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トレードの内容は記録しておきましょう【鹿子木健】
トレードの記録を残すことは、後からどういう取引をしたか振り返るために必要です。しかし、どんな内容を記録しておけば良いか分からない方もいると思います。今回はトレードを記録した方が良い理由と、記録しておく内容について解説します。
1.トレードを記録することは大切
自分が行ったトレードはきちんと記録しておくことが大切です。なぜ記録しておく必要があるのかというと、後からトレードを振り返るときの参考にするためです。
「自分で行った取引は覚えているから記録しなくてもいいや」と考えている方もいるかと思います。しかし、記憶というものは日が経つごとに薄くなっていきます。
1日前のトレードはどのような根拠でエントリーし、獲得利益はどのくらいだったのかは詳細に覚えているでしょう。しかし、1か月前のトレードや1年前のトレードのエントリー根拠を詳細に思い出すのは難しいと思います。
FX会社で取引履歴を確認することもできます。ただし、エントリー日時や取引数量、損益については記録されていますが、「なぜそこでエントリーしたのか」については記録されていないので、FX会社の取引履歴だけでトレードを具体的に振り返ることは難しいと思います。
自分でしっかりとトレードの内容を記録しておきましょう。
2.記録しておくべきこと
トレードを記録する媒体はエクセルや手書きのメモなど、なんでも良いと思います。ただし、以下の情報はしっかりと記録しておきましょう。
・エントリー日時
・エントリーの根拠
・利食い/ロスカット日時
・損益?
例えば、「○日○時にドル/円を買いでエントリー。買いでエントリーした根拠は○○○だったから。○月○日に利食い/ロスカットを行い、損益は○○だった」のように簡潔に記録しておくと、後で振り返るときの参考になります。
もちろん、記録は継続してつけることが大切です。
3.記録しておくことで振り返りやすくなる
私はエクセルの表で記録しています。1〜10までの勝ちパターンのうち、どの勝ちパターンでエントリーしたのか、エントリーした方向、損益などを記録しています。後で振り返った時に、いつ、どんなトレードをしていたのかが一目で分かります。
ちなみに、私がトレードを記録するために使用しているエクセルシートですが、読者特典として、拙著『 FXで成功するための「勝ちパターン」理論』からダウンロードすることが可能です。
4.直近の相場から勝ちパターンを探る
私はFXで利益を出すために、勝ちパターンという考え方を提唱しています。
勝ちパターンは何かというと、あえて抽象的に書きますが、「相場の方から、美味しい局面なのでぜひエントリーしてください」とお願いされている状態のことです。
「ここでエントリーしたら勝てるかな?」という迷いは一切生じません。儲かって当然と判断できる形になっていることが、すなわち勝ちパターンです。
勝ちパターンを構成するものは、チャート分析やトレード手法だけではありません。資金管理、相場の地合、メンタルやマインドなど、全てが揃った状態こそ、勝ちパターンです。
ですが、現在のFXの業界では、チャート分析やトレード手法のみが追い求められているように感じます。
もちろんチャートや手法は大切なのですが、それらを単体で見るのではなく、それらを含んだ総合的な判断をしていくことが、FXを資産運用としてとらえていくベースになる考え方になります。
私が皆さんにお教えしている勝ちパターンは1〜10まであるのですが、現在注目の通貨ペアと分析の例を紹介します。
目標は1155pips!ポンドドルの週足で買いサインが出ています!
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