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2022/02/25
FX投資

FX自動売買の詐欺の手口とは?詐欺被害に遭った時の対処法まで解説【ユアFX】

#FX
#自動売買・シストレ

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FXは自動売買という、非常に楽に取引できるツールがあります。

初心者から上級者まで活用している便利なツールですが、中には詐欺を働く業者もいるので注意が必要です。

この記事でわかること
・自動売買詐欺の手口
・自動売買詐欺に遭わない方法

この記事では自動売買の詐欺手口を紹介して、詐欺被害に遭わないための考え方と被害に遭ってしまった時の対処法について解説します。



1.FX自動売買の詐欺手口

FX自動売買は非常に便利なツールですが、必要としている人が多いため詐欺業者も狙い目にしています。

ですが、基本的に詐欺手口はどの分野でも同じ手口を使って売りに来るので、気を付けておくと良いでしょう。

実際に自動売買ツールで売るときの詐欺手口は次の3つです。

性能を偽った高額の自動売買ツールを売りつける
出金に応じない
指定の業者に口座開設させる

それぞれ解説していきます。

性能を偽った高額の自動売買ツールを売りつける

特に初心者が引っ掛かってしまうものとして、性能を偽った高額の自動売買ツールを売りつけられることです。

ネットやツイッターなどで流れている魅力的な広告で誘ってきます。

「初心者でも問題なく利益を出せる」「放置しても毎月20%の利回りは保証される」などの誘い文句が主に使われています。

もし本当ならばそれほど広告しなくとも評判がついてもっと有名になっているはずなので、過剰な広告は基本的に嘘だと思っていいでしょう。

他の特徴としては、特にいいツールということで高額な取引ツールを販売している詐欺業者が多いです。

例え高額なツールを購入しても宣伝通りの成績を得られないのがほとんどなので、わざわざ高いツールを購入するのは避けましょう。

出金に応じない

「高収益を上げるFX自動売買ツールを使うため」といって入金させて、出金をお願いすると断られます。

「入金してから出金まで1年間は必須」「1,000万ロットの取引を行わなければ出金不可」などの出金する条件が非常に厳しく設定しているところが多く、詐欺と訴えづらいのが特徴です。

例え条件を満たしたとしてもさらに厳しい条件を提示されたり、1年待ってから連絡してもすでに音信不通になっています。

指定の業者に口座開設させる

特定の金融業者と連携して口座開設させて、そのまま連絡が取れなくなることがあります。

詐欺業者は金融業者に口座開設させることで報酬を受け取るので、自動売買ツールはもらえません。

FXの自動売買ツール以外の口座登録が必要なもので同様の詐欺手段が取られます。



2.自動売買の詐欺に遭わないために

自動売買の詐欺に遭わないために、事前に準備が必要です。

自動売買ツールの購入前に、次の3点に気を付けましょう。

派手な宣伝や画像、うたい文句は疑ってかかる
検索で口コミや評判を調べる
フォワードテストでチェックする

以下にそれぞれ解説します。

派手な宣伝や画像、うたい文句は疑ってかかる

詐欺は相手に興味を持ってもらうことから始まります。

根拠がありそうな言葉や魅力的な数字を提示して、相手に興味を持ってもらうために宣伝します。

特にFXで負けていて何とかして価値を取り返したいと思っている人につけ込んできます。

例え負けていたとしても、あまりに都合のいい宣伝文句は詐欺だと考えて自動売買ツールを買わないようにしましょう。

検索で口コミや評判を調べる

購入前に口コミや評判を調べることも大切です。

今はどんな商品でも購入者のレビューが見られる時代なので、購入前に本当に詐欺被害がないか確認してみましょう。

明らかに低評価と高評価に分散している場合や、そもそもレビューが全く出てこない場合はかなり詐欺業者の可能性が高いです。

しっかりとした業者なら公式のページがあるはずなので、使い勝手だけではなく実際の利用者の声も確認しておくとだまされにくくなります。

フォワードテストでチェックする

フォワードテストとは、リアルタイムでFX自動売買を動かして運用結果を確認するテストです。

フォワードテストは現在進行形で進めるため結果が出るまでに時間がかかりますが、それでもきちんと運用結果を見てから購入するのは価値があります。

ちなみに過去のデータを使って運用テストするのはバックテストと言い、すでにデータがあるので一瞬で結果が確認できます。

フォワードテストと合わせて行うと良いでしょう。



3.被害に遭った時の対処法

いくら注意したとしても、詐欺被害に遭ってしまうことはあります。

被害に遭った時は、一人で解決しようとせず、他人を頼ることが大切です。

FX自動売買で詐欺被害にあった場合、次の3つに相談できます。

弁護士事務所
消費者生活センター
警察

以下にそれぞれどのような対応をしてもらえるか解説していきます。

弁護士事務所

有償ではありますが、一番確実な対応をしてもらえるのは弁護士です。

被害金を取り戻すには詐欺業者との交渉が必要ですが、法律に詳しくないと交渉を進めるのは難しいので、専門の弁護士に頼むと良いでしょう。

詐欺被害に当たるかの分析、どのように交渉すればいいかなど、様々な観点からアドバイスと対応してもらえます。

ただし、弁護士の中にも投資分野に強い人から疎い人までいるので、必ず専門性の高い弁護士事務所に頼むと良いでしょう。

消費生活センター

詐欺被害に対して早急な解決法を聞きたい場合、国民生活センター・消費生活センターに相談すると良いでしょう。

全国に800拠点程度あり、連絡すれば被害状況を確認してどう対処すればいいか助言してくれます。

あくまで助言までしかしてくれないのでその後の対応は自分で取る必要がありますが、どうすればいいか困っている人は利用すると良いでしょう

警察

現在インターネットの普及によって、振り込め詐欺や支援金詐欺など多くの詐欺が発生しています。

警察はその摘発にかなり力を入れているので、詐欺被害が出た場合は動いてくれる可能性があります。

相談すると詐欺被害に当たるのか、被害届の出し方などを教えてくれるので、まずは相談してみると良いでしょう。

警察に頼むときは110番ではなく、日常生活でのトラブルに対応する警察相談専用窓口(9110)を使います。



4.自動売買詐欺の手口を知って被害に遭わないようにしよう!

FX自動売買はFXを始める人にとって非常に便利なものですが、詐欺しやすいものとして常に詐欺業者が蔓延っています。

詐欺業者の手口は基本的に同じなので、自動売買ツールを購入する場合は被害に遭わないように気を付けて行いましょう。

もし被害に遭った時は、警察や弁護士、消費者生活センターに相談すると良いです。

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