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2021/11/26
シストレ活用事例

すくみ手法による3年弱の結果より、実質損益に対する考察をしていきます。【SSS】

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日本円を介さない外貨同士を組み合わせも、上手く使いこなした外貨の売買の仕組みを考えております。これを「すくみ手法」と名付けました。ループイフダンの5すくみにより、安定した利益が出せています。

このシストレちゃんねるを運営するアイネット証券ではFX自動売買であるループイフダンを売り出しています。ループイフダンは、自動的に外貨を買って、円を売るFXの自動売買ツールであり、例えばドル円であれば、ループイフダンB100 (USD/JPY) などを動かすだけで、誰でも簡単に、日本円でドルを買うことができます。アイネット証券では多数の自動売買システムを提供しており、このシステムを使いこなすことで、簡単に様々な種類の外貨取引ができるシステムとなっています。またこのシステムの中には、外貨で外貨を買うような、豪ドルドルや、NZドルドルなど、外貨同士の取引も可能で、この取引がまた日本円を介さない多彩な取引の元となっています。良くも悪くも日本円は、リスクオフのタイミングで買われ、リスクオンのタイミングで売られる傾向がありますが、日本円を介さないシステムを多く持っているため、日本円に惑わされない外貨取引もできるようになっています。

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例えば、ドルでユーロを買って、ユーロで円を買って、円でNZドルを買って、NZドルで豪ドルを買って、豪ドルでドルを買ってみると、ドルでドルを買っており、ぐるっと回る両建てができています。ドルでドルを買って売る、つまり両建て手法を、敢えて様々な通貨をぐるっと回すことでより安定感をだしたのが、このループイフダン5すくみとなります。すくみ手法は3すくみ、4すくみと様々な通貨ペアを使いこなすことで、多くのすくみを作ることが可能ですが、この5すくみは安定感も抜群で、とても良い手法と見ています。ループイフダン5すくみは、日本円とドルだけでなく、ドルとユーロや、豪ドルとNZドルのような値動きにも影響されますので、円だけに左右されにくい安定した利益が出やすい状態が作られます。このすくみ手法はじわじわと利益を積み上げ続け、結果積みあがった利益が含み損をこしていくときに、最終的に大きく儲かっている、そんな状態を作り出す手法だと感じています。



ここまでのループイフダン5すくみの推移をみていると、安定感と利益が両方出ますね。ただ現時点では含み損と確定利益がとんとんですが、超長期で見ていくといつか大きな利益が来ると感じています。

2019年1月上旬からのループイフダン5すくみの3年弱の結果は、以下のようになっています。

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まず棒グラフの確定利益の推移を見ていくと、コロナショックのあったタイミング以外では、ほぼ利益確定額の増え方、つまり一番上の部分をつないだ線の傾きは、あまり変わらない印象です。これは思った以上に面白い結果で、為替相場の値動きは様々な通貨をみていくと平均では安定していると推察できます。この傾きは超長期でもあまりかわらないので、良くも悪くも為替相場ではこの程度の値動きに収束することがわかりますし、仮想通貨や、株価と違って、超長期の利益の推移がよく予測できるわけです。これはとてもいい点だと思っています。超長期で予測が建てられるとは、超長期でいくらまで増えるかほぼわかるわけですので、とても良いと思います。





予測可能なループイフダンの5すくみの稼ぎは、様々な示唆がふくまれています。この予測可能なシステムを使いつつ、含み損をふくんだ、実質損益を考察していきます。

次に折れ線グラフで示した実質損益を見てきます。確定利益の動きと比べて、絶対値はあまり大きくありませんが、それでもある程度上下しています。例えば、ループイフダン5すくみで含み損が増えていくトレンドの場合は、大きく含み損が増え、結果、大きなマイナスとなります。一方で、含み損が減って、確定利益が伸びていく、レンジの場合には、大きく実質利益が改善していきます。実質利益と確定利益の差が大きく広がっているように見えますが、これはコロナ禍で大きく円高になったのちに、その後大きく円安になったため、大きな円安トレンドが発生したのと同じ状況となりました。2021年の7月ごろはこれが最も大きく、含み損が日々増える状態でしたが、為替はやはり回帰性があり、元に戻ってきました。

このようにループイフダンはある程度の回帰性を持つ為替とはとても相性がよいはずですので、そろそろ大きく利益が増えていくのではと感じています。またある程度まで含み損が増えていくのですが、広い状態でループイフダンの仕掛けのポジションが出来た場合、その間の値動きでは、含み損は一定で利益が上がり続ける状態が来ます。この中に入ったらもう最高で、常に利益が乗り続ける状態となります。ここになるまでにはもう少しかかりそうですが、円高が今回来るなら大きく実質損益がプラスになっていくのだと思っています。楽しみに待ち続けて、日々のデータ取りを進めたいと思います。データが上手く取れてきた時には、実質損益の予測もでき始めるのではと感じています。ランダムに見える為替の動きも実質損益の上げ下げのターンが見えてくるととても面白い考察となってくると感じています。実質損益の数式化が最後の目標なのかもしれません。 



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SSS
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大変運が良いため人生楽しく過ごしています。変動と金利と消費効率の最大化が大好きです。主にシステムトレードで両建てと独自の「3〜すくみ」の考えを使い、安定的に為替差益を取りながら運用しています。加えて株、仮想通貨、不動産など他の投資も比較しつつ資産形成を行っており、SSSの世界観というブログにまとめています。