倍で取引しています。 

そして、年に数回ある「ここぞ!」という大きなチャンスが来たときにレバレッジ3倍で取引します。 

平時は低レバレッジでリスクを減らしつつコツコツと、そしてチャンスのときに大きく利益を取りにいくことで、長期にわたって安定的に利益を積み上げていける可能性は高くなると思います。 

もちろん、ハイレバレッジ取引が全て悪いというわけではありません。「レバレッジへの誤解を解いて見せましょう!」で説明していますが、合理性や計画性があるなら大きなレバレッジをかけて取引しても、まったく問題はありません。

しかし、合理性や計画性がなく、ただ短期間で儲けたいだけなら、ただのギャンブルトレードです。 

今は勝っていても、いつか大損し相場から退場するかもしれないリスクと常に向き合っていることを忘れてはいけません。



4.直近の相場から勝ちパターンを探る

私はFXで利益を出すために、勝ちパターンという考え方を提唱しています。 

勝ちパターンは何かというと、あえて抽象的に書きますが、「相場の方から、美味しい局面なのでぜひエントリーしてください」とお願いされている状態のことです。 

「ここでエントリーしたら勝てるかな?」という迷いは一切生じません。儲かって当然と判断できる形になっていることが、すなわち勝ちパターンです。

勝ちパターンを構成するものは、チャート分析やトレード手法だけではありません。資金管理、相場の地合、メンタルやマインドなど、全てが揃った状態こそ、勝ちパターンです。 

ですが、現在のFXの業界では、チャート分析やトレード手法のみが追い求められているように感じます。 

もちろんチャートや手法は大切なのですが、それらを単体で見るのではなく、それらを含んだ総合的な判断をしていくことが、FXを資産運用としてとらえていくベースになる考え方になります。 

私が皆さんにお教えしている勝ちパターンは1~10まであるのですが、現在注目の通貨ペアと分析の例を紹介します。

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著者プロフィール

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鹿子木 健
お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることがライフワークとして、 2004年から個人投資家として活動。投資分野は、FXを中心に、不動産、株式、商品CFD、株価指数CFD、保険、暗号資産など多岐に渡る。

代表を務める株式会社メデュは、2020年5月に金融商品取引業(投資助言・代理業)の登録が完了。7月から「SOPHIA FX 鹿子木健の勝ちパターンシグナル」を提供中。