超長期で見ていくループイフダン5すくみ検証。本検証は為替の歴史ですし、為替の海を航海するレーダーになります。【SSS】
すくみ手法は超長期で見ると、レンジの為替を映し出す鏡だと思っています。
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すなわち、ドルでユーロを買い、ユーロで円を買い、円で豪ドルを買い、豪ドルでNZドルを買い、NZドルでドルを買うことで、すべての通貨を絡めた形で、ドルでドルを買う形に戻ってくることができます。これは大きな意味での両建てをしており、ドルを売って、ドルを買い戻しています。
この形は、じゃんけんのぐー、ちょき、ぱーににているので、「すくみ」と呼んでおり、5つの通貨ペアを介しますので、5すくみと命名しています。
上記にも書いたように、5すくみは、ドル、ユーロ、円、豪ドル、NZドルで仕掛けることができます。これはループイフダンには、豪ドルNZドルの通貨ペアや、ドルNZドルの通貨ペアがあるため、うまくつなげることができるためです。
このようにすくみの関係で通貨ペアをぐるぐる回していくと、お互いがお互いの値段に干渉し続けるため、ある一定の通貨が常に弱くなるということが、理論上は起きにくくなるはずです。片方が引っ張られると、片方が引っ張られ、その結果、通貨の値動きが一定の範囲で回り続けられやすいのではと思いました。
この手法は、レンジの際には、お互いが一定の範囲で動き続けるため、含み損が増えず、とても上手くいくのですが、トレンドが出てくると、一気に含み損が増えます。ただ、今回の円安からの円高の状況を見ていても思うのが、やはり為替はレンジで推移することが多いということです。アイネット証券
ループイフダン5すくみは、確認し始めて早129週目。2年半弱は動かしています。2年半の間に、円高が来て、円安が来ました、そしてまた円高が来そうです。為替がよく理解できます。
こちらの図は、2年半のループイフダン5すくみを動かし続けた結果となります。
各通貨ペアは決済した際に、利益を出しますので、決済利益はどんどん積みあがります。特に大きな変化があったのが、2020年3月のコロナショックです。この図だとちょうど中央付近ですが、一気に利益が爆増しています。
この際には、同時に含み損も増えていたのですが、急激な円高からの円安でしたので、戻りの利益の角度がすごいことになっていました。この後、適温での淡々とした値動きが続き、含み損を鑑みたオレンジの線は行ったり来たりしていましたが、2021年に入ってからは、円安がぐっとすすんできたのでこの円安によって、また含み損が一気に増えました。
そして遂にこの2021年7月に入ったところで本格的な円安からの円高への変換がでてきましたので、円高による含み損の減少と確定利益の確保が始まりました。この状態ならまた強い価値を出せる5すくみへと変貌していきそうです。
このようにループイフダン5すくみの状況を見続けることで、為替の日々の値動きの理解やその影響が手に取るように分かってきます。
ループイフダン5すくみを一種のレーダー感知器として、為替を見つめ続けていきたいと思います。この儲けは儲けとして取るのですが、どちらかといえばレーダーとして考えていきたいです。
為替の値動きはとても難しく、全然思ったように動いてくれないのが現状です。でもこのループイフダン5すくみは常に一定の動きを出し続けますので、この動きの変則性はなく、為替の動きに対して常に一定の出力が得られます。つまりループイフダン5すくみを使い続けることで、目に見えない為替の値動きや、ある一定の方法で仕掛けを組んだ際の、損益の出力が見て取ることができるようになります。為替のチャート形状は見て取れるのですが、値動きから得られる利益や損失を確認していこうとすると、かなり困難になりますが、ループイフダン5すくみを走らせ続けることで、値動きから得られる損益を明確に追い続けることが可能となりました。
ループイフダン5すくみは一種のレーダー感知器や、ソナーのような感知器として、為替の本当の値動きを感知し続け、含み損や含み益からの声を聞き続けるシステムとなっていると感じています。為替は7割がレンジと呼ばれるため、ループイフダン5すくみは基本は利益が出続けておかしくないのですが、この儲けは儲けとして受け取っておいて、さらに為替の理解を深めるために、5すくみを利用したレーダー探知をすすめていきたいと思います。
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