スタートは誰もが失敗したくないものですよね。失敗談から学ぶ、失敗しない秘訣ご説明します。

1.FX初心者がやりがちな失敗談

副業（副収入）としてFXに狙いを定めた人なら、誰もが着実に利益を上げることをめざしていたはずでしょう。ところが、現実には「こんなはずではなかったのに……」と首を傾げている人が少なからず存在しています。

いったい、その原因はどういったポイントにあるのでしょうか？　しっかり副業として成立させるために、FXの初心者にありがちな失敗例を検証し、“他山の石”として貴重な教訓を得ておきましょう。

まず、「自分に最も合ったものを見つけたかったので、とにかく様々な手法やツールを試してみた」というのがFX初心者のＡさん。ところが、「どれもなかなかピンとこなくて、あまり利益も出なかったから、すぐに次のものに乗り換えていった結果、損失だけが積み重なってしまったという感じです」と後悔しているようです。

あれこれ試して自分に適した手法やツールを探すという発想自体は、けっして間違っていないでしょう。Ａさんのチャレンジが好結果に結びつかなかったのは、その手法・ツールは有効かどうか、自分の予算やニーズに合ったものかどうかに関する検証が曖昧だったことが原因かと思われます。

言い換えれば、手当たり次第、行き当たりばったりで試すという行為を繰り返していただけのようです。これに対し、FX以外では投資経験のあったBさんは、「勝率的には悪くないのに、損失が発生した場合になかなか諦めきれなくて深傷を負ってしまった」と嘆いています。

それなりの勝率に達しているのにトータルではプラスになっていないのは、一度の取引で得られた利益が小さかったからだと推察されます。そして、損失が出ても諦めきれなかったのは、「自分なりの損切りルールを決めていなかった」という事実を物語っています。

また、CさんもFXの初心者特有の失敗を犯した様子。「元手が乏しかったから、できるだけレバレッジの倍率を高くして大きな利益を狙ったら、読みが外れてすぐにロスカット（強制決済）になってしまいました」と溜息混じりに語ります。

元手がかなり限られている状態でフルにレバレッジを効かせてしまうと、まさに「のるかそるか」のギャンブルと化してしまいます。予想と逆方向に相場が動くと、わずかな値幅でも損失にもレバレッジが効くので、すぐにロスカットとなるのは当然です。

2.失敗してしまった理由はこれだ！

３人の失敗の理由について、もう少し詳しく検証してみましょう。

あれこれ試して自分に適した手法やツールを探そうと思ったものの、よくわからないままとなってしまったＡさんの最初のつまずきは、候補とするFX会社をリストアップする際に、その選択基準が曖昧だったことにあるようです。手数料の安さやツールの使いやすさ、過去の実績など、それぞれの会社のどんなところに魅力があるのかをきちんと見極めて選べば、おのずとその点をきちんと検証するはずですし、各社のメリットを享受できていたことでしょう。

また、Ｂさんの行動パターンは「予想通りに相場が動いた場合は性急に利益を確定させる一方で、損切り（損失の確定）はできるだけ先送りにする」というもので、初心者や経験の浅い投資家にありがちです。「相場の流れが逆転しないうちに……」という心理で利益確定を急いでおきながら、「もう少し辛抱すれば相場の流れが逆転するかも？」と損切りをいたずらに遅らせています。

しかし、利益を着々と積み重ねている投資家はその真逆の投資行動を取っています。あらかじめ利益額と許容できる損失額を考慮した上で利食い・損切りのラインを設定し、読みが外れた場合は深追いせず、潔く損切りを行っているのです。

このような人は”損小利大”と呼ばれる考えを実践しており、これはFXだけに限らず、あらゆる投資における基本とされています。

しかも、高成績を得ている投資家の多くはトレードの経緯をきちんと記録し、好結果が得られなかった場合の原因をきちんと検証しています。当然ながら、十分な経験を積むことなく、少額の元手しかない状況でむやみに高いレバレッジを効かせることもありません。

こう聞くと、「初心者にFXはハードルが高すぎる？」と思ったかもしれませんが、それは大きな誤解です。最近では、誰でも簡単に始められるように初心者向けの自動売買ツールを使って運用している人が増えています。特に、本業がある身で副業としてFXにチャレンジする場合はさらに「時間の制約」というハンデも関わってきますが、自動売買システムを使えば投資に多くの時間を費やす必要はありません。たとえばアイネット証券が提供しているループイフダンという自動売買ツールなら、初心者でも無理なく始められるので、先述した失敗＝リスクを管理しながらFX投資をすることもできます。

3.初心者がFX取引で副業として失敗しないための秘訣

なぜなら、アイネット証券のループイフダンは「レートが一定の値幅動いたら自動的に売買を繰り返す」というシンプルな仕組みで、あらかじめ簡単な設定をすませておけば、自分自身で利益確定や損切りのタイミングを見計らう必要なく、オートマチックに取引が進められていくからです。

また、自動売買システムですから、副業として取り組んでいる人にとって大きなネックである「時間の制約」に悩まされることもありません。

あくまで過去の結果で将来を約束したものではないにせよ、2019年初頭から同ツールでカナダドル/円に30万円（1,000通貨）を投資してその年の年末まで運用していたら、資産が130％増となりました。

冒頭で紹介した３名もループイフダンを活用して低レバレッジの少額投資にとどめていたら、大きく異なる結果が出ていたかもしれません。

4.まずは低レバレッジでトレーニングを重ねていこう！

知識や経験が乏しいと感覚的に判断しがちですが、手数料や取り扱っているツールの違いは投資成果を大きく左右しかねないだけに、初心者こそFX会社の選択には慎重になったほうがよさそうです。手数料の設定、ツールのわかりやすさ、その実績は必ずチェックするようにしましょう。

そのうえで、自分が投入できる予算やリスク許容度に応じて損切ルールをあらかじめ決めていくことが大切です。リスク許容度とは、どの程度のマイナス（損失）なら精神的かつ財政的にも耐えられるのかという度合いです。

こうしてマイルールをきちんと定めたら、まずはレバレッジはほとんどかけずにトレードを始め、コツコツと経験を積んでいくのが堅実です。「とにかく短期的な値動きに収益機会を見つけたい！」という人でなければ、時間を味方につけて中長期的なスパンで運用に臨むのがおすすめです。

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なお、ループイフダンの詳しい説明やそのメリットなどについては、下記のコンテンツを参照してください。
https://inet-sec.co.jp/systrd/

※このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本レポートの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者は一切の責任を負いかねます。